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お出掛け アーカイブ

2006年05月06日

Golden Gate Bridge & Bay Bridge

Golden Gate Bridge

Bay Bridge

2006年05月13日

Palo Alto Farmer's Market

Farmer's Market5月中旬から12月中旬まで、毎週土曜日の朝8時からお昼まで開かれるというPalo Alto Farmer's Market。今日はその初日です。Violetにまたがって、とりあえずどんなもんだか偵察に。
9時半過ぎに到着すると、すでに結構な人出。オーガニックの野菜や果物もそうでないものもあるみたい。他にはパン、魚、クレープ屋さん、花、蜂蜜、自家製ジュース等も並んでいます。

Farmer's Marketこのオーガニックの葉っぱ屋さんで小ぶりのチンゲンサイを購入。オーガニックなので、ちっちゃい虫がついている。ちょっと怖いけど、気にしない、気にしない、オーガニックなんだから。
 
 
 
 
 

Farmer's Marketシイタケもあります。普通サイズは1ポンド(約450g)で$7.50ですね。スーパーの半額ぐらいなので、どんどん売れてます。アメリカではどうやって食べてるのかな?
 
 
 
 
 
 
Farmer's Market美味しそうなにおいに誘われて、アプリコットデニッシュを買ってみました。パイのところは薄めでさくさく、アプリコットの酸味が程よくってうまいっ!
家に帰ってから、早速チンゲンサイを炒めて食べたところ、食感はシャッキシャキ、ちょっと苦いような特有の香りがはっきりしています。そうか、チンゲンサイってこういう味の野菜だったのかー。

2006年05月15日

Santa Cruz

DSCN0232.JPGアウトドアスポーツウェアを扱っているパタゴニアのアウトレットがSanta Cruzにあることがわかり、週末に観光がてら出掛けました。Santa Cruzは、Monterey Bayの南端に位置する小さな海辺の町です。まずはPalo Altoから太平洋を目指して西へ。途中、自転車で激走する人達が行き交います。太平洋にぶつかったら、海岸沿いの道をそのまま50〜60km南下。海水浴のできるような砂浜にはほとんどお目にかからず、荒々しい断崖絶壁か岩場のような海岸線が
Patagonia @ Santa Cruz続きます。町に入るとすぐにありました、パタゴニア。ほら。
 アウトレットなので、デザインやサイズがそろっているわけではありませんが、中には掘り出し物があるようでした。

      
  
  
  
  
DSCN0245.JPGパタゴニアのお店を出たところに、オーガニックのカフェがあります。チーズの品揃えが豊富です。トマトと焼いたアスパラガス、モッツァレラ、バジルペーストのサンドイッチは優しい味。
 Santa Cruzの海岸は美しく、遊歩道が整備されていて、そぞろ歩く人達でにぎわっていていました。サーフィンやヨットなどマリンスポーツを目当てにやってくる人が多い街のようです。
Santa Cruz

2006年05月31日

Hakone Gardens

Hakone GardenI-Center主催のWednesday Tourに参加し、Hakone Gardensに行って来ました。Hakone Gardensは、Palo Altoから南東25km、Saratogaにある日本庭園です。立派な門をくぐって敷地に入ると、池には コイが泳ぎ、太鼓橋がかかっています。見上げるとUpper Houseと呼ばれる家屋がありました。

DSCN0393.JPG池の左手には小さな滝まで流れており、裏手には竹林が続いています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
DSCN0397.JPG現在、ここで働く専属の庭師は二人だけとのこと。広い庭園の手入れは大変な作業と思います。
もうひとつ、Lower Houseと呼ばれる家屋の前には小さい石庭があり、また、昔台所だったという別棟にはお茶室も設えられていました。
 
 
 
 
 
 
 
 


DSCN0402.JPGさてさて、帰り道に近くでピクニック。ピクニックなんて、久しぶりです。いろいろな国からスタンフォードにやって来た方達と知り合うことの出来る、楽しいイベントでした。

2006年06月03日

Napa Valley

DSCN0411.JPGDSCN0414.JPGDSCN0429.JPG今日は、カリフォルニアワインの産地のひとつ、Napa Valleyを目指すことにしました。まずはSan FranciscoからGorden Gate Bridgeを渡った対岸の街、Sausalitoで腹ごしらえ。炭火焼のハンバーガー、税込みで$7ほど。確かに炭火焼のハンバーグはおいしいけど、ちょっと観光地価格。そこから車で30-40分北上すると、うねうねとぶどう畑が広がり始めました。道沿いにところどころワイナリーの看板が出ていて、ワインのテイスティングができたり、ワイナリー内を見学できたり、ピクニックエリアがあって、お弁当をひろげることができたりします。テイスティングはワイナリーによって有料のところもあれば無料のところもあり、もちろん気に入ったワインがあれば購入することが出来ます。大きなワイナリーの駐車場には、なぜか日本では見たこともないような長いリムジンが停まっていました。何台か見かけたので、リムジンに乗ってワイナリー巡りをするというリッチなツアーがあるのかも知れません。
 ワインに詳しくない私たちは、ワイナリーを巡りながらテイスティングを楽しむ、というよりも、ぶどう畑の広がる丘陵地のドライブを楽しんだ一日でした。
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2006年06月12日

Dish

DishDishStanford from the Dishスタンフォード大学キャンパスの南側にThe Dishと呼ばれる丘陵地帯があります。Dishは、そこに設置されている大きな大きな円形のアンテナの愛称。なかを一周している道があり、日中はスタンフォードの学生や地元の人達に開放されているため、ウォーキングやジョギングスタイルの人達がいつも出入りしています。私たちもいざ!
Dishの出入口まではアパートから自転車で30分足らず。ですが、緩やかな坂をこぎ続け、すでにへーへー。Violetをそこに待たせて、登り始めました。
 ただただ草原。一番高い地点では、360度視界が開け、スタンフォードのキャンパスはもちろんサンフランシスコ湾、湾の対岸まで一望できます。気持ちいい〜。
さて、行けども行けども道は続き、ついには遠くに見えていたthe dishは目の前。ここまで来て引き返すこともなかろう、とひらすら前進。結局1時間半ほど歩き続け、ようやくVioletのもとにたどり着きました。帰り道が下り坂で本当に助かりました‥‥。

2006年06月14日

Allied Arts Guild

ESLで一緒のお友達とランチに出掛けました。アパートから1kmくらいのところにあるAllied Arts Guildのレストランです。中に入ると、お給仕の方がやけにたくさんいます。しかもお歳を召した女性が圧倒的。聞けば皆さんボランティアとのこと。お客さんの置いていくチップがスタンフォード大学内のLucile Packard Children's Hospitalで治療が必要な、経済的余裕のない子供達のために使われるとのこと。敷地内のお庭は美しく手入れされていて、キャンバスを広げている人もちらほら。肝心のランチはというと、スープかAllied Arts Guildサラダと2種類から選べるメイン(今日はハムの入ったトルティーヤと焼いた野菜か、エビののったシーザーサラダ)、デザート(スポンジケーキの上にイチゴとイチゴソース、生クリームがかかったもの)に飲み物がついて$17。スープかサラダとサンドイッチ、あるいはスープとサラダのセットが$10と結構いいお値段。ですが、野菜たっぷり、優しい感じの料理で、ボランティアの方々のサービスも親切だし、気持ちのよいレストランでした。

2006年06月17日

Yosemite National Park

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San Franciscoの東約200km、ヨセミテ国立公園に行きました。想像をはるかに超えて、とにかく壮大。谷を埋める針葉樹がじゅうたんのように広がっています。森林の中の初心者向けハイキングコースをいくつか歩き、マイナスイオンをたくさん浴びてきました。

2006年06月23日

Cantor Arts Center

Canter Arts Center金曜日はESLがありません。ESLで一緒のインド人のお友達、ご近所の日本人のお友達と3人でスタンフォード大学のキャンパス内にある美術館、Cantor Arts Centerに行きました。自転車を降りてすぐに、同じくESLで一緒のブラジル人とそのお嬢さんを発見。昨日ESLを休んだのはワールドカップ、ブラジルー日本戦をみるためだったとのこと。う〜ん、気合いが違いますね。左端が二人です。

Canter Arts CenterCanter Arts Center
前庭にはロダンの彫刻が並んでます。展示されているのは地域も時代も様々な作品で、数も多くないので飽きません。日本のものでは、仏像や平安時代の彫像のほか、掛け軸や焼き物も幾つか展示されていました。
併設されているカフェのランチが美味しいとの評判なので、また今度行ってみようと思います。

2006年06月26日

Classic Cars for Charity

DSCN0634.jpgアパートのすぐそばのグラウンドで、チャリティーのクラシックカー展示会が開催されました。地元のライオンズクラブが主催し、収益はスタンフォード大学内の子供病院に寄付されるとのこと。どれどれ、と私達が足を運んだ昼頃には、既に多くの人が集まり、にぎわっていました。入り口にチケット購入のテントがあり、入場料は1人$20。結構高い!残念ながら持ち合わせがなく、雰囲気だけでもと写真を撮らせてもらいました。

2006年07月02日

Niagara falls

DSCN0651.JPGDSCN0658.JPGトロントからナイアガラの滝へ行きました。バスを乗り継ぎ乗り継ぎ、あ〜見えてきた〜。向かって左の滝はアメリカ、右の滝がカナダ側です。とことこ川沿いに歩いて行くと、舞い上がる水しぶきがすごい。観光船に乗船している観光客の雨ガッパが強風にさらされ、ばたばたしています。滝がまさに落ちるところの水の勢いは圧巻でした。

2006年07月03日

Toronto

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トロントまではサンフランシスコから約5時間です。時差は+3時間なので午前中はボーッとしている感じになりますね。トロントは歴史を感じさせる一方、清潔で洗練された高層ビルも建ち並ぶ街です。
<写真左上>こちら1899年に完成したという旧市庁舎。
<写真右上>お隣には新しい市庁舎。といっても既に50年くらいは経っている模様。(追記:1965年に完成、今年は40周年だそうです。)
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<写真左下>街中いたるところ、新旧織り混ざった景観です。
<写真右下>こんなキツツキも見かけました。

2006年07月13日

Yosemite National Park 2-1

DSCN0739.JPG2度目のヨセミテ国立公園訪問。1日目午後、ヨセミテ公園到着後、マイナスイオンを吸い込みながら、ヨセミテ滝まで散策しました。

2006年07月14日

Yosemite National Park 2-2

2日目はバーナル滝の眺めつつ、ネバダ滝まで。往復約10kmの道のりです。水しぶきの中をくぐり抜け、美しい虹に後押しされ、結構険しい岩場をヒーヒー言いながら登り続けること3時間、ついに滝の上にたどり着きました。流れ落ちる水の力強さ、登り切った爽快感はなんとも言えません。
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2006年07月15日

Yosemite National Park 2-3

3日目、宿泊したカリービレッジを出てすぐのところで雄鹿3頭に遭遇。ゆうゆうとお食事中です。
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車で標高2199mのグレイシャーポイントまで行くと、ヨセミテバレー全体が一望できるではありませんか!かなたには、前日登ったバーナル滝とネバダ滝。よくぞ登った!
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その後、タフトポイントに戻って1.8km程のトレイルをずんずん歩いて行くと、たどりついたのは断崖絶壁の上。そびえる岩と深い谷はまるで模型地図のようです。が、足がすくんで淵には近づけませんでした。こわい〜〜〜。夕方に今度は3頭の雌鹿の出会いましたよ。
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2006年07月16日

Yosemite National Park 2-4

DSCN0910.JPG最終日は朝6時に起床し、小一時間ほど散歩しました。前日、雄鹿に出会った同じ湿原で、別の雄鹿3頭を発見。このうち1頭は、こちらをチロッと一瞥し、同行の友人のすぐそばを通り過ぎて行きました。ここは鹿の食堂なんでしょうか?それにしても、野生動物、もう少し警戒心を見せて欲しいです。
 
  
 
 
 
 
 
 
DSCN0918.JPG朝食後はヨセミテバレーの北東に位置するトゥオルミミドウへ。ここはバレーとはまた違った景観で、どこまでも平らな湿地が広がっています。
DSCN0929.JPGソーダスプリングまでのトレイルを歩きました。ぽこぽこと炭酸水が湧き出ていました。
DSCN0931.JPG帰りにテナヤ湖のほとりで記念撮影。今回は3泊4日とゆっくり滞在し、ヨセミテ国立公園の様々な表情を見ることが出来ました。さらに、違う季節にはまた違った表情になるのでしょう。多くの人が魅了されるのも無理はないですね。

2006年07月17日

Hoover Tower

DSCN0116_1.JPGPICT0086.JPGスタンフォード大学のシンボルの一つ、Hoover Towerに上りました。Hoover Towerとは、写真左手のちこっと飛び出した塔のことで、高さは約87m、後に第31代アメリカ合衆国大統領となったHerbert Hooverにちなんで名付けられたそうです。これを上るのかぁ〜と内心引き気味でしたが、ちゃんとありました、エレベーター。塔の上からは赤茶色の瓦の連なったスタンフォード大学のキャンパスが一望でした。

2006年07月18日

Stanford Memorial Church

Memorial Church at StanfordESLのクラスの帰り道、スタンフォードメモリアルチャーチに立ち寄ってみたところ、学生とおぼしき演奏者がパイプオルガンのレッスンを受けていました。立派なパイプオルガンで、響きも重厚です。演奏会あったら聴きにいってみたいな〜。
パロアルトは連日30℃を越す暑さです。

2006年07月19日

霧のSan Francisco

Golden Gate Bridgeこの時期のサンフランシスコは、いつも霧に覆われているそうです。

2006年07月20日

Napa Valley

DSCN0958.JPGPICT0099.JPGDSCN0949.JPGMartini HouseMartini House霧のサンフランシスコを抜けると、何事も無かったかのように晴天が続きます。向かったのはナパバレー。前回訪れた時にはまだ小さかったぶどうの実がだいぶん大きくなってます。ナパバレーは南北50km、東西1.6~8kmほどの地域ですが、その北方に位置するセントヘレナの街のMartini Houseでお昼ご飯を食べました。
まず、私たちのゲストが召し上がったのはロブスターのリゾット。ロブスター、ぷりぷり。

夫はホタテ貝のグリル、キノコのソテー添え。

私はグリンピースともう一種類の野菜の入った平べったいパスタ。ソースはさらっとしているけれどパルメザンチーズのこくと香りがたっぷり。

これまでアメリカの食べ物は、量が多くて大味と認識していましたが、ところがどっこい、私たちが知らないだけでこんなに洗練されたお味のお店も存在するのでした!!!
こんな素敵なお店を家の近くで見付けたいなぁ。

2006年07月29日

Castle Rock State Park

Castle Rock State Park Castle Rock State Park

Castle Rock State Parkカリフォルニアには沢山ハイキングコースがあります。今日はその一つ、パロアルトの南、約20kmのところにあるキャッスルロック州立公園にハイキングに行きました。ESLのお友達が勧めてくれたコースです。森の中だったり、おっきな岩があったり、山の斜面を歩いたり、変化のある景色が楽しめます。起伏もあってへーへーしましたが、樹々の中を通る風の音、小鳥の鳴き声、足もとの落ち葉を踏みしめる音と普段気付かぬ音も一緒に楽しめました。

2006年07月30日

Menlo Park Farmer's Market

我が家はPalo Altoの西端に位置しています。アパートの敷地は小川に隣接していて、その小川の向こうはもうMenlo Parkです。Violetと連れ立って、人一人がすれ違えるぐらいの小さな橋を渡ってMenlo ParkのFarmer's Marketに行ってみました。住宅地を抜けて行くので、車の通りも少なくスイスイ〜。10分ほどで到着です。
DSCN1045.JPG日本風のなすは、スーパーでは見かけたり見かけなかったりですが、ここで発見。少々熟れ過ぎの感もありましたが、それはそれでよいのです。産直ですから。トマトは完熟、ジューシー。ズッキーニは5本で$2。不格好だけど、ただ焼いて食べたら、甘みのしっかりしていること!他にもインゲンやブラウンマッシュルームなどを買い込み、しめて$10ほど。リュックに背負ってえっちらおっちらと帰って来ました。

2006年08月06日

Portola Redwoods State Park

Portola Redwoods State ParkPortola Redwoods State Park

サンドイッチと水を背負って本日のハイキングへ出発!歩き始めてすぐ、巨大なセコイア杉。大きすぎます。滝があるときけば、行ってみるでしょ。あれ、ちょっと小さいねー。水は澄んでいて冷たいよ。森の中は涼しく、起伏も少ないコースで、2時間ラクラク(?)でした。

2006年08月13日

Yosemite National Park 3-1

DSCN1099.JPGサンフランシスコ出発のバスツアーを利用してヨセミテ国立公園に行きました。片道5時間半の旅、途中の街で30分の休憩があります。6月に初めて訪れた際、右手に見えるブライダルベール滝は雪解け水で勢いよく流れ落ちていましたが、今回はだいぶん細ってます。写真ではどこが滝か、わかりずらいですね。
 
 
 
DSCN1104.JPGDSCN1118.JPGヨセミテ滝も同様で、岩肌を水が這ってる感じ。水量の減ったマーセド川は子供の水遊びにもってこい。
DSCN1112.JPG湿原で、一人(正確には"一匹"ですが)お食事中の鹿を発見。草ばかりでなく、落ちたリンゴ(と思しき果実)も食べてました。ほとんど丸呑みの様子。鹿に会えると嬉しくなります。

2006年08月14日

Yosemite National Park 3-2 (the Four Mile Trail)

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バスツアーを利用してグレーシャーポイントへ行きました。ここからはヨセミテバレー全体を見渡すことが出来ます。ここに来たのは2度目だけど、やっぱりすごい眺望!
7月に登ったバーナル滝とネバダ滝のさらに上の方では、山火事(と推察)の煙が上がっていました。こちらも水量は先月より減ってますね。う〜ん、せっかくだから歩いて帰ってみよっかな。グレイシャーポイントは標高2199m、バレーまでの標高差は約1000m。この1000mを4.6マイル(=7.4km)で下っていく山道があるのです。下り始めたのは午後1時前。ちょうど下から登って来た人達と次々に出会う時間帯で、みなさん、かなりヘトヘトのご様子。何気なく歩き始めてしまったけど、私たち大丈夫かな?でも、もう歩くしかないよね。後ろから追い抜いていった家族がみるみる小さくなってしまいます。壮大なバレーを眺めながら、スイッチバックになった道をひたすら歩き続けること2時間30分。
DSCN1142.JPG7.4kmを下り切りましたよ。ふぅーーー。しかし、バス停までさらに2km以上‥。本当によくやった!!
DSCN1161.JPG    バレーで出会った鹿の親子。

2006年08月15日

Yosemite National Park 3-3 (Mirror Lake-Tenaya Cyanyon Loop)

DSCN1173.JPGバレーの東に位置するミラーレイクを通る7km弱のコースに行ってみました。ミラーレイクは干上がってしまっていて、6月には水のあったところに歩いて入れます。
川沿いの道はブンブンと虫が多い。払いながら多い森の中を歩いて行くと、今日も鹿を発見!角の立派な雄鹿5頭の群れです。じーっと見ているとどうやらむしゃむしゃと草木を食べながらトレイルを横切りたい様子。横切るのはいいけれど、なんだかこっちを見ながらずんずん進んでくるよ。
DSCN1181.JPGひ〜、さすがにあまりに近づかれると怖いですーーー。ご一行様は無事に通りすぎ、折り返し地点の橋に到着。
橋を渡った川の反対側は人馬兼用の道だったので、落とし物の多いこと‥‥。参りました。
まだまだ私の知らないヨセミテが沢山あるはずです。また来るよ〜。

2006年08月16日

The Baseball Game

DSCN1201.JPG夫の研究室の友人が野球観戦に誘ってくれました。彼は地元オークランドアスレチックスの大ファン。チームのキャップをかぶり、やる気満々。対戦相手はじゃーん。Ichiro!
そうです、イチローです。シアトルマリナーズです。城島も出場してました。球場で観戦しているのは恐らく99%アスレチックスファン。マリナーズの攻撃になると球場全体が静かになってしまいます。アウトになると声援があがり、ホームランでは大ブーイング。私などボールの行方がよく追えず、そのホームランに気付かなかったほどでした。試合は11-2でアスレチックスの勝利。観客は皆さんご満足の様子でした。イチローと城島のヒットを一本ずつ観戦できたので、我々も満足です。

2006年08月19日

Huddart County Park

DSCN1208.JPG家から車で東に向かって20分ほどのところにあるHuddart County Parkを歩いて来ました。すっかり森の中。背の高い木が光を求めてアーチを描いています。
高低差100mほどのコースを約2時間、試しに万歩計を付けてみたら、11427歩歩いてました。ヨセミテに引き続き、今日も人馬共通道で、乗馬をしている人達にも遭遇しましたよ。

2006年09月02日

Fitzgerald Marine Reserve

Fitzgerald Marine Reserve太平洋沿いを歩いてみよう!とFitzgerald Marine Reserveへ行きました。空は厚い雲に覆われ、私たちは肌寒く感じる天気でしたが、浜辺には水着で遊ぶ子供達も。寒くないのかなー。ちょうど潮の引いた時間帯で、岩場ではイソギンチャクや小さな巻貝を見ることが出来ました。

2006年09月07日

Baseball Game at McAfee Coliseum

夫のラボの同僚主催の野球観戦会に参加しました。地元オークランド・アスレチックスとテキサス・レンジャーズの試合です。水曜日のデイゲームだから、入場料は$2!
少々送れて我々が到着したのは5回になったところで、3-6でレンジャーズがリード。アスレチックの攻撃中、ここぞというところでは、相手投手にプレッシャーをかけるために、観戦席に向けて"louder"とか"noise"とか、電光掲示板にはうるさくするようにとの指示が出ます。これを見て、お客さん達はぶーぶーわーわー騒ぐわけです。応援の甲斐あってか、試合は9-6でアスレチックスの逆転勝ち。
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DSCN1313.JPGところで、今日の対戦相手、テキサス・レンジャーズのブルペンで、なんと日本人の投手を発見。今日は出番がなかったようですが、写真下中央の青いウエアの大塚晶則投手でした。

2006年09月08日

17-Mile Drive

DSCN1333.JPGDSCN1331.JPGモントレーとカーメルを結ぶ17マイルドライブ。太平洋沿いの風光明媚なドライブウェイです。しかし、なんとなく曇り空。風も冷たくって、さむ〜!
カーメルの海岸はさらさらの白い砂浜が広がっています。波間に野生のアザラシを目撃しました。ここも空は厚い雲に覆われていてとにかく寒いんだな〜。

2006年10月29日

Yosemite National Park 4-1

DSCN1597.JPGDSCN1602.JPGDSCN1607.JPG秋のヨセミテ国立公園はどんな具合なんでしょうか。ちょっと様子を見に行きました。トンネルビューから眺めると、針葉樹の中に黄色の紅葉がちらちらっと覗きます。日差しはやわらかで、谷には大きな影がかかっていました。

夕焼けが見たくてグレイシャーポイントへ行ったのですが、着いた時にはもう日が落ちた後でした。刻々と空の色が深くなり、幻想的です。

月ははっきりくっきり。日が落ちた後は急激に冷え込み、ガクガク震えながら宿に戻りました。

2006年10月30日

Yosemite National Park 4-2

DSCN1611.JPG宿泊したカリービレッジのまわりは、輝く黄色の紅葉。
マーセド川は水流が少なく、川幅の半分以上が河原になっていました。風もなく、音らしい音もなく、澄んだ水に藻がなびいてます。しばし石を積んだりして過ごしました。
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今回も鹿に遭いました。川を目指して歩いている途中に遊歩道から3メートル、車道からも4-5メートルほどの茂みに2匹の鹿がのんびり座っていました。帰りに同じところを通ったので、まだいるかな、と思い覗いてみたら、1匹がもしゃもしゃとえさを食べていました。のんきですねぇ。

2007年02月17日

Napa Valley

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DSCN2032.JPGニュージャージーに住むお友達が、はるばる遊びに来てくれました!今日は一緒にナパバレーまでドライブ。葉っぱの落ちたブドウの樹はきれいに剪定されていて、畑は楊枝をきれいに立てて並べたようです。

お昼はまたまたMartini Houseに行きました。

数種類のキノコのグリルのサラダ。

ハンカチーフパスタ。大きなパスタがふわりとおりたたまれていて、中はほろほろに柔らかく煮込まれた牛肉がぎっしりです。

洋梨のコンポート。台は蜂蜜とマスカルポーネで、まわりには香ばしいヘーゼルナッツとルビー色のザクロの実。お腹が一杯でもう無理だと思ったのに、何のことはない、ぺろりっ。美味しかったな〜。
食事とともに明るい春の陽射し、楽しいおしゃべりを満喫し、それはそれは素敵な時間を過ごしました。遊びに来てくれたお友達に感謝です。

2007年02月18日

Peju Province Winery

DSCN2042.JPGDSCN2043.JPGNapa ValleyでPejuというワイナリーを訪れました。ここで作られたワインのほとんどは、ワイナリーから直販されるとか。試飲をしないとワインを買うことが出来ないようになっており、作り手のこだわりが感じられます。私たちも試飲の列に並んでみましたよ。10人位ずつグループになって試飲用のカウンターに案内されます。試飲させてもらえたのは、4種類。(ワインに詳しくないため、詳細なご報告が出来ず失礼!)試飲後にワインを買わなかったら、試飲代として$10/人、ワインを買ったら試飲代は不要というしくみでした。
 赤2本、カルベネソーヴィニヨン(2003)とジンファンデル(2004)を買いました。どなたかが遊びにいらして下さった時に開けて、一緒に楽しみたいと思います。

2007年02月20日

Opus One

DSCN2017.JPGナパバレーでオーパスワンにも立ち寄りました。オーパスワンは、ナパバレーを代表するワイナリーの一つです。試飲だけでも$25もしてました。売っているワインは2種類だけ、ひとつがOpus One(2003)で、$165なり。もうひとつがOvertureというOpus Oneにはなれなかったワイン。こちら$55(だったと思う)。とはいえ、十分いいお値段。Overtureはワイナリーでしか購入できないようです。ちなみに今回でオーパスワンに立ち寄ったのは4度目なのですが、ワインを買ったこともなければ、試飲をしたこともないという‥‥。
(写真は、ワイナリー側から正面ゲートを見たところ。)
DSCN2045_1.JPG洗面所に備え付けられていたペーパータオルにも「Opus One」の文字。オドロキッ!!

2007年03月05日

Keystone

DSCN2090.JPG夫の学会に便乗し、コロラドのキーストーンというスキーリゾートにやってきました。ゲレンデは広々、さらさらのパウダースノー、サイコーです!
スキーウェア一式は至急日本から送ってもらいました。しかし、帽子+ゴーグル+フェイスマスクって・・・。

2007年03月07日

Keystone Lodge

DSCN2080.JPGDSCN2088.JPGDSCN2110.JPGキーストーンでは、4人でコンドミニアムに泊まりました。下の階が台所とリビングルーム、上の階にはベットルームが2部屋です。台所にはフライパンや鍋、電子レンジ、オーブンなどが備え付けられ、食器もひと通り揃っていました。行きがけにデンバーの街で、肉、サーモン、野菜、果物、水などをどっさりと買い込んだので、滞在中はほとんど外食せずに過ごせました。
リビングからは、池が凍った広ーーいスケートリンクが一望です。

2007年03月08日

Denver International Airport

DSCN2126.JPG話が前後しますが、キーストーンは結構遠くて、サンフランシスコからデンバーまで飛行機(約2時間)で行き、そこから更に車で2時間ほどかかります。デンバーの空港はこんなにユニークな姿です。
つんつんした屋根は、サーカスのテントのようにも見えるし、恐竜の背中のようにも見えました。

2007年03月17日

Women's Basketball Game

アメリカでの人気スポーツと言えば、野球、アメリカンフットボール、バスケットボールです。今日は、スタンフォード大学の女子バスケットボールの試合を観戦にいきました。今日と3月19日の月曜日は、学生および学生と同じIDを持っている者に限って、先着100人が無料で試合を観られるというのです。今回の試合は、NCAA(全米学生体育協会)が主催しているトーナメント戦です。土曜日に4試合があり、その勝者同士が月曜日に試合をすることになっており、普通にチケットを買うと、2試合観戦出来るチケットで$21か$26(座席の場所によって2種類の価格設定)、6試合全部観戦出来るチケットは$43か$63もするんです。
DSCN2184.JPG何がナンでもタダ券を手に入れたい!ので、自転車を飛ばし、朝9時にチケットオフィスに行きました。チケットオフィスに到着したら、前には2人が並ぶのみ。窓口には「土曜日は9時30分に開きます」の張り紙。ものすごく気合いを入れて行ったのに、9時30分になっても列は12-13人でした。しかも、学生と思しき人はほとんど見かけず、普通にチケットを買う人達ばかりでした。学期末試験の期間だからかなー?

2007年03月18日

Women's Basketball Game - 2

DSCN2193.JPG肝心のバスケットボールの試合ですが。
スタンフォード大学の体育館での試合だったので、場内は当然のことながら赤かえんじ色のシャツを着たスタンフォードファンで埋め尽くされていました。スタンフォードの女子バスケはとても強いらしく、選手の体格も対戦相手のアイダホ州立大学とは大人と中学生ほど違います。試合運びがスピーディーだしルールもわかるので、アメフトの試合よりも楽しめました。しかも私たちの座席は、熱狂的な声援を送るスタンフォードの学生達に取り囲まれていたので、より一層迫力の増した観戦だったように思います。
結果は96-58でスタンフォードの勝利。月曜日には、フロリダ州立大学と対戦するそうです。

2007年04月02日

Cherry Blossoms in Vancouver, CANADA

ビザの申請をするためにバンクーバーに行きました。バンクーバーは最高気温10℃、最低気温0℃くらいの気候なのに、桜が満開!
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2007年04月03日

Vancouver 2010 Winter Olympics

DSCN2299.JPGバンクーバーは2010年冬季オリンピックおよびパラリンピックの開催予定地だそうです。ダウンタウンでカウントダウンを始めた時計を見かけました。

2007年04月07日

Vanvouver Acuarium

バンクーバーのアメリカ領事館でビザの申請をすると、翌日の午後3時にはビザを受け取ることが出来ます。月曜日の午前中にビザの申請をした我々、その日は寒さに耐えられず、早々にホテルに退散。さて火曜日は3時までまるまる時間がありました。幸い前日ほど寒くなかったので、泊まっていた領事館近くのホテルから歩いて20〜30分の距離にあるバンクーバー水族館に行きました。
あまり期待もせずにいったのですが、どうしてどうして。入ってすぐに、水深が4mくらいの大きな水槽があり、中にはウエットスーツに身を包んだスタッフの姿。足を伸ばせば2m近い?という巨大タコにまとわりつかれながら、80cm以上あるんじゃないかというような巨大ヒラメ(かカレイ)にえさをやっています。子供も大人も、もちろん私も釘付けです。
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まずはベルーガ。当たり前なのかもしれませんが、身体のわりには小さいであろう水槽の中を、ぶつかることも無く泳ぎ回る姿は見飽きることがありません。
それからこの愛らしい姿を見て下さい!この2匹のラッコ、寝ているんですが、手をつないでいるので寝ていても離れないのです。他には、温室があってフラミンゴやオウム、ナマケモノがいたり。小型のワニがいたり。熱帯魚も展示されていれば、カナダの海に生息する海藻やイソギンチャク、ヒトデの仲間も展示されていました。薄暗い展示室でボワーッと光るクラゲコーナーも結構気に入りました。
 さて肝心のビザですが、夫が2人分のビザの引換券を持って大使館内に入り、受け取りもさほど時間はかかりませんでした。2泊3日ビザ取得の旅、無事終了です。

2007年04月21日

Course of Bay to Breakers

DSCN2615_1.JPG1ヶ月後に迫った次のマラソン大会。コースの下見をしにサンフランシスコまで行きました。5kmを走り切っただけで十分達成感を味わっているのに、今度は12km。車に乗っていても、え、まだ走るの?と思う距離です。しかも、この坂。いやいや、これは手強そう。パルアルトの真っ平らな道ばかり走っていては太刀打ち出来そうにありません。まだ1ヶ月あるので、完走を目指して走ります。

2007年06月05日

ナマ松坂!

6月4日から、オークランド・アスレチックス対ボストン・レッドソックスの4連戦が地元オークランドでありました。5日はレッドソックスの先発ピッチャーが松坂だというので、出掛けましたよ!
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マウンド上は、ミニミニですが松坂です。赤いTシャツに「B」のキャップをかぶったレッドソックスファンが案外多くて、驚きました。試合は2-0でアスレチックスの勝利。

2007年06月07日

またもや観戦

さらに、7日のデイゲームにも行きました。ナイトゲームはいつも寒さとの戦いですが、デイゲームは時々涼しい風が吹き抜けて、本当に気持ちがいい!レッドソックスとの試合は人気だそうで、平日の昼間なのに混み混みです。
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ファインプレーには惜しみく喝采し、いただけないプレーには容赦のないブーイングの嵐。観客も選手と一緒になってゲームを楽しんでいます。そういう雰囲気が、熱烈なアスレチックスファンでもなければ、松坂のファンでもなくとも、「また行ってみる?」と思ってしまう由縁でしょうかね。

2007年07月03日

Yosemite National Park 5

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DSCN3903.JPG運良く週末に1泊、宿泊の予約が取れたので、ヨセミテに行って来ました。今年のヨセミテはどんな姿で私たちを迎えてくれるでしょう?ワクワクしながら車で向かいました。ヨセミテの日中の気温は30℃以上、場所によっては、むわっとするような湿気に包まれます。今年は冬場に雨が少なかったので、昨年7月中旬に訪れた際と比べると、滝の姿がかなり頼りなげ。(写真:ハッキリしませんが、中央やや右寄りに滝があるんです。)けれど、迫り来る深い緑や色とりどりの花々に出会えたのは、この季節ならではでしょう。写真には納められませんでしたが、立派な角の雄鹿も見かけました。夜中に泊まったキャビンの周辺で熊が出たらしく、レンジャーのお兄さん(?)が "Get out here, bear!!!" と叫びながら、猛烈な勢いで走って行く足音が聞こえ、その後しばらくは、熊を森の中に追い返すために騒がしくなっていました。
 翌日はセンチネルドームまで1.1 mile ( = 1.8 km )のハイキング。標高が2000m程度のところなので、わずかな傾斜でも息が切れ、ドームのてっぺんにたどり着いたらご覧の通りです。
 ヨセミテとは全く関係ありませんが、今回特筆すべきことは、往復440 mile ( = 700 km) の行程の半分は私も車を運転したこと。その大部分は障害物も信号もなにも無い、ただただ真っ直ぐな直線道路でしたが、そうは言っても、去年と比べたら大活躍です。

2007年07月30日

Ridge Vineyards

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Napaまで行かずとも、シリコンバレーの西側から南に向かって横たわるサンタクルーズマウンテンにも、いくつもの小さなワイナリーがあります。そんなワイナリーの一つ、Ridge Vineyardsに出向きました。家からは車で30分ほど、お昼前に到着したのですが、いくつか並ぶピクニックテーブルは、すでにワイングラスを片手にお弁当を広げた人達でいっぱいです。ちょうど年4回(1、4、7、11月の第三土曜日)、Santa Cruz Mountains Winegrowers Associationが開催するイベント日だったのです。イベント用のパスポート(一人$30)を持っていると、本日の特別ワイン(?)が試飲でき、そうでなくとも、無料で3種類のワインを試飲させてもらえます。2-3人のワイナリーの人が、次から次へとお客をさばいてはるのですが、とにかく混み混みで、そんなに狭いわけではないティスティングルームも人だらけ。私たちも、お昼を持参していたのですが、出遅れたようです。無料の試飲だけで、次のワイナリーに向かうことにしました。
 
 = 無料の試飲 =
2004 Santa Cruz Mountains, $35
 51%cabernet sauvignon, 47% merlot, 1% petit verdot, 1% cabernet franc. This cabernet blend is produced as a softer, more accessible wine than our Monte Bello cabernet blend.
2005 Carignane Buchignani Ranch, $25
 100% carignane. More assertive than previous vintages, this delightful carignane will be most enjoyable over the next five years.
2005 Lytton Spring, $33
 In 1972, Ridge made its first Lytton Springs from vines planted here at the turn of the century, and purchased both the eastern and western portions of the vineyard in the early 1990s.

 = 今回のスペシャル =
2001 Home Ranch, 375ml, $31
 In the opulent 2001 vintage, we selected cabernet sauvignon from the thirfy-five-year-old vines, balancing it with merlot from the younger blocks for this rich, sensous wine -- classic, yet more approachable than the long-aging Monte Bello. We have chosen the name Home Ranch to honor the nineteenth-century vineyard that has been Ridge's "home" since 1959.

2007年08月01日

Thomas Fogarty Winery and Vineyards

お腹を空かせながら、次に向かったのはThomas Fogarty Winery and Vineyards
DSCN4175.JPG←"First balloon catheter 1961"
時々お世話になったフォガティーカテーテルの発案者、フォガティーさんのワイナリーです。先ほどのリッヂワイナリーに比べると、ティスティングルームは半分以下の広さで、こじんまりしています。お客さんも溢れかえっているというほどではなく、かといって閑散としているわけでもなく、程よくにぎわっていました。試飲は有料で、低価格帯6種類$6と高価格帯6種類$12の2コース。普段、試飲には相当及び腰の私たちですが、今回は同行のご夫婦が「いけるくち」でいらしたので(これが理由としてどうなのかはともかく)、2人で2つのコースにチャレンジしました。もともとワインに詳しいわけでなく、さらに12種類のワインのティスティングともなれば、どれがどれだか、怪しくなってきます。これとこれなら、こっちがいい、さっきのとこれなら、さっきのが好き、けどその値段はどんなもんだ、etc. etc. 。
DSCN4190.JPGさんざん楽しんだあとに、ティスティングルームの外に設置されたベンチとテーブルに買い込んで来たパンやチーズ、ハム、サラダを広げ、お昼ご飯にしました。グラスを借りて、選んだうちの1本を開けて乾杯!吹く風が心地よく、チーズと選んだワインがぴったりで、なんと贅沢な時間でしょうか。私には「この時間」があり、分かち合える仲間がいるのです。なんだか有り難い気持ちになった一日でした。食べ終わった頃にカメラを取り出したので、テーブルの上はもうパンだけ。。。雰囲気だけどうぞ。

2007年08月14日

The White House

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メリーランド州とニュージャージー州に住む友人家族を訪ね、東海岸へ行って参りました。サンフランシスコからダレス国際空港までは、約5時間、時差は3時間です。アメリカって広いなぁ。
メリーランドの友人の住む街からワシントンDCまでは地下鉄で40分ほど。ワシントンDC観光を目論んでいたのですが、とにかく暑い。湿度も高く、そう、ちょうど東京の夏のような気候です。地下鉄は通勤の人達で混雑していて(地下鉄自体久々です!)、ここが首都であることを再認識されられました。見所は沢山あったのですが、2日間かけて、ホワイトハウスを眺め、ナショナルギャラリー国立航空博物館を訪れただけで精一杯でした。3時間の時差で午前中はぼーっとしてるし、とにかく外は暑くて、どうにもならなかったんですよねー。

2007年08月18日

Antique Mall in Annapolis, MD

DSCN4328.JPGワシントンDC観光は適当なところで切り上げて、友人と二人、アンティークモールにお宝探しに出掛けました。いくら暑くても、こういうことは出来るんですね。広い倉庫のようなモールの中は、3〜6畳くらいの大きさに仕切られていて、その一つづつがお店です。それぞれのお店に人はおらず、全ての商品には値段とともにお店の番号がつけられているので、中央の会計に商品を持って行くと、どこのお店の商品かがわかります。家具、雑貨、日用品、レコード、古本などなどなどなど。商品がきちんと棚に並んでいるお店もあれば、ここは物置かと思うようなお店もあり、まぁ、要するにがらくた屋さんの集りみたいなようなところです。ガラスケースも沢山置いてあって、その中にも細々したものが売られていました。
DSCN4327.JPGこちら、道具屋さん。かなりきちんと整理されてます。下の写真は雑貨屋さん。モールの中にエアコンはついておらず、ところどころに扇風機が置いてあるだけです。埃と汗にまみれながら、それでも途中で諦めること無く、隅から隅まで全てのお店を見て回りました。この先、旅を続けることもあり、残念ながら大きな買い物は出来ません。二人してあっちだこっちだとさんざん
DSCN4332.JPG迷ったあげく、私は古いパイレックスのボールと蓋付きの楕円形の容器を一つづつ買いました。
それにしても、うろうろと探しまわる楽しさったらね。結局この日は、3時間半も歩き回りました。もし、家の近くにこんなに楽しいところがあったら、いつも通って楽しめるのにー。私の中では、ワシントンDC観光よりアンティークモールに軍配です。

2007年08月22日

Amish in Lancaster, PA

メリーランドに住む友人との再会を果たし、楽しい時間を共にした後、ペンシルバニア州のランカスターへ向かいました。ランカスターには、アーミッシュと呼ばれるキリスト教の一派のドイツ系住民が住んでいます。アーミッシュの人達は、原則として生活に電気を使わず、馬車を主な移動手段とし、決まった色の質素な服しか着ない、という程度の知識しか私は持ち合わせていませんでしたが、ちょうど次の目的地の途中ということもあり、ランカスターに1泊することにしました。
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基本風景は、トウモロコシ畑です。畑と休耕地が規則正しく交互に現れます。

DSCN4390.JPG所々に、屋根のついた橋がかかっています。写真の撮影スポットですね。馬車は自動車と同じ、車道を走ります。

DSCN4343.JPG洗濯物は天日干しです。
アーミッシュの成人は車の運転をしないのですが、人の運転する車には乗って良いし、また、家に電話がないそうですが、仕事で使う人は携帯電話を持って良いそうです。現代社会と隣り合わせで暮らしながら、その必要最小限だけを取り入れ、昔ながらの生活を続けるというのは、なかなか大変なんじゃなかろうか、思ったのですが、一方、薄暮れ時に家族や仲間と集って戸外で食事をするアーミッシュの人達の姿は非常に印象的で、何か他には代え難い、穏やかなものがあるようにも感じました。

2007年08月24日

Princeton, NJ

旅の最終目的地は、ニュージャージー州のプリンストン。アイビーリーグの一つ、プリンストン大学のあるところです。気候や植生、住宅の様子が、なんとなく軽井沢を思わせるような雰囲気。しかも、パロアルトには無い、四季があるという!!(冬の雪かきは大変らしいが。。。)プリンストン大学のキャンパスはこじんまりとしていて、レンガや石造りの重厚な建物が並んでいます。思い込みかもしれませんが、「モノを考えるところ」という空気が漂っているように感じました。大学の門前には、ちょっと洒落たお店が並び、とても素敵な街です。アインシュタインが住んでいたというお家(今も個人の方がお住まいです)や、務めていたという研究所にも足を運びました。
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メリーランドでもニュージャージーでも、心尽しの歓待を受け、夫も私もくつろいだ時間を過ごしました。お世話になった友人家族の皆さま、本当にどうもありがとうございました。ぜひ、パロアルトにも遊びにいらしてね。

2007年10月06日

Santa Barbara, CA

パロアルトから太平洋沿いに南下すること480km、サンタバーバラにやってきました。パルアルトを午前中に出発し、たどり着いたのは夕方4時をまわってから。ふぅ〜。カリフォルニアって広い。
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 サンタバーバラの街は、白壁にレンガ色の瓦というスパニッシュ・コロニアルと呼ばれるスペイン風の建物で統一されています。周囲を低い山に囲まれた海岸街です。気候はパロアルトよりも暖かく、道沿いにはヤシの木がゆったりと並んで、一段とのんびりとしたゆるい空気が流れていました。個人的には、のんびりついでに温泉が欲しいところです。
 ダウンタウンには洒落た雑貨やアンティークのお店、レストランなどが並んでおり、ブラブラしたかったのですが、長時間のドライブ(助手席に座っていただけ)で疲れたためか、実際には車窓からお店を眺めただけですっかり気持ちが満たされてしまいました。
DSCN4975.JPG街全体を見下ろす山の中腹には、18世紀に建てられたという美しいミッションがそびえています。ミッションは、スペイン人の宣教師がネイティブ・アメリカンにキリスト教を伝道するための拠点だったそうです。
 のんびりするにはもってこいの街ですが、我々は一泊だけで目的地のロングビーチに移動です。

2007年10月07日

Long Beach, CA

サンタバーバラから更に150kmくらい南に下ると、ロサンゼルスです。その近くで、大学時代の後輩と数年ぶりに再会しました。夫と私の共通の友人でもあります。お互いの近況を報告しあい、「あの人は今」というような話で盛り上がり、つかの間の懐かしい時間を過ごしました。
DSCN5078.JPGその後、ロングビーチまでさらに30kmほど南下したわけですが、ロサンゼルス中心部のフリーウェイの交通量といったら大変なものです。私たちは二人で車に乗っていたので、フリーウェイでは一番左のカープール車線(一台の車に二人以上が乗っている車だけが走れる)を走ることができ、比較的ラクに進むことが出来ましたが、つまり他の4〜5車線をノロノロ走っている車は全て、一人一台ということ。街を走るフリーウェイが慢性的に渋滞気味で、通勤時間帯などは全く動かない、と聞いても頷くしかありません。
 ロングビーチやサンタバーバラの気候は、私(のみならず、恐らく多くの人)が「カリフォルニア」と聞いてイメージする気候そのものではないでしょうか。一年中太陽が降り注ぎ、冬でも暖かくって、背の高い
DSCN5095.JPGパームツリーが風にそよいでいます。海辺なので適度な湿気があり、パロアルトでは乾燥して爆発してしまう髪も、しっとり収まっていい具合です。(←重要ポイント。)
 ビーチの北側にはホテル、レストランなどとして活躍している大きな客船、Queen Maryが停泊しています。その近くには、Aquiarium of the Pacificという大きな水族館がありました。面白そうかな、と思ったのですが、入場料が$20.95!‥‥うーん、そこまでの興味はないなぁ〜。
 穏やかな波が寄せては返す広い砂浜が、ずっと向こうの方まで連なるロングビーチ。学会に出向く夫を後目に、ただただのんびりと過ごさせてもらいました。

2007年10月28日

Pacific International Quilt Festival XVI

Quilt日本から私たちを訪ねてくれた母と祖母とともに、サンタクララコンベンションセンターで10月11日から14日の期間に開催されたキルト展に行ってきました。
 コンベンションセンターまでは、家から車で小1時間。体育館の何倍もの広さの会場には、色とりどり、大きさも様々な800以上の作品が展示されていました。三角や四角といった同じパターンをつないだ伝統的なもの、絵画のように仕上げられたものなど色々です。私は、単純な形をつないで仕上げてある作品が好きです。同じデザインでも色の組み合わせで全く違う雰囲気になり、面白く思います。
 会場には、生地やら道具やら古い作品やらのお店が150店舗も出店していて、キルト好きのおば様方があれやこれやと楽しそうに物色なさっていました。まぎれて私も小さな生地をいくつか買いました。可愛らしい柄で、眺めているだけで十分楽しいのですが、せっかく買って来たのですから、そのうち何か小さなものを作ろうと思っています。

こちら、展示されていた作品のほんの一部です。

2007年11月03日

Ferry Plaza Farmers Market

DSCN5243.JPG母と祖母が滞在中の土曜日、夫がサンフランシスコまで車を出してくれました。まず向かったのはフェリービルディング周囲で開催されているファーマーズマーケット
車をフェリービルディングの隣の駐車場にとめてから、お店を回り始めました。果物、ドライフルーツやチーズなどを試食させてもらったり、野菜やドライフルーツを買ったり、生ガキを食べてみたりと、ひとしきり楽しみました。

DSCN5250.JPGそれから、ゴールデンゲートブリッジを渡ってすぐの展望台へ。前日、大雨だったので天気を心配していたのですが、幸いこの日は非常に暖かく、サンフランシスコ湾内にはヨットが沢山!すっきりと晴れわたった空の下、ゴールデンゲートブリッジはもちろん、サンフランシスコの街からベイブリッジまでくっきりと広がる景色を楽しみました。

2007年11月13日

Mt. Shasta, CA

Mt. Shasta
15ヶ月ぶりに再びパロアルトを訪ねてくれたお友達と一緒に、シャスタ山まで小旅行に出掛けました。カリフォルニア州のほとんど北端にそびえるシャスタ山は、アメリカ先住民族の聖なる山といわれており、クリスタルガイザーの水源でもあります。北上するに従って近付いてくるその姿は、堂々として美しく、何度となく足を運ぶ人がいるというのも頷けます。
 滞在したのは、マクラウド(McCloud)という100年以上前に林業で栄えていたという小さな町。町を一回りして10分?15分?それくらいです。現在では当時の繁栄の面影はなく、材木を運び出していた鉄道の駅舎や材木会社の建物がひっそりと残っています。平日だったこともあり、その静けさは相当で、さびれた、という表現もあるかも知れませんが、私にとっては好意的に捉えられる静かさでした。
DSCN5415.JPGシャスタ山では滝めぐりをしたのですが、その道すがら、何度となく、切り出された大小さまざまの丸太を積んだ大きなトラックと行き会いました。周囲では今なお林業が続いているのでしょう。また、シャスタ山はパワースポットとして注目されており、繊細な人々にとっては、心の琴線に触れる場所のようですよ。
わたし?そう、滝の水音を聞きながら森林の中を歩くのは、確かに気持が良かったけれど、パロアルトから480km。遠いんですよねぇ。また行くかと言われるとなぁ。うーん、どうでしょう?

2007年12月11日

A baby shower for the mother-to-be

IMG_6866.JPG IMG_6867.JPG年明け早々に出産予定のお友達の家で開かれたbaby shower、ベイビーシャワーにお呼ばれしました。Baby showerは、出産を控えた人が、家族や親しい友人を招いて開く、アメリカでは一般的なパーティーです。主催者は、あらかじめ自分達が決めたお店で欲しいものリストを作っておき、ゲストはそのリストの中から、プレゼントしたい物を買い求めてパーティーに臨みます。(かく言う私は、リスト外のプレゼントを用意しちゃったのですが。)パーティーでは、ゲストは生まれてくる赤ちゃんを待つ家族や他の友人と楽しいひとときを過ごし、パーティーを開いたお家には出産用品が揃うというわけです。伝統的には、女性だけで集まる会だとか。楽しそうでしょ。
 生まれてくるのは男の子の予定。室内は、やさしいブルーで素敵に飾り付けられていました。今回のパーティーのメインイベント(?)は、ゲストが生まれてくる赤ちゃんの名前の候補を考えるというもの。10人以上集まったゲストから、それぞれに想いのこもった名前が挙げられ、非常に盛り上がりました。予定日まではあと1ヶ月足らず。母子とも無事に、元気な赤ちゃんが生まれますように。

2007年12月18日

Our Christmas Tree

先日、友人家族と一緒に、クリスマスツリーの切り出しに出掛けました。こちらでは、ホンモノのモミの木を室内に飾る家庭が多く、近くの山には、好きなクリスマスツリーを自DSCN5574.JPG分で切ることのできる農園があります。購入する家族には、1. 好きな大きさ、種類の木を選ぶ。2. 自分たちで木を切る。という楽しみがあり、クリスマスツリー農家(と呼ばれているのかどうかわかりませんが)にとっては、木を切り出す労力を必要としない、というメリットがあります。木を切る時に、下から30cmくらい幹を残すのですが、その幹から出た枝がまた伸びて、立派なクリスマスツリーに成長しているものもあります。たくさんの家族連れが、あれでもないこれでもないと、好みの木を探して楽しそうに歩き回っていました。我が家はクリスマスツリーは買わなかったのですが、友人家族と一緒に木を選んだり、切り株を少し切らせてもらったりして楽しみました。

2008年09月03日

Summer Vacation in Northern Europe

Stockholm
夫の学会に便乗し、デンマークとスウェーデンを旅行してきました。
何度となく美しい雲に遭遇したのが印象的です。

さてさてパロアルトに戻ってみると、しとしと冷たい雨も降る北欧から一変、今年何度目かの熱波に見舞われています。あついーーー!とけるーーー!

2008年09月07日

Copenhagen, Denmark

Light for bikes旅のスタートはデンマークのコペンハーゲン。夫は一晩だけ、私は三日間滞在しました。お天気は、晴れたり曇ったり雨が降ったり。日差しが強く能天気なカリフォルニアとは異なり、しっとりと中間色の似合う街です。石造りのがっしりした建物が通りに沿って並び、ヨーロッパに来たんだなぁ、としみじみ思います。
<←車道の両側に自転車専用道路が設けられており、信号も自転車専用のものが設置されていました。>
<↓人魚姫の像。クリックすると拡大します。左端の石の上に座っているのが人魚姫。>
コペンハーゲンに来たのですから、たとえ世界三大がっかりの一つと言われようとも、人魚姫の像を見ずには帰れません。気乗りのしない夫をだましだまし、
The Little Mermaid主要な観光ポイントをチェックしながら、街外れにあるこの像まで歩きました。

 この後訪れたスウェーデンにも共通することですが、今回の旅行で印象的だったのは照明の美しさ。寒く、日照時間の短い冬を、少しでも明るく暖かみのあるものにするためなのでしょう。ということで、コペンハーゲンで出会った照明をご紹介。
Lighting

<←宿泊したSavoy Hotelの階段。>
 Savoy Hotelは1906年にオフィス用に建設されたという5階建ての建物を改装して使用しています。5階から下がっていたこの階段ホールの照明、さすがに建築当時からのものではないかな。
 
 
  
 
Library in the Danish Museum of Art & Designデンマーク工芸博物館内の図書室。天井からは、通路上と机の上とに高さの違うランプがまっすぐ二列並び、机の上には、手元用のスタンドも並んでいます。
The Danish Design Center今回の旅行で一番気に入った、デンマークデザインセンターの照明。円盤が規則正しく宙に浮いたような、ごくシンプルなデザインが美しく、円盤の間からは柔らかい光が広がっていて、いくら眺めていても飽きません。実際この日は雨だったので、カフェにどっしり腰をおろして、心ゆくまで眺めていました。調べたところ、このEnigma 825という照明、日本の方がデザインしたものでした。なんと!
その他、デザインセンターに展示されていた照明の一部。
The Danish Design Center

The Danish Design Center

The Danish Design Center

2008年09月11日

Göteborg, Sweden

Göteborg City Museum夫が参加した学会は、スウェーデンのヨーテボリで開催されました。スウェーデン第2の都市、だそうですが、今回訪れるまで全く知らない街でした。スウェーデンの南部、北海側に位置する港街で、ボルボの本社があります。コペンハーゲンからは電車で 3時間ほどです。
 写真は、現在市立博物館として使用されている東インド会社の建物。18世紀中頃に建設されたものだそう。てっきりオランダかどこかの東インド会社がヨーテボリに支社でも持っていたのかと思っていたら、どうやらスウェーデンにも独自の東インド会社が存在していた模様です。その名残りか、このあと訪れたルスカ美術工芸博物館には、過去から現在に至るまでにスウェーデンでデザインされた家具、食器、電気製品などとともに、充実した中国陶磁器のコレクションが展示されていました。

2008年09月15日

Lund, Sweden

Lund Universityヨーテボリの後に訪れたのはルンドです。ルンドは北欧最大の大学、ルンド大学を中心とする学生街です。ルンド大学は、1438年に設立された神学校がその前身で、現在4万人以上の学生が学ぶ北欧最大の大学だそう。その中に夫の友人が研究室を構えているので、1泊だけ立ち寄りました。半径500mほどの街中に、駅やら商店街やらキャンパスやらがきっちりと収まっています。この中に4万人の学生が暮らしているのですから、普段は学生達で溢れかえっているのでしょうが、私たちが訪れたのは新学期がようやく始まるか、というような時期だったため、それほど混み合った印象はありませんでした。
Stone pavement
波模様のような石畳がとても美しい。
この街で面白かったのは、朝から美容院が大繁盛だったこと。夫が研究室に出掛けていったので、私は一人で街をぶらぶらしていたのですが、まず美容院の数が多い。若い人が多く住んでいるせいなのか、通りに一軒、という感じです。ガラス張りにしているお店がほとんどで、中の様子がよく見えます。朝の9時半だっていうのに、どの店にもお客さんが一人二人入っているんですよ。カットの途中だったり、パーマをかけてもらっていたり。お客さんは若い人ばかりでなく、中高年の方も鏡の前に座っています。とある一軒などは、中に二人のお客さんがいて、さらに二人の年配の女性が次々と吸い込まれて行きました。お客さんがいるのに中をじろじろと覗くもの失礼かと思い、十分に観察できませんでしたが、ルンドの女性はおしゃれさん、なんでしょうか。

学生と美容院の街、ルンド、でした。

2008年09月25日

Stockholm, Sweden - 1

旅の最終目的地はストックホルム。夫は学会とセミナーが終わって肩の荷が下り、ようやくバケーション気分が盛り上がってきたようですが、私はもう白いご飯が恋しいなぁ。

From the top of the city hall

ストックホルムで最初に目指したのは市庁舎。塔のてっぺんに登ると、360度街を見渡すことが出来ます。しかし、この日は小雨の降る空模様。風は強いし、とにかく寒い!天気が良ければ、どんなに気持ちがよいことだろうかと凍えながら、むやみにシャッターを押すのが精一杯でした。

Stockholm City Library

途中、デパートや市場を覗き見しながら、次に向かったのは市立図書館です。円柱形の建物の中側が、壁に沿ってぐるっと一周書架になっていて、圧倒される美しさ。天井はドーム型で、壁の凹凸が照明の光を柔らかく返し、その凹凸の陰は空に浮かぶ雲のようです。私の持っていた「図書館」という場所のイメージを大きく覆す開放的な空間でした。

Stockholm

夕方からは天気が持ち直し、美しい夕焼けが期待出来そうだったので、日の入りに時間に合わせて高台を目指しました。日が落ちてからも、うっすらとオレンジ色に染まる空の優しく美しいこと。

Stockholm, Sweden - 2

R1007014.JPG翌日はスカンセン日本語はこちら)という野外博物館を訪れました。農家や豪族の邸宅、教会など、スウェーデン各地から伝統的な建物約150棟を一カ所に集め、当時の衣装を身にまとった人々が生活の様子を再現しながら見学者に説明してくれます。雑貨や生活道具を扱う店、パン屋、ガラス工房や木工房でも実際に人が働いていて、作業の様子を見ることが出来るのです。小さな動物園も併設されていて、子供から大人まで一日中楽しめる施設でした。ちょうど「亜麻特集」みたいな時期で、亜麻にまつわる一連の作業が見学出来ました。亜麻は寒冷地でもよく育つので、ストックホルム以北の地域では栽培が非常に盛んだったそうです。亜麻を栽培している畑で亜麻を刈り取るところから始まり、刈り取った亜麻を束にして天日に干し、乾いた亜麻を叩いて茎の中から繊維だけを取り出し、その繊維から縄をなったり、取り出した繊維をさらに何度も何度も梳いて、まるで金髪の房のような均一の細い繊維にしてからその繊維で糸を紡ぎ、その糸を足踏みの機織りで織って生地にする。それらの作業を、昔ながらの道具を使って実演しています。実は同じような野外博物館の、もっと小規模な施設をルンドでも訪れたのですが、ルンドの施設では亜麻のことをこんなに詳しく展示していたという記憶がありません。単に気付かなかっただけ、という可能性も大ですが、ストックホルムより南に位置するルンドでは、亜麻以外の作物も(を?)栽培していたということなのかも知れません。
いずれにしても、現在は無くなってしまった暮らしですが、風土に即した暮らしを垣間みることが出来たのは、非常に興味深い経験でした。

今回の旅行の他の写真は、こちらこちらです。ご興味のある方は、どうぞご覧下さい。

2008年09月30日

This is a pair of Levi's Jeans

This is a pair of Levi's Jeans旅行後のビックイベントの一つは、バリフェアでのお買いです。バリフェアは200以上の店舗が並ぶ巨大ショッピングモール。我が家から30km近く離れており、完全に私の活動範囲外なのですが、諸般の事情により、この春日本でわざわざ買ったジーンズ(しかも唯一の!)が履けなくなるという事態が勃発し、新規購入を決意した矢先、最近バリフェアの近くに引っ越した友人と話していてそのモールの存在を知り、案内してもらうことにしたのです。
 お昼前に友人を迎えに行き、一緒に腹ごしらえをして、何はさておきリーバイスへ。(実際にはその道すがら、あちこちよそ見。)形はストレートと決めていたので、選択肢は1つでしたが、どうやらその1つが履けそうです。丈は、日本だと履いた本人に合わせて小一時間ほどで直してくれますが、ここにはそんなサービスはありません。1つのサイズに対し、5cm違いの3種類の長さがあり、その中からコレ、と思うものを選ぶのです。当然私は一番短いもの。それでも気持ち長めでしたが。一番迷ったのは色。私はどうせ色落ちするので、色を落としていないものがいいかと思っていたのですが、同行の友人は、ジーンズをはいて自転車に乗ると、お尻だけ色落ちして「かっこ悪い」ので、最初から多少色を落としてあるものの方がお尻の色落ちが目立たなくてよい、とのご意見。確かに。渡米時に持ってきたジーンズは、お尻の部分だけどんどん白くなり、ついにはそこだけ穴が空いたのでした。さんざん試着して、最終的には友人のアドバイスに従い、色の落としてあるものを購入。$73.61なり。根拠もなく$50〜60かなと予想していたのですが、そんなに安いものでもありませんでした。
 その後もふらふらとモールの中を歩き回り、ふと気付けば夕方です。とっても充実。とっても満足。とってもいい一日でした。

2009年04月22日

Hanna House Tour

アメリカを代表する建築家の一人、フランク・ロイド・ライトの設計した個人住宅がスタンフォードにあり、決まったスケジュールで一般公開されているということを友人から聞き、予約を入れて尋ねてきました。

Hanna House

 ハンナ・ハウスと呼ばれるその家は、 スタンフォード大学で教鞭をとっていたハンナ教授夫妻の為に1936年に設計されたものです。別名ハニカム・ハウス(Honeycomb House)とも呼ばれており、その名の通り、正六角形をつなげた蜂の巣のような構造が特徴です。この家のために作られたリビングの椅子の座面や背もたれも正六角形。ダイニングテーブルの角も120度。暖炉も正六角形のモチーフです。
Hanna House<←手前がダイニングルーム(もとプレイルーム)。多少、縁側の雰囲気があるような。>
 建築当時の間取りはと言いますと、玄関、リビングダイニングと子ども達のためのプレイルーム、子供部屋と主寝室が台所を中心にぐるりと配置されていました。外から帰って、玄関からリビングに入ることも、台所に直接入ることも出来ます。台所からは、リビングとプレイルームの両方を見渡せ、個室以外の空間にいれば、家族がお互いの気配を感じられるわけです。この家が設計された当時、台所は家の一番奥にあり、リビング、ダイニングなどはそれぞれ独立した部屋になっているのが常で、この開放的な間取りは非常に斬新だったそうです。その後、子ども達の成長と独立に合わせて、プレイルームはダイニングルームになり、複数あった子供部屋は主寝室に、主寝室は夫婦の書斎に、と改築され、現在その形で保存されています。どの部屋も壁の一面はガラス窓で、非常に開放的で明るい空間でした。後にゲストルームが別棟として増築されたそうですが、これは設計当初から予定されていたものだそう。母屋との間には多少の目隠しがあってお互いのプライバシーが守られながら、必要に応じて容易に行き来のできる程よい距離感を保っています。このゲストルームは今も現役で、学生が住んでいるそうです。なんともラッキーな学生です!
Hanna House<←書斎(もと個室)側。>
 外観は、水平方向の線が強調された装飾が施されています。一部、アメリカの住宅としては比較的天井が低く、この低い天井、線の強調されたデザインを「日本的」と感じる人もいるそうです。
 また、この家には壁に囲まれた車庫がありません。玄関先に張り出すような格好になっている屋根の下が駐車スペースです。これも当時としては新しいスタイルだったそうです。車庫には車を止めるという目的と同時に、あるいはそれ以上に物置としての役割があるのですが、それが無いとなると収納場所が少なくなってしまいます。そのためか、家の随所に小さな収納場所が散らばっており、まるで日本の家の隙間収納を見るようでした。玄関先のベンチの下、リビングやプレイルームに作り付けられたソファーの下、バスルームの壁や角、部屋と部屋のちょっとした隙間などです。
 それ以外にも、音楽好きの夫妻の希望で玄関ホールに大きなスピーカーが内蔵されていたり、外壁に面した暖炉の脇に外から薪を入れるための小さな扉がついていたりと、この家ならではの工夫が随所に見られます。設計を依頼した夫妻と、夫妻の希望を形にしようとした建築家とのやりとりはどんなものだったのでしょうか。小市民の私としては、リビングダイニングとプレイルームのつながった、広い広い空間の暖房費などが気になるところではありますが、六角形というユニークな形を取り入れながら、家族を包む器としての機能を果たすこの家は、遊び心と実用が絶妙なバランスを取っているんだなと感じました。

 母屋は1975年にスタンフォード大学に寄付されたのち、大学関係者が住んでいたそうですが、1989年の地震で大きな被害を受け、その修復に10年を要し、1999年以降一般に公開されています。是非また訪れたい場所です。

家の中は撮影禁止。その他の外観写真はこちらです。

2009年05月04日

Artist's Salon at Clayman Institute, Stanford University

Celtic Harpers キャンパス内で催されたケルティック・ハープの小さな演奏会に行って来ました。ケルティック・パープって知らなかったのですが、クラシックの演奏会で使われるはハープより一回り小さく、半音調節するための足下のペダルがないのが特徴だそう。代わりに各弦には半音調節用の小さなレバーがついていて、必要に応じてそのレバーを上げ下げしながら演奏します。演奏してくれたのは、普段スタンフォードの大学病院や近くの病院で演奏活動をしているグループのうちのお二人。集中治療室で、患者さんのベッドの脇で、待合室で、このハープを奏でているとのこと。新生児集中治療室でも演奏し、保育器の中の赤ちゃん達の呼吸や血圧が安定して看護婦さんに感謝されることもしばしばとか。病院で演奏するのは主にはケルト音楽、ついでクラシック、ポップスなど。患者さんからリクエストがあれば、可能な範囲でそれに答えるそう。柔らかいハープの音色は、患者さんや家族の気持ちのそっと寄り添い、不安や痛みを和らげるのでしょう。そばで聞いていると、その音色もさることながら、身体の芯に伝わってくる振動が、何かを語りかけます。どこからともなく降り注ぐハープが、病院で働くスタッフをも癒しているそうです。

2009年09月16日

Cowell Ranch Beach

Cowell Ranch Beach

 先週末、英語の先生、クラスメートと私の3人で、Half Moon Bay近くのCowell Ranch Beachというところに行って来ました。ピクニックをしに。この日はまだ9月だって言うのに雨の天気予報。Palo Altoでも朝方ぱらりと雨が落ちて、私とクラスメートは相当腰が引けていたんだけれど、先生は降ったらその時、と行く気満々。雨が降っていたら引き返そう、とタオルやら、雨合羽やら、折り畳み傘やら、デイバックに詰めて、出発しました。着いてみると、空も海ももやもや霧に覆われていて、小雨のような大粒の霧のような、そんなようなものが当たるけれど、雨というほどではなさそう。駐車場から10分ほど歩いて断崖の階段を下ってビーチに辿り着くとだーれもいない。貸し切りです。当然か。ごうごうと唸りをあげる太平洋に向かって浜辺に座り、各自持参したお昼を食べながらひとしきりおしゃべり。で、帰ってきました。全3時間半ほど。ただ海を見ながらおにぎりを食べただけだったけど、絶えず形を変え続ける波を見てるのって案外飽きません。寒くなかったことも幸いし、楽しめました。お天気が良ければ、夕日を眺めるのに良さそうなスポットです。

2009年10月04日

Vacation

Video Team

 毎年夏の終わり、秋の始まる頃に、モンタナで夫の研究室の合宿があります。今年は、その合宿の前にグランドティトン国立公園イエローストーン国立公園を訪れ、その後私も一緒にモンタナにお邪魔する予定で、9月19日から2週間の旅に出ました。予定と大幅に異なる旅路になりましたが、無事帰って来ました。詳細は追ってお知らせいたします。

2009年10月08日

Grand Teton National Park -1-

 今回は、全行程車で移動の予定でした。途中1泊してGrand Teton国立公園に入り、現地で3泊、隣接するYellowtone国立公園に移動して4泊、そのままMontanaでの合宿に合流して4泊、帰り道どこかでもう1泊して家に戻る手筈で出発したのですが、結論から申し上げると、Grand Teton国立公園に到着して3日目に夫が高山病を発症したために急遽下山、Yellowstone国立公園には辿り着けずにPalo Altoに帰ってきました。(お陰さまで、夫はもうすっかり元気です。)引き返しだした時点でMontanaでの合宿に参加することは諦め、Palo Altoに戻ってから夫がその旨を研究室のマネージャーに連絡したのですが、なんと、飛行機でMontanaに行く予定だったメンバーにキャンセルが出て、ちょうど2人分のチケットが余っているとのこと。長距離ドライブのあとで疲れていたので、私は遠慮するつもりでしたが、マネージャーが「のんびりするには最高のところなのよ〜〜〜。」と誘って下さり、それならばと再び出掛けてMontanaに行ってきたというわけです。

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 さて、気を取り直して。まずはGrand Tetonに辿り着くまでを簡単に。
 いままで私達が車で行った一番遠いところは、Los Angelsの南に位置するLong Beachで、その距離片道600kmでした。それでも十分遠かったんですが、まだCalifornia州内なんですね。今回の目的地、Grand Teton国立公園までは1550km。実際に走ったのは以下の地図で、行きがピンク、帰りが青の道です。印をつけたところに宿泊しました。

より大きな地図で Trip to Grand Teton National Park を表示

 初日は8時半過ぎに家を出て、Californiaの州都、Sacramentの脇をすり抜けて東隣の州、Nevadaに入り、これを一気に横切って、北に位置するIdaho州最初の街、Twin Fallsまで1100km走りました。Sacramentoの辺りでは、収穫前の田んぼを見かけました。
Reno, Nevada <←Reno, Nevada>
Nevadaに入るとすぐカジノの街、Renoがあり、そのあとはほとんどずーっと平原と丘陵地だったような印象です。(ええ、あいかわらず記憶があいまいで。)ごくたまぁに町より小さな町がある、といった感じです。ところどころ、人家が見えるわけでもないのにハイウェイの乗り降り口があったりするのが不思議でした。丘陵地の向こうの見えないところに、住んでいる人達がいるってことなんでしょうかね?
Shadow following us
<↑ Wells, Nevada>
Just after sunset <← 東の空>
 暗くなってからは、車のライトに向かって飛んで来る虫の嵐!車にもフロントガラスにも当る当る。この量が半端じゃなくって、自分が車の中にいるのがわかっていても、思わずうわ〜っと声をあげて首をすくめてしまうほどでした。             
Sprinkler
<←巨大散水機>
 翌朝、さらに東に走ります。Idahoと言えばIdaho Potato。ジャガイモ畑だったのかどうかはわかりませんが、見渡す限りの農地が広がっていて、あり得ないようなサイズの散水機で、何も生えていないように見える畑にもじゃんじゃん水を撒いています。何をこんなに作っているのか。こんなに作って一体誰が食べるのか。恐るべし、アメリカ。そんな畑の中をひたすら走ったあと、Wyoming州に入ってきゅきゅきゅっと山道を登ると、いよいよGrand Teton国立公園です。午後3時頃に到着しました。さてさてさて。どんな景色が待っているのか。

2009年10月11日

Grand Teton National Park -2-

Grand Teton国立公園は、Grand Teton(4197 m)を最高峰とするTeton山脈が西側を占め、山脈の東側の足とも北半分にはせき止められたJackson Lakeがあり、その南東に平原が広がっています。平原の中をゆうゆうと流れるのがSnake River。
Grand Teton National Park
 <一番左がGrand Teton>
Jackson Lake, Grand Teton National Park
 <Jackson LakeとTeton山脈>
signalmt_panorama
 <ただただ平原>
Snake RIver, Grand Teton National Park
 <鮮やかな黄色に縁取られたSnake River>

 彼方に悠然とそびえるTeton山脈は、公園内のどこから眺めても美しい姿です。行楽時期を過ぎていたこともあり、雄大な自然の静けさが際立っていました。

2009年10月12日

Grand Teton National Park -3-


より大きな地図で Grand Teton Drive を表示
  Grand Tetonに到着した日は、Jackson LakeのほとりにあるSignal Mountain Lodge(青印)に宿泊しました。チェックインしたあと、車で公園の南半分70kmをところどころ停車しながら一周しました。

Photographers at Snake Liver Overlook, Grand Teton National Park Snake River Overlook(赤印)では、
Teton山脈の向こう側に落ちて行く夕焼けの写真を撮ろうと待ち構えました。思ったよりも雲が厚く、山陰に落ちて行く太陽そのものは見えなかったのですが、風に吹かれてぐんぐん移動する雲、その雲に遮られたり合間からビームになったりしながら刻々と変化する光線、またそれに伴って色を変える雲と空。大自然の織りなすダイナミックな舞台をひとしきり楽しみました。そのあと、太陽が山の向こうに落ちてから
 <↑じわじわ増えるカメラマン達>    の気温の下がるのの早いことといったら!長袖のシャツ+フリース+ジャンバー(フード付き)+マフラーという出で立ちでしたが、じっとしていられません。うーうー言いながら跳ねたり歩いたり。なのに、その頃になってやってくるカメラマンがいるし、立ち去ろうとする人は誰もいないし、一体これAfter sunsetから何が起こるというのでしょう?40分以上前からそこにいた私達は、いい加減寒さ耐えられず、もういいだろうと車に駆け込み、帰路につきました。そのわずか数分後。ふとサイドミラーから後ろを見ると、真っ赤に燃える空!くーー、これか!急いで路肩に車を停めて撮影再開です。なんという鮮烈な色。こんなにも印象的な夕焼けは見たことがありません。いやーTeton、来て良かった。

2009年10月13日

Grand Teton National Park -4-

 
 Grand Teton2日目、朝一番の仕事はキャンプ場の場所取り。そう、この日は私達のキャンプデビューの日です!キャンプは、去年から私が心に秘めていた今年一番やりたいことでした。この日の為にテントや寝袋をちょっとずつ買いそろえ、友人に飯盒を借りてご飯の炊き方を習ってきたのです。
Our camp site, #57 前日宿泊したSignal Mountain Lodge近くのキャンプ場には、81のキャンプサイトがあり、空いているサイトの中から気に入った場所を好きに選びました。各サイトの入り口にはサイト番号を記したサインが立っていて、そこにジップロックの袋がぶら下がっています。ここと決めた場所に車を停め、テントを張り、いつまで泊まるかを書いた紙をジップロックに入れ、その日数分の宿泊料金($17/日)をキャンプ場入り口に置いてある封筒に入れて、そばに設置されたポストに投函すればOKです。やったー!

 この日は、野生動物を探しながらドライブし、ところどころで、大モノ(?)を見かけましたよ。
(以下3枚の写真は夫の撮影。)
Pronghorns at Grand Teton National Park
 <草を食むプロングホーンの群れ>
Coyote at Grand Teton National Park
 <平原をひょうひょうと横切るコヨーテ
Elk at Signal Mountain
 <Signal Mountainで出会ったエルク(=アメリカアカシカ)>
Grand Teton National Park 写真には納められませでしたが、バイソンも見ました。はるか彼方に胡麻粒のような群れが見えたり、かと思うと車のすぐ脇を一匹で走っていたり。
 キャンプサイトの周辺には、小さなシマリスがちょろちょろしていて、こちらがじーっとしているとすぐ足下まで近寄ってきます。食べるものがあると思うんでしょうかね。なんにもあげないよー。
 夕方早めにキャンプサイトに戻り、いそいそと飯盒でご飯を炊き始めました。教わった通りに借りた飯盒にご飯とお水を入れて、火にかけて待つ。沸騰し始めたら火を弱めて待つ。待つ。待つ。ふつふつが無くなるタイミングで火を止めるんですが、その見極めが難しいのです。持参した魚の缶詰で数日ぶりに食べる白いご飯。ご飯って、ホントに美味しい。

夕食後は、日暮れの頃にムース(=ヘラジカ)が現れると教わった場所を目指したのですが、目的地まで予想以上に時間がかかり、目的地に着いた時にはとっぷり日が暮れて、残念ながらムースらしき影は見当たりませんでした。

Dusk

2009年10月15日

Grand Teton National Park -5-

 初キャンプから一夜明けてみると、どうやら夫は高山病で具合が悪いらしい。えー、せっかく今日はハイキングに行くつもりだったのに、、、と思ったのもつかの間、どうやら相当具合が悪いらしい。朝ご飯も食べられずにぐったりしています。昼過ぎまでテントで横になっていたのですが、お昼ご飯も食べられず、よくなる気配なし。高山病の治療は、標高を下げるしかありません。暗くなってから私の運転で山道を下るのは、これまた別の危険が伴う可能性があるので、明るいうちに下山することにしました。言われてみればGrand Teton国立公園は標高2000m前後あり、にもかかわらず今回あまりそのことを気遣っておらず、脱水にならないように水分を多く取ったり、カフェインを控えたりするのをほとんど忘れていました。徐々に疲れがたまっていたことや、夜間思ったより寒かったことなど、複数の要因が少しずつ重なって、ひどい高山病になってしまったようです。ともかく、テントを畳んで荷物を片付け、夫を助手席に押し込んでGrand Tetonをあとにしました。

より大きな地図で Trip to Grand Teton National Park を表示
 約200km走って、日暮れ前に標高1433mのIdaho Falls(右の青印)に辿り着きました。夫は少し楽になったようで、荷物を持って歩くことは出来ましたが、ホテルの部屋に入るとどっさりベッドに倒れ込んだきりです。お腹の空いた私はと言えば、具合の悪い夫を置き去りにも出来ず、持っていた揚げせんべいとナッツをぽりぽり。
 翌朝、どうやら朝食は食べられる模様。よかった。この日は、出発がゆっくりだったうえに、私一人で運転することになりそうだったので、途中なんにもないNevada州を走るよりも、家までの距離は遠くなるけれど、多少なりとも街の気配があり、暗くなる頃には適当に近くの街にとまれそうなOregon州(地図青線)を走ったほうがよかろう、と一路西に向かいました。えっちらおっちらOregon州のPendretonまで800km。ここの標高は348mで、ここまで来ると夫はすっかり元気を取り戻しました。あとで調べたところでは、Nevada州を戻ったら標高はずっと1400-1500mのままだったので、結果としてOregon州を通ったのは正解でした。PendletonからPalo Altoまでの1400kmは、夫が2/3を運転してくれて一気に家まで戻ってきました。
 今回の旅行で得た非常に重要な教訓。今後出掛ける時には、何よりもまず行き先の標高チェック。1000mを超えてたら要注意。2000m以上の場所には必要がない限り近付かない。私が標高の高いところ行きたい時には、一人で出掛けるか、一緒に行ってくれる友達を探すかになりそうです。いずれにしても、夫の具合が回復し、事故にも遭わずに戻って来られて本当に良かったです。
Mt. Shasta, California
<帰り道、2年ぶりにMt. Shastaを通りました。>

その他の写真はこちらをどうぞ。

2009年11月02日

Starbucks VIA™ Ready Brew

Starbucks VIA™ Ready Brew Grand Tetonからの帰り道最終日、20:55くらいに閉店間際のStarbucksにカフェインを求めて駆け込みました。店内はすっかりきれいに片付けられていたけれど、「まだやってますか?」と尋ねたら、気持ちよく「もちろん!」と答えて一杯のコーヒーを入れてくれました。掃除の済んだトイレも貸してくれて。私達が、これからサンフランシスコのさらに南まで、3-4時間かけて帰ると聞いた店員さん、「これね、今度新しく売り出すコーヒーでね、お水さえあれば入れられて、豆から入れたのと同じように美味しいから。」と数日後に新発売の予定のインスタントコーヒーまでくれました。うるるー、ありがとう〜。大変な旅だったけど、いいこともあるね。店員さんの優しい心遣いが身に染みました。

2009年11月05日

Montana

 Grand Tetonから戻って、息つく間もなく出掛けた次なる目的地はMontanaです。
Montanaは夫の研究室の教授の故郷で、彼はHamiltonという町に広大な牧場(何も飼っていないので、草ぼうぼうのべらぼうに広い土地)を所有しており、毎年秋の初め頃に研究室のメンバーをその牧場に招待して下さいます。私は今年初めてお邪魔させていただきました。

Montana

 Montanaといえば、ブラッド・ピットの出世作、「A River Runs Through It」の舞台となったところです。出掛ける前にDVDを見て予習(?)しましたが、これが予想をはるかに上回って印象的な場所でした。遠くに連なる山々を眺めながらパティオに座っていると、何とも言えずに穏やかな時間が流れていきます。近くで、遠くで聞こえる小鳥のさえずり。風に吹かれる樹々のざわつき。見えるか見えないくらいのところで、鹿の群れが草を食んでいます。すっぽりと自然に包まれたようで、それはそれは心地よいのです。何があるというわけでもありませんが、豊かな自然が溢れています。住むとなると、その自然と引き換えの苦労があるのでしょうが、一訪問者である私は、「のんびりにするには最高のところ」という部分だけを存分に味わってきました。

Waiting for the boat
 石投げマスターの指導のもと、川で石投げに挑戦。石の選び方から教えてもらい、星飛雄馬なみの練習の甲斐あって、投げた石が最高で5回も水面をジャンプ!翌日、右腕はひどい筋肉痛でした。

その他の写真はこちらからどうぞ。

2009年11月26日

Trip to Tokyo

 もう1ヶ月以上経ってしまったけれど、10月中旬から10日間ほど、日本に一時帰国しました。春に帰った時には「日本、案外近いじゃん。」と思ったのに、今時分は季節風が強いらしく、日本まで11時間近くかかり、随分と遠かった。飛行機に乗って7時間たった時点であと4時間かと思ったら、気絶しそうになり、いや、むしろ気絶できれば良かったんだろうけど、気絶することも出来ずに残りの4時間がひどく辛く感じました。
Kappa bashi<←食べられないお寿司たち>
 これといった用事もなく帰国したので、初めてかっぱ橋道具街に足を向けてみたり、スタンフォードでお世話になったすでに帰国しているお友達に会ったり、友人達と食べ歩いたりして、のんびりと過ごしました。いつ帰っても日本で食べるものは美味しいんだけれど、今回特に感激したのは、かっぱ橋で母がたまたま見つけた梅源というお店の芋甘納糖。商店街の裏の方にある目立たない小さなお店で、おばさんが量ったお菓子を紙袋に入れてくれます。緑茶と一緒に、さつま芋独特のねっとりした甘みをちびりちびりとかじる幸せ。たまに食べるから、一段と美味しいんでしょうね。

2010年04月03日

Cherry Blossoms in full bloom

Cherry blossom

 先月21日に自転車仲間とサイクリングに行った際に見かけた桜です。まさに満開で、花の重みで枝が大きくしなっています。花びらの先端だけほんのりと桜色が濃くなっていて、房になった花がぼんぼりのようでした。

2010年07月27日

2010 Bank of the West Classic

 Death Rideのことも書いているんだけれど、まだ時間がかかりそうなので、先に別のお話を。

Kimiko DATE KRUMM

 毎年この時期にStanfordで開催されるテニスのトーナメント、Bank of the West Classicが今年も始まりました。一昨年は杉山愛がベスト4まで残っていたし、去年は杉山愛がシャラポアと1回戦で当たっていました(シャラポアの勝利)。毎年、やってるなー、とコートの前を通り過ぎていたのですが、今年は2008年に現役復帰したクルム伊達公子が出場すると聞き、友人と二人急遽相談のうえ、昨日26日の夜、にわかファンとしてコートに足を運びました。同世代だから応援したくなっちゃうのね。対戦相手は、ディナラ・サフィナというロシアの選手。北京オリンピックの銀メダリストで、7月26日時点での世界ランキングは35位だそう。(ちなみにクルム伊達は61位。)この相手の選手がとにかく恐ろしく大っきくて。WTAのプロフィールによれば、身長182cmとのこと。手足が長くって、ただ立ってるだけでもコートの半分くらいは容易にカバー出来そう。サーブなんかさせた日にゃ、怪力の怪物みたいにコワイ。オレンジのウェアを着ていたので、同行の友人は「タコみたいに恐い。普通のじゃなくって、ほら、おっきいやつ。」と言っていた。そんな相手に賢い印象のプレーで立ち向かうクルム伊達選手。最初のセットはサフィナが取ったけれど、続く2、3セットをクルム伊達が取って、勝利!夜の試合で、日没後は凍えそうに寒かったけれど、非常に面白かったので、明日の2回戦も観戦にいくことにしました。防寒対策を万全にして応援してきます。

Dinara SAFINA
(対戦相手のディナラ・サフィナ。怪物呼ばわりしましたが、可愛い人です。)

*その他の写真はこちら

2010年07月29日

2010 Bank of the West Classic -2nd round-

Kimiko DATE KRUMM

 にわかファン、昨夜も観戦に行ってきました。昨夜のお相手はエレナ・デメンティエワという選手。北京オリンピックの金メダリストですって。世界ランキングもぐっと上がって6位。180cmの長身だったけれど、タコっぽくはありませんでした。ウェアの色のせい?
 最初のセットは調子良く伊達選手が取ったんだけれど、2セット目の途中から突然、あれあれ、どうしたの?どっか痛い?と思うような様子であっという間にデメンティエワに取られてしまった。別にどこが痛かったわけじゃないらしい、幸い。最終セットは粘りに粘ったファインプレーで観戦席から盛んに拍手が沸き起こったけれど、残念ながらデメンティエワの勝利。勝負の世界は厳しいね。

 この日のお昼、友人二人と近くのお店で呑気にご飯を食べていたのですが、なんと!伊達選手がすぐそばのテーブルに着席するではないか。キャー!!!試合前の大事な時間に申し訳ないかなとは思ったけれど、私達がお店を出る時に大興奮でちょっと声を掛けさせていただきました。笑顔の可愛い方だったわー。

Elena DEMENTIEVA
 対戦相手のエレナ・デメンティエワ。サーブのスピード105mphって、時速169kmだよ...。

*写真はこちら

2010年09月25日

Football Game, Stanford vs Wake Forest

DSC_8185.JPG
 先週の土曜、18日にスタンフォードのフットボールの試合を見に大学のスタジアムに行ってきました。この日の対戦相手は遥か東、ノースカロライナ州のWake Forest大学だったので、対戦側の観戦席が埋まらないと予想されたためか、オンラインで申し込むと対戦側の座席をタダでもらえたのです。ラッキー♪
 スタンフォードは、これまでスクールカラーの赤だったユニフォームを、きりりと引き締まった黒に新調していました。スタンフォード側の観戦席は、新学期にあわせてキャンパスに戻ってきた学生達を中心にビックリするほどぎっしりで、文字通り真っ赤です。こんなに人気のあるスポーツとは知らなかったわー。フットボールの試合を見に行くのは2度目で、実はほとんどルールを知らないのですが、多少知識を得た夫が解説してくれたお陰で、わからないなりに応援してました。えぇ、それ以上詳しいことは聞かないで下さい。

その他の写真はこちら

2011年02月11日

Monterey Bay Aquarium

Monterey Bay
 久しぶりに遠出(?)をしました。行き先はモントレーの水族館、Monterey bay Aquarium。車でぶいーっと2時間くらいです。
 展示の中で一番面白かったのは、深さが6mくらいの水槽で泳いでいたイワシの群れ。日の光をキラキラと反射させ、海藻や他の魚達を避けながら、群れが縮んだり広がったりする様子は、小学生の時の国語の教科書に出ていた「スイミー」の話に出てくる通りで、いくら眺めていても飽きません。決して止まらず、一匹として群れから離れない。一定の方向にぐるぐると輪に回って泳ぎながら、群れ全体が常に形を変え、移動していくのです。それから、いろんな種類のタツノオトシゴ。1cmくらいの小さなものから、30cmはあろうかというような大きなものまで、色も形も様々。あとは、クラゲね。照明を落とした展示室の水槽の中で、しゅわんしゅわんと動き続ける姿を眺めていると、落ち続ける砂を見つめているような、時間が止まってしまったかのような感覚にとらわれ、はっとします。ウチで飼えたらいいのに。
 非日常的な空間を満喫しました。

 この日の写真はこちら

2011年04月28日

Athletics vs Mariners

Athletics vs Mariners
 4月最初の日曜日、アスレチックスの開幕第3戦を観戦してきました。アスレチックスは今年、松井秀喜を迎えたし、対戦相手はイチローのいるマリナース、しかもこの日は入場料のうち一人につき$1が東日本大震災の被災地へ義援金として送られるとのこと。お天気も良さそうだったので、前夜にオンラインでチケットを買いました。
 詳細はすでに忘れてしまいましたが、松井がこの日、日米通算2500安打を達成しました。イチローも2本くらいヒットを打ったかな?結果はアスレチックスの勝利。
 少々風はあったけど絶好のデイゲーム日和で、良い気分転換になりました。

 写真はこちら。 

2011年06月29日

San Francisco Bay Trail

San francisco Bay Trail

 6月最初の週末。飛行機の写真を撮るという夫にくっついて、サンフランシスコ空港に離着陸する飛行機の見えるSan Francisco Bay Trailへ。サンフランシスコ湾沿いの遊歩道です。ゆっくり歩く家族連れ、それぞれのペースで走る人達。気持ちのよい空の下、わたしもぷらぷらと歩きながら写真を撮り、ゆったりした時間を過ごしました。

写真はこちら

2011年07月03日

San Mateo County Fair

 6月11日から19日に、San Mateo County Fairがありました。地域の大自慢大会、とでも言いましょうか。自慢の農産物、自慢の手づくり料理、自慢の花や植木、自慢の家畜、自慢の各種手芸作品、自慢の収集品などなどの品評会があり、加えてコンサートなどが開催され、メリーゴーランドや観覧車といった移動遊園地もやってきます。これまで全く知らなかったイベントですが、編み物仲間が、このCounty Fairに編み物などの手づくり作品を出品(1作品につき$2の出品料がかかる)すると、大人入場券2枚(前売り券$7/当日券$10 ×2)と駐車券($10)が貰えてとってもお得だよー、と教えてくれたので、今年編んだセーター(着用済み)を出品し、入場券と駐車券を手に入れて、行ってきました。
I got third place! イベント初日の土曜日に訪れたところ、家族連れで予想以上の混雑ぶりでした。まずはコーンドック(いわゆるアメリカンドック)とホットドックで腹ごしらえ。その後、家畜コーナーに居並ぶ七面鳥や豚、羊、牛などに驚きつつ、ピッグレースの観戦席へ。これは子豚が4頭づつ15mほどの短いトラックを次々走るもの。司会のおじさんの話術が巧みで、観客はあっという間にレースに引き込まれてしまいます。20-30分で終わってしまうのですが、一日4回くらい開催されていたので、人気のショーなのではないでしょうか。 
 それから各種品評会をぶらぶらと眺め、最後に出口近くの手芸品の品評会のコーナーへ足を向けました。壁に沢山掛かったキルトのコーナーを通り過ぎると、ひっそりとありました、編み物コーナー。私のセーターはどこ〜、と探すと、なんとリボン付き!三等賞です。きゃーーー。「棒針で編んだ大人の着るもの」部門に出品したのですが、ライバルが非常に少なく(全10作品くらい?)、とても狙い目な部門だったようです。そして。
Award of $10 from San Mateo County Fair じゃーん。昨日、賞金$10の小切手が届きました!編み物でお金を稼いだのは初めてです。非常に嬉しいです。この賞金は、是非、来年の出品料に充てようと思います。

 ピッグレースなどの写真はこちら
 

2011年10月13日

Travel to Turkey

 すっかり日も短くなってきた10月半ばというのに、30℃。暑いです。
これは俗にいうインディアンサマー、でしょうか?

 10月1日から8日まで、トルコに行ってきました。例によって夫の学会出張に便乗です。これまで、行ってみたいな、とも、行ってみようか、とも思ったことがなく、行ったことがないからいってみるかと出掛けたのですが、行ってビックリ。見どころ満載、食べ物も美味しくて、かなり好きでした。カッパドキアとイスタンブールにそれぞれ3泊したのですが、イスタンブールはまわりきれずに時間切れ。

Cappadocia from above
<奇妙な造形の岩の立ち並ぶカッパドキア。堆積した火山灰と溶岩が、浸食された結果だそう。>

Topkapi Palace
<トプカプ宮殿内>

 モスクや建物の装飾に使われているタイルの、様々なブルーやエメラルドグリーンがとっても素敵です。それに絨毯。いいわ〜。欲しいわ〜。

 トルコの地は、数千年の時の流れの中で多様な文明・文化を育み、その積み重ねが現在にも息づいています。日々何気なく使っている"西暦"、一宗教が言い出した区切りにすぎないんだなぁ、ということに気付いたりもしました。

 トルコ国内には、ほかにも興味深そうなところが散らばっています。ぜひまた訪れたいです。そのときには、たっぷり時間(と予算)をとって、絨毯をつれて帰りたいな。

 Turkey, Oct. 2011

 ↓ 旅行前に目を通した参考図書。

2011年12月07日

Chestnuts U-pick

Skyline Chestnuts

 先月、友人と二人で栗拾いに行きました。向かった先はウチから車で30〜40分の山の上にあるSkyline Chestnuts Orchard。ようやく栗が落ちだしたばかりの時期だったのと、閉園1時間前という時間に到着したこのとで、完全に貸し切りでした。最初はよくわからずに、入り口で借りたバケツに栗とみれば何でもかんでも入れていたのですが、そのうち拾った栗に大小があることに気付き、それまでに拾った小さい栗は途中でバケツから放り出して、大きなものを選って歩くこと小1時間。ただ拾って歩くだけなのに、妙に楽しいんですわ、これが。もっとたくさん拾いたかったけど、そんなに拾ってどうすんの、って話で、5ポンド(確か$5.75/ポンド(=約450g))拾ったところで止めました。ま、十分です。

Chestnuts rice 調べたところでは、栗は冷蔵庫で数週間保管すると甘みが増す、とのこと。しかし保管前と後を比べなければ、本当に甘みが増したのかどうかわかりません。とりあえず、すぐに栗ご飯を炊いて試食し、4週間が経過した先週、再度栗ご飯にしてみました。拾いたては、ただ栗の味のする栗ご飯だったものが、先週はビックリするくらい甘い栗の栗ご飯に変身。まー、驚いた。冷蔵庫の中に眠っている残りの栗がさらに甘くなるのかどうか。楽しみです。
それにしても、栗ご飯の写真って地味。

 

2014年03月06日

First trip to Hawaii

Waikiki Beach

 祝、初ハワイ!
 これまで何となく行きそびれてしまっていたハワイに初めて上陸しました。初心者らしく、オアフ島のワイキキビーチです。
 結論 >>> 暑からず、寒からず、適度な湿度があってぬるいところが、大変気に入りました。皆がおしかけるには、それ相応の理由があるわけですな。和食が充実している点も良かったです。当然観光客は多かったけれど、だれもがリラックスしているせいかごみごみした印象はあまり受けず、さほど嫌な感じはしませんでした。
 帰ってきたばかりだけど、また行きたい!次回はぜひ他の島を訪れて、異なるハワイの表情も見てみたいです。

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