2009年07月02日

Cycling to Mt. Tamalpais

Today's destination久しぶりに自転車で遠出です。先週末、師匠ご夫婦にお誘いいただいて、Nさん、と私の5人で、サンフランシスコからゴールデンゲートブリッジを渡った対岸にそびえるMt. Tamalpais、通称Mt. Tamを目指しました。サンフランシスコまで車に自転車を積んでいって、ゴールデンゲートブリッジのたもとから自転車で出発、橋を渡った後海岸沿いの道を走り、Mt.Tamの標高 783.6mをまるまる登ってきました。登っていくのはほんとに大変なんだけれど、途中の眺めが素晴らしい。すっぽりと霧に覆われた太平洋、対象的にきらきらと光が跳ね返るサンフランシスコ湾、サンフランシスコの街のシルエットやさっき渡ったゴールデンゲートブリッジが、眼下に見渡せます。登りそのものは2時間ほどだったでしょうか。山頂ではご褒美の景色を眺めながら、ひとしきり達成感に浸りました。下りもそれなりに長くって、下りながら「良くこんなところを登った!」と我ながら感心することしきり。この日の最高気温は100°F(=37.8℃)だった模様。暑さも手伝って、へとへとになりながら夏のサイクリングを満喫しました。
 8月1日には2度目の160kmのイベントが控えています。7月中は少し長めのサイクリングをして備えなければー。

2009年06月29日

Mini Rose

Mini Rose去年の3月にお友達にいただいたミニバラ。小さいけど優雅な花が咲いていた。花が終わってからも幾つかつぼみが上がってきて、長らく楽しませてもらったんだけれど、そのうち葉ダニの発生に見舞われて、殺虫剤をかけたり、葉をむしったりしているうちに、それはそれは惨めな姿に。もうダメか、と諦めかけていたところ、春先からもりもり新しい葉っぱが出て、5月になる頃には、またこんなに立派な花が。
植物って凄い!
 そんなことを言っているうちに、今年もまた葉ダニが出始めてねぇ。。。

2009年06月21日

Hands-on Digital Photography 2

A 冬学期に引き続き、4-5月にI-Centerで開催された写真のクラスに参加しました。今回は週1回1時間半、全6回。基本的な内容は冬学期とほぼ同じですが、出される宿題は違っていたので、毎週、こうかな、いやいやこうしたほうがいいかと工夫しながら写真を撮り、非常に楽しい時間を過ごしました。途中、私は日本に一時帰国したために2回お休みしたのですが、先生が授業のあとに送ってくれるその週のまとめのメールを東京で読み、課題の写真も東京で撮ってクラス用のウェブサイトにアップロードして、遠隔参加させてもらいました。そんな課題の一つが「アルファベット」。身の回りにあるアルファベットに見えるものをAからZまで集めようというものです。これが結構難しい。Oなどあり過ぎで、どれを自分の一つにしたらいいのやら。E、H、W、Xなどもいくつか見つけらましたが、B、K、P、Rなどは1つ見つけるのがやっと。どこにでもありそうで最後まで気に入ったものが見つからなかったのはN。おそば屋さんから出たところで、N型の赤い自転車のフレームを見た時には小躍りしそうになりました。スタンフォードのようにだだっ広いところで写真を撮るのとは勝手が違って、東京で撮る写真は背景がごちゃごちゃになりがちです。どうかなぁと思っていたのですが、そんなごちゃごちゃな様子が、スタンフォードで写真を見た他の参加者には逆に新鮮だったようです。面白いものですね。みんなの見つけたアルファベットもそれぞれ個性的。普段、自分も同じものを目にしているにもかかわらず、見過ごしているものもあって、それぞれの持つ感性の素晴らしさを感じました。

 A以外のアルファベットはこちらをどうぞ。

2009年06月13日

Plants at Home

Bacoba 3週間近く日本でゆっくりしていたので、当然と言えば当然なのですが、置いていった植物達の一部は枯れたり弱ったりしていました。夫と私、二人とも不在の1週間はペットボトルを利用した給水を施したのですが、カバーしきれない部分もあったようです。ただ、予想していたよりダメージは少なかったとも言えます。枯れた葉を取り除いて、アブラムシを退治して、植木鉢の置き場所を調整して。早くもまた可愛らしい花が咲き始めました。

2009年06月08日

Home coming

Nanko Ramen5月に3週間ほど一時帰国しました。家族や旧知の友人達との時間は、文句無くいいものですね。今回時間を取って下さった皆さま、どうもありがとうございました。今回は残念ながらお目にかかれなかった皆さま、またの機会にご一緒しましょう。
 それにしても。
日本って、どうしてあんなに食べるものが美味しいんだろう?あまりにも美味しすぎるじゃないか。白いご飯も、パンもうどんもそばもラーメンもとっても美味しい。お刺身も干物も天ぷらもトンカツもすき焼きもすごく美味しい。普通に見えるケーキもあり得ないほど美味しい。離れているお陰で、しみじみその美味しさを噛み締めることが出来る。けど、これって普段はそれが無い、ってことなんだよね、間違いなく。
ま、美味しかったからいいか。また帰ろ。

2009年05月06日

Baking a Cheesecake

New York Cheesecake友人の焼いたチーズケーキの写真があまりに美味しそうだったので、ねだって焼き方を習いに押し掛けました。クリームチーズ、サワークリーム、玉子、砂糖、レモン汁とひたすら混ぜていくんだけれど、何というか、とにかく丁寧なんです。私だったら、多少のダマダマなんて気にせず進んじゃうんだろうなと思うんだけど、しっかり滑らかになるまで混ぜる混ぜる混ぜる。型に流した後、表面に浮いてしまった小さな泡は楊枝で潰す。こうして一つ一つの過程をしっかりやると、最後に美しい仕上がりになるのね。まだ冷め切っていないうちはふわふわ、しゅわっとした舌触り、しっかり冷やしてから食べるとしっとりした食べ心地でした。もちろんいずれも美味、です。
 ところで。この日、渡米3年目にして初めて、サンフランシスコ湾側のフリーウェイ、101号線に一人で乗りました。以前に一度、間違って乗ってしまったことがあるんだけれど、その時には夫が助手席にいたし。そういえば、初めてフリーウェイを運転したものサンフランシスコまでチーズケーキを買いに行きたい一心だったな。もしかして私って、ものすごくチーズケーキ好きなのか?

2009年05月04日

Artist's Salon at Clayman Institute, Stanford University

Celtic Harpers キャンパス内で催されたケルティック・ハープの小さな演奏会に行って来ました。ケルティック・パープって知らなかったのですが、クラシックの演奏会で使われるはハープより一回り小さく、半音調節するための足下のペダルがないのが特徴だそう。代わりに各弦には半音調節用の小さなレバーがついていて、必要に応じてそのレバーを上げ下げしながら演奏します。演奏してくれたのは、普段スタンフォードの大学病院や近くの病院で演奏活動をしているグループのうちのお二人。集中治療室で、患者さんのベッドの脇で、待合室で、このハープを奏でているとのこと。新生児集中治療室でも演奏し、保育器の中の赤ちゃん達の呼吸や血圧が安定して看護婦さんに感謝されることもしばしばとか。病院で演奏するのは主にはケルト音楽、ついでクラシック、ポップスなど。患者さんからリクエストがあれば、可能な範囲でそれに答えるそう。柔らかいハープの音色は、患者さんや家族の気持ちのそっと寄り添い、不安や痛みを和らげるのでしょう。そばで聞いていると、その音色もさることながら、身体の芯に伝わってくる振動が、何かを語りかけます。どこからともなく降り注ぐハープが、病院で働くスタッフをも癒しているそうです。

2009年04月27日

Primavera Century 2009

Primavera Century 2009 at Start猛暑の週末、100マイル(=160km)の自転車イベントに参加してきました。自転車の達人やトライアスロンに取り組む方々に紛れて7時半ごろスタートしたのですが、皆さん激烈早い〜!最初の10km以降はと二人旅になりました。途中には水や食料の補給所が全部で5カ所あり、ボランティアの方々がフルーツやらクッキーやらパウンドケーキやらが沢山準備して下さっていました。ナッツの塩味とドライフルーツがおいしかったなぁ。どの補給所にも足切り時間が設定してあって、必死に漕いでもゆっくりペースの私達は、3カ所目以降はどこも滑り込み。文字通りふらふらになりながら6時過ぎにゴールしました。実走時間は9時間17分でした。ゴールの締め切りは5時30分だったのに、待っていてくれたスタッフの皆さん、イベントを支えてくれていたボランティアの方々に感謝です。
 今回骨身に染みたのは、100kmと160kmは大きく違うということ。暑いわ、遠いわ、仲間はいないわ、で楽しさ要素はかぎりなくゼロに近かった。。。巷では、本番係数(走ったことのある距離の何倍走れるか)1.5倍だとか2倍だとか言われていますが、私の場合は1.2〜1.3倍と思うのが良さそうです。
 ともかく。160kmどうにか走りきれることはわかりました。次回の160kmは8月の予定です。それまでに、少しは楽しめるように精進しようと思います。自転車に乗り初めてちょうど1年。よい記念になりました。

2009年04月26日

Hot days

まだ4月だっていうのに、先週末から数日間、突然最高気温が30℃を超える真夏の暑さがやってきた。窓を開けても熱風しか入って来ず、家の中はちょっとした我慢大会。週中には20℃ちょっとの過ごしやすい陽気に戻って一息つけたけど、 今年も熱波が何度も襲って来るのかなぁ。

IMG_3098.JPG

2009年04月22日

Hanna House Tour

アメリカを代表する建築家の一人、フランク・ロイド・ライトの設計した個人住宅がスタンフォードにあり、決まったスケジュールで一般公開されているということを友人から聞き、予約を入れて尋ねてきました。

Hanna House

 ハンナ・ハウスと呼ばれるその家は、 スタンフォード大学で教鞭をとっていたハンナ教授夫妻の為に1936年に設計されたものです。別名ハニカム・ハウス(Honeycomb House)とも呼ばれており、その名の通り、正六角形をつなげた蜂の巣のような構造が特徴です。この家のために作られたリビングの椅子の座面や背もたれも正六角形。ダイニングテーブルの角も120度。暖炉も正六角形のモチーフです。
Hanna House<←手前がダイニングルーム(もとプレイルーム)。多少、縁側の雰囲気があるような。>
 建築当時の間取りはと言いますと、玄関、リビングダイニングと子ども達のためのプレイルーム、子供部屋と主寝室が台所を中心にぐるりと配置されていました。外から帰って、玄関からリビングに入ることも、台所に直接入ることも出来ます。台所からは、リビングとプレイルームの両方を見渡せ、個室以外の空間にいれば、家族がお互いの気配を感じられるわけです。この家が設計された当時、台所は家の一番奥にあり、リビング、ダイニングなどはそれぞれ独立した部屋になっているのが常で、この開放的な間取りは非常に斬新だったそうです。その後、子ども達の成長と独立に合わせて、プレイルームはダイニングルームになり、複数あった子供部屋は主寝室に、主寝室は夫婦の書斎に、と改築され、現在その形で保存されています。どの部屋も壁の一面はガラス窓で、非常に開放的で明るい空間でした。後にゲストルームが別棟として増築されたそうですが、これは設計当初から予定されていたものだそう。母屋との間には多少の目隠しがあってお互いのプライバシーが守られながら、必要に応じて容易に行き来のできる程よい距離感を保っています。このゲストルームは今も現役で、学生が住んでいるそうです。なんともラッキーな学生です!
Hanna House<←書斎(もと個室)側。>
 外観は、水平方向の線が強調された装飾が施されています。一部、アメリカの住宅としては比較的天井が低く、この低い天井、線の強調されたデザインを「日本的」と感じる人もいるそうです。
 また、この家には壁に囲まれた車庫がありません。玄関先に張り出すような格好になっている屋根の下が駐車スペースです。これも当時としては新しいスタイルだったそうです。車庫には車を止めるという目的と同時に、あるいはそれ以上に物置としての役割があるのですが、それが無いとなると収納場所が少なくなってしまいます。そのためか、家の随所に小さな収納場所が散らばっており、まるで日本の家の隙間収納を見るようでした。玄関先のベンチの下、リビングやプレイルームに作り付けられたソファーの下、バスルームの壁や角、部屋と部屋のちょっとした隙間などです。
 それ以外にも、音楽好きの夫妻の希望で玄関ホールに大きなスピーカーが内蔵されていたり、外壁に面した暖炉の脇に外から薪を入れるための小さな扉がついていたりと、この家ならではの工夫が随所に見られます。設計を依頼した夫妻と、夫妻の希望を形にしようとした建築家とのやりとりはどんなものだったのでしょうか。小市民の私としては、リビングダイニングとプレイルームのつながった、広い広い空間の暖房費などが気になるところではありますが、六角形というユニークな形を取り入れながら、家族を包む器としての機能を果たすこの家は、遊び心と実用が絶妙なバランスを取っているんだなと感じました。

 母屋は1975年にスタンフォード大学に寄付されたのち、大学関係者が住んでいたそうですが、1989年の地震で大きな被害を受け、その修復に10年を要し、1999年以降一般に公開されています。是非また訪れたい場所です。

家の中は撮影禁止。その他の外観写真はこちらです。