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2008年08月 アーカイブ

2008年08月03日

Cycling to the Pacific - おまけ

帰りの苦しく長い登り坂の途中で、総走行距離が1000kmを越えました。東京から1000kmというと、東海道新幹線から山陰新幹線をたどってついに九州に上陸したところ。東北新幹線では、終着駅の八戸(594km)から東北本線をたどって青森(690km)へ、さらに津軽海峡線をたどって津軽海峡(753〜776km)を渡り、江差線で函館まで行ってもまだ856km。そこから函館本線をたどって北上を続け、内浦湾岸から内陸に25kmほど入ったところでした。

2008年08月05日

Weather condition

R1006123.JPG

東京は集中豪雨に見舞われたと聞きましたが、皆さまご無事でしょうか。
こちらは相も変わらず、かくものんきな空模様です。 

It's raining!!!

Raining!
東京の雨を心配していたら、なんとこちらでもぱらぱらと雨!
8月に雨が降るなんて、イッタイゼンタイどうしたことでしょう?!

2008年08月09日

JUST LISTED and SOLD!

Just Listed先月のある日、見覚えのある家の写真が印刷された絵はがきが届きました。今住んでいるアパート近くで売りに出された家の広告でした。
 この辺りの家は、玄関先にちょっとした前庭をしつらえ裏庭を広く取り、そのちょっとした前庭にはきれいに刈り込まれた芝や季節ごとの花が植えられたりしているのが常なのですが、今回売りに出された家は、前庭を広くとっている割には草ぼうぼうで、古びた小屋といった風情の家屋が敷地の一番奥にこじんまりと建ってるという、ちょっと周囲とは趣きの異なる家でした。散水機に頼ってきれいな芝を維持しているこの地域で、その前庭の放ったらかしっぷりはむしろ潔いように思い、だらしないとも言えるその家は私のお気に入りだったのです。
 それがある日、ぼうぼうだった草がこざっぱりと刈り取られ、「あれ、どうしたのかな?」と思っていたら家の前には近日売り出し予定の看板が立ち、「へぇ〜、売りに出すんだ。」と思っていたら絵はがきが届き、とある週末にオープンハウスが開かれたと思ったら、数日後には売り出しの看板に「SOLD」の看板が追加されていました。人の家のことながら、あっという間の出来事でちょっと驚いてしまいました。ちなみにこちらのお宅、敷地は700㎡弱(約210坪)、奥のこじんまりとした家は広さ約72㎡、ベッドルームが2つ、バスルームが1つ、暖炉付きのリビングダイニングとキッチンで、築90年だそうです。お値段はと言いますと$1,250,000。$1=¥110で計算すると、1億3750万円ですね。とーってもいいお値段ですねぇ。
 広告には、手前の空いている敷地に好きな家が建てられます、という宣伝文句がついていました。Palo Altoあたりで流通している一軒家は、こちらのお宅程ではないにしても、築何十年といういわゆる中古住宅がほとんどのようなので、自分の好みの家が建てられる、というのはそれを望んでいる人にとっては滅多にないチャンス、密かに人気なのかもね、我が家では話していました。私は勝手に、あの家を買った人が、大きくて立派な家をどーんと建てたりせずに、あの放ったらかしの前庭の奥で、あの肩の力の抜けた小さな家にちょっと手を加えた程度で住み続けてくれないかなぁ、と願っているのですが。

2008年08月15日

Sheep Cloud

DSC_5592.JPG
何気なく外を見たら、とってもきれいなひつじ雲。
オレンジの色みが刻一刻と変わっていきました。

2008年08月19日

Marin Century

8月2日にMarin Centuryという自転車のイベントに参加し、師匠ご夫妻、このイベントで初めてお目にかかった自転車好きのご夫妻(筋金入り)とともに、私たちも100kmを走ってきました。そう、サンフランシスコからのサイクリング太平洋までの長距離サイクリングは、師匠ご夫妻が敷いて下さったこの100kmへの布石だったんですよ。
 今回のイベントは、サンフランシスコからゴールデンゲートブリッジを渡った向こう側、Marin Countyで行われたもので、コースは50km、100km、160km、160km(山岳コース)、320km(山岳コース)から選べます。太平洋まで行ったときほどではないけれど、事前に予想していたよりも登り下りが多かったのですが、前2回のサイクリングのお陰で、距離感や自分の疲れ具合が多少計れたことと、途中3カ所の休憩所で十分にエネルギー補給が出来たことで、疲れはしたものの、楽しく走り切ることができました。
Second Rest Stop
<どの休憩所でも沢山のボランティアの方々が、飲み物や食べ物をふんだんに準備して待っていてくれました。ありがたや〜。>
 イベントの詳細はご一緒させていただいたごに任せするとして。
(とうとうブログの記事までおんぶにだっこですか!!)
 
 何が楽しくて自転車に乗っているのか。少し考えてみました。
 まずはこのロードバイクという乗り物。これまで私が知っていた自転車からは全く想像できない乗り物です。とにかく乗りごごちが軽い。平らな道だったら、2-3回転漕いだあとそのまま何もしてなくてもずーっと進んでいきます。初めて乗った時には、「これはずるい!今まで必死に漕いでいたのは何だったんだ!」と怒りにも近い気持ちを覚えました。さーーーっと風を切って走る感覚は何とも爽快です。
 それからこの辺りの道路事情。自転車専用レーンが設けられていて、安全かつ快適にサイクリングを楽しめます。あるいは、15分も走れば山の中、という環境の良さもあるでしょう。
 そうは言ってもそんなに長く漕ぎ続けていたら、翌日には筋肉痛で歩けなくなったりするんじゃないの?と、自分が乗るまではそんな風に思っていました。ところがどっこい、筋肉痛にもならないし、走っていた時に痛くなった膝も痛くなりません。私は運動している時に息が上がってきて苦しくなってハーハーしてしまうあの感覚が非常に嫌なのですが、自転車だとそんなに苦しくなるまで漕がなくってもそれなりの速度で進め、ハーハーするまで頑張らなくてもいいのです。(もちろん頑張ってもいいんですが。)その程度の強さで漕いでいる分には筋肉痛にもならないようです。自転車の100kmとBay to Breakersで走った12kmのどっちがキツかったかと言われれば、走った12kmの方かと思います。
 あとは運動中(!)や後の食事がおいしい。これまでならば食べ切ることの出来なかった量も、ペロリと平らげることが出来るようになりました。ただし、これがメリットなのがどうかについては、今後の経過を見なくてはなりませんね。
 そして一番はやはり、仲間がいるということではないでしょうか。今回のように一緒にイベントに参加したり、また、そのイベントに向けて出掛けることが出来るというのはもちろんのこと、たとえ一人で走っていても、信号で止まっているときなどに声を掛けてくれる人がいたり、しばらく一緒に走ってくれる人達に出会えたりします。そうすると、全く一人で走っているときよりも長く走れたり、分かれたあとも楽しい気持ちで走り続けることが出来る。それが一番の原動力のようです。なんだ、これまた他力本願か、と一瞬思いましたが、けれど一緒に楽しめる仲間がいるのはちっとも悪いことではありません。人とのつながりが私にとっては一番嬉しいのです。
 少しずつ広がる自転車の輪。この先どんな風に広がっていくのか、増々楽しみです。

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