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2007年07月 アーカイブ

2007年07月03日

Yosemite National Park 5

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DSCN3903.JPG運良く週末に1泊、宿泊の予約が取れたので、ヨセミテに行って来ました。今年のヨセミテはどんな姿で私たちを迎えてくれるでしょう?ワクワクしながら車で向かいました。ヨセミテの日中の気温は30℃以上、場所によっては、むわっとするような湿気に包まれます。今年は冬場に雨が少なかったので、昨年7月中旬に訪れた際と比べると、滝の姿がかなり頼りなげ。(写真:ハッキリしませんが、中央やや右寄りに滝があるんです。)けれど、迫り来る深い緑や色とりどりの花々に出会えたのは、この季節ならではでしょう。写真には納められませんでしたが、立派な角の雄鹿も見かけました。夜中に泊まったキャビンの周辺で熊が出たらしく、レンジャーのお兄さん(?)が "Get out here, bear!!!" と叫びながら、猛烈な勢いで走って行く足音が聞こえ、その後しばらくは、熊を森の中に追い返すために騒がしくなっていました。
 翌日はセンチネルドームまで1.1 mile ( = 1.8 km )のハイキング。標高が2000m程度のところなので、わずかな傾斜でも息が切れ、ドームのてっぺんにたどり着いたらご覧の通りです。
 ヨセミテとは全く関係ありませんが、今回特筆すべきことは、往復440 mile ( = 700 km) の行程の半分は私も車を運転したこと。その大部分は障害物も信号もなにも無い、ただただ真っ直ぐな直線道路でしたが、そうは言っても、去年と比べたら大活躍です。

2007年07月04日

なすの花

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DSCN3959.JPG今日、7月4日はアメリカの独立記念日です。が、全く無関係な話題です。
ようやくなすの花が咲きました。花びらの形がいびつなのは、途中辛い目に遭わせてしまったせいじゃなかろうかと、ちょっと心が痛みます。この先、無事実るんでしょうか‥‥。

2007年07月05日

Door to Door Storage

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DSCN3677.JPG学年末や学期の始めにキャンパス内でよくみかけるこの大きな箱、最初は何だかわからなかったのですが、Door to Door Storageという会社のコンテナです。大きさは8ft×5ft×7ft ( = 2.4m×1.5m×2.1m)、1〜1.5部屋分の荷物が入るそうで、道端の駐車スペースなどに置かれて引っ越しに使われています。引っ越す人が自分でこの箱の中にどんどこ荷物を積み込んでおくと、トラックが取りに来て引っ越し先に運んでくれて、そこからまた自分で荷物を運び出すというわけです。先日、私達の住むアパートにも出現し、数日後、コンテナを回収しに来たトラックにもたまたま遭遇しました。フォークリフト持参(?)ですよ。しかもトラック、長過ぎます。
 もともとこの会社は、家の物置に入りきらなくなった荷物を預かる貸し倉庫業が本業のよう。倉庫に入れちゃった荷物って、何十年もそのまんまにならないのかしら?(まさにお蔵入り?!)

 モノっていつの間にやら増えてしまいますね。私は掃除や片付けが好きではなく、自分がコントロール出来るモノの許容量が多くありません。しかも一度手に入れてしまうと、今後10年使うことは無いだろうと思うようなモノでも捨てられない性格。そしてある日突然、片付かない空間にも、片付けない自分にも、モノに振り回されている状態に本当にうんざりしてしまう。その"うんざり感"を味わうのがとても嫌なので、"あってもなくてもいいモノ"はなるべく家の中に持ち込まないように気をつけています。それでもじわじわと増えるモノ達‥‥。あぁ、どうかこの先引っ越し以外で、Door to Door Storageのお世話になるようなことがありませんように。

2007年07月06日

After they left...

DSCN3993.JPG昨日の夕方、例のチーチーが聞こえないことに気付きました。外に出てみても静かで、巣に気配がありません。どうやら2羽の幼鳥は巣立っていったようです。知らぬ間に店子に入られていたお隣さん、さぞや安心したことでしょう。

2007年07月07日

Vigorous plant

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スプリンクラーのないところでも、この黄色い小さな花をつける植物は元気いっぱい。1-2ヶ月前に他の草と一緒に短く刈られてしまったのに、すっかり復活。極めて地味な姿ながら、力強さを感じます。遠目には、ふうわり漂う黄色いスカーフのようです。

2007年07月09日

トリちゃん

反対側のお隣のベランダに、別な鳥が新居建設中。我が家の窓辺からも資材を収集しています。小さな葉っぱのついた細い茎を、みんな持って行っちゃいました。(ひどく揺れた映像で、目が回っちゃうかも知れません。ご注意下さい。)

2007年07月19日

Ait Conditioning Installation

 私たちの住むアパートには、これまで冷房設備がついていませんでした。このため、昨年heat waveに見舞われた際には、なす術も無く、ただじっーと窓の下で耐えていたわけです。そのheat waveを受けてかどうかはわかりませんが、昨年の秋から、アパートの各戸にエアコンを取り付ける工事が始まりました。何しろ600戸以上の世帯を抱えるアパートなので、東西に長い敷地の西側から始まった工事が今年の夏にまでに私たちの住む棟(中心よりも東側)にたどり着くのかどうか、過大に期待しないようにしていたのですが、ついに順番がまわってきました。
 まず、先週末に工事開始のお知らせと工事の手順などが書かれたプリントが届きました。エアコンの取り付け位置が示され、その周囲のモノを片付けて作業のための空間をあけておくこと、家具を移動させるための人手必要な場合には、専門の運送業者が手伝います、とのこと。我が家はテレビとソファーをちょっと移動させて準備完了。さてさて、どんな工事が始まるんでしょう?!

2007年07月20日

Air Conditioning Installation - Day 1

工事初日。作業範囲が片付いているかどうか、確認する日です。朝10時頃、ドンドンドンと扉を叩く音で始まりました。最初は作業範囲が片付いているかどうかを点検する警備員さん。この警備員さんのお墨付きがないと、作業が始まりません。
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DSCN4115.JPG次に、作業位置に印を付ける人とその人とペアの警備員さん。いきなりマジックインキで壁に印を付け、驚く私たちを後目に、ここのヒーターを外して、こっちに新しいエアコンをつけるからね、と説明し、この人の仕事はこれでおしまい。続いて来たのは、作業範囲に汚れ防止のシートを張るお兄さん2人組と警備員さん。幅が70cmくらいある巨大セロハンテープのようなシートを玄関から作業位置まで一直線にビビビーーーッ。その上を歩いて実際に作業をする壁際に近づき、その壁の下にもシートをぴっちり貼り付けていきます。当然、シートはカーペットの上に直接です。最後に別な作業員さんと警備員さんのペアがやって来て、作業場所が確保されていて、そこが保護テープで覆われている事を確認して終了しました。
 全ての作業員さんは必ず警備員さんと一緒にやって来ます。留守宅の場合には、警備員さんが鍵を開けて必ず2人以上で室内に入ります。作業中はドアの外に「ただいま作業中」の札がかけられ、他の作業員や警備員、周囲の住人や帰宅した住人にもわかるようになっています。どうやらしばらく、このセロテープの部屋で暮らすようです。

2007年07月23日

Air Conditioning Installation - Day 2

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DSCN4151.JPGエアコン工事は、月曜から金曜日の朝8時から夕方6時まで行われます。それじゃあ、その時間帯のうち、私たちの部屋には一体いつ作業員さん達が来るのか。それはわかりません。一棟全体を同時進行で工事するので、何時にどの部屋に行けるのか、工事をしている方にもわからないのでしょう。たとえ住人が留守でも、警備員さんと一緒に来て、合鍵で部屋を開けて作業をしていくので、大丈夫!というわけですね。とはいえ、私たちはそういうやり方に慣れていないし、朝ご飯を食べていたら突然やってきた、なんていうのは、ちょっと遠慮したいので、何となく気を遣います。
 今日の作業は11時前からでした。やおら長い突っ張り棒を取り出し、なんと、作業範囲をビニールで覆ってしまう!中に入る作業員さんは防塵マスクをしています。昨日つけたマジックの印に従って、あっという間にウイィィィィン、バンバンバンと壁を切り取って(もぎ取って?)しまいました。どうなるのかなー、と思っていると、そそくさと突っ張り棒を仕舞い始め、持参の掃除機で作業範囲を吸い取り、「すぐ戻ってきて、塞ぐから」と言い残し、道具を持って一時退散。えっ、今日はこれだけ??じきに段ボール紙をもって再登場し、穴のあいた壁をその段ボールで覆い、ねじ釘で留めて、本日の作業終了。小一時間といったところですね。警備員のおじさんが「また来るよ」って言ってましたけど、「また」っていつですか?

2007年07月24日

Air Conditioning Installation - Day 3

DSCN4202.JPGこれは、いままで使っていた暖房のスイッチです。真ん中の丸い部分が温度調節のダイヤルになっていて、時計回りに回していくと、室温よりも高い温度設定のところに到達した時点で、暖房のスイッチがカチッと入ります。我が家はこの冬に、多分2週間ほどはお世話になったかな。とにかく、今日の作業の主役は、このスイッチです。やたらと体格のいいお兄さんと、ちょこんとした警備員のおじさんとのペアが午前中にやって来ました。お兄さんは、このスイッチめがけて突進し、四角いケースをただ引っ張ってカパリとはずし、(このあたりの構造は、本当に”ちゃち”です)なにやら様子を見てから、暖房機に相当しているブレーカーを下げ、スイッチの中から白い10cmほどの電気線を取り出しました。そして何事も無かったかのように、スイッチをもとの姿に戻し、「OK」。正味15分といったところでしょうか?もう暖房機は使えなくなったんですね、きっと。「また来るよ」。でたっ。それって「明日」って意味ですか?

2007年07月26日

Air Conditioning Installation - Day 4

果たして翌日、11時頃に作業隊がやってきました。居間でウロウロしていても仕方ないので、いちおう警備員さんに「寝室にいるから」と声を掛けて引っ込みました。エアコンは居間に1台取り付けられるだけなので、私は寝室に確保した避難スペース(?)で過ごすわけです。作業の様子を聞くともなく聞いていると、何かが足りない様子。どうしてそんなことが起こるのかわかりませんが、とにかく、それは不可欠なものらしいのです。どうするんだろうなー?と思っていると、作業員さんの一人が、アパートから車で15分ほどのところにあるHome Depotに送り込まれたようです。Home Depotは、それはそれは巨大な日曜大工屋さん。日本人の想像をはるかに超えるアメリカ人の日曜大工ぶりが伺えます。そう、日曜大工ではなく、ただの大工ですね。小さな工具はもちろん、立派なドリルや材木の切断機、材木類やぺんきや電気関連のものはもちろんのこと、お風呂、トイレ、台所、玄関、窓と、家を始めとする”何か”を作るのに必要なありとあらゆる道具と材料が手に入る場所なのです。おつかいを送り出したあとも、ウィィィィン、ドンドンドンと作業は進んでいます。しばらくして、「ほらよ」とおつかい係のお兄さんが戻ったようなので、私まで一緒に安心しました。
 何やらかにやらしていたのですが、ふと気付くと隣の部屋が静かです。あれ?帰っちゃったのかしら?そーっと、隣の部屋を覗いてみると、もう誰もおらず、あんなにうるさく音がしていたわりには、様子に変化がありません。一体今日は何をしたのだろう?
DSCN4155.JPG夜、帰って来た夫が、天井の穴に新たな電気コードが伸びているのに気付きました。黄色いコードです。今日は電気屋さんの日だったようです。そして彼らとって、住人がどこで、何をしていようが、全くどうでもいいことのようです。

2007年07月28日

Eggpalnt

070723エアコンの工事に気を取られている間に、なすが実っています。つやつやできれい!なすは、花が咲けばたいてい実がなると聞いていたのに、我が家ではそうでもないような印象。肥料が足りないのか、夜に冷え込む気候のせいなのか。まぁ、気長に見守ることにしましょう。

2007年07月30日

Ridge Vineyards

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Napaまで行かずとも、シリコンバレーの西側から南に向かって横たわるサンタクルーズマウンテンにも、いくつもの小さなワイナリーがあります。そんなワイナリーの一つ、Ridge Vineyardsに出向きました。家からは車で30分ほど、お昼前に到着したのですが、いくつか並ぶピクニックテーブルは、すでにワイングラスを片手にお弁当を広げた人達でいっぱいです。ちょうど年4回(1、4、7、11月の第三土曜日)、Santa Cruz Mountains Winegrowers Associationが開催するイベント日だったのです。イベント用のパスポート(一人$30)を持っていると、本日の特別ワイン(?)が試飲でき、そうでなくとも、無料で3種類のワインを試飲させてもらえます。2-3人のワイナリーの人が、次から次へとお客をさばいてはるのですが、とにかく混み混みで、そんなに狭いわけではないティスティングルームも人だらけ。私たちも、お昼を持参していたのですが、出遅れたようです。無料の試飲だけで、次のワイナリーに向かうことにしました。
 
 = 無料の試飲 =
2004 Santa Cruz Mountains, $35
 51%cabernet sauvignon, 47% merlot, 1% petit verdot, 1% cabernet franc. This cabernet blend is produced as a softer, more accessible wine than our Monte Bello cabernet blend.
2005 Carignane Buchignani Ranch, $25
 100% carignane. More assertive than previous vintages, this delightful carignane will be most enjoyable over the next five years.
2005 Lytton Spring, $33
 In 1972, Ridge made its first Lytton Springs from vines planted here at the turn of the century, and purchased both the eastern and western portions of the vineyard in the early 1990s.

 = 今回のスペシャル =
2001 Home Ranch, 375ml, $31
 In the opulent 2001 vintage, we selected cabernet sauvignon from the thirfy-five-year-old vines, balancing it with merlot from the younger blocks for this rich, sensous wine -- classic, yet more approachable than the long-aging Monte Bello. We have chosen the name Home Ranch to honor the nineteenth-century vineyard that has been Ridge's "home" since 1959.

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