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今春帰国した友人からミニ胡蝶蘭を引き取って、育てている。手間がかからず、花持ちが良いためか胡蝶蘭はこちらでは人気で、スーパーやファーマーズマーケットで色とりどりのものが、手頃な価格($5〜)で売っている。
5月の始め頃に新しい葉っぱが成長し始めたのと同時に、根元近くから新芽のようなものが出始めた。(写真左下。現在8cm)「これが花芽なの?こんなに簡単に咲いちゃうわけ?」と驚きと期待をもって見守っていたのだが、どうも成長がゆっくり。う〜ん。我が家の環境があまりお好みでないのだろうか。
10月になって、5月に出た"芽"の近くから、さらに3つ新芽のようなものが出初めたのだか、そのうちの1つがなぜか下向きに成長している。ここに来て始めて「ひょっとしてこれは"芽"じゃなくて"根"なのか?」という疑惑が私の中に浮上した。しかし残りの2つのうち、1つは上向き、もう一つはほぼ水平。まだ諦めるのは早い、もうちょっと様子を見ようではないか。
数週間経っても、これといって決定的な変化は見られない。というか、もともとどういう状態のものが花芽でどういう状態のものが根なのかを知らないから判断できない、という事実に気付いた。トロすぎる。ここに至って初めてgoogleした結果、はい、これらは立派な根っこですね。
根っこの成長が盛んなのは株が元気な証拠だろうし、花芽が出るのは11月くらいかららしいので、諦めることはない。明日にも花芽が出始める、かも知れないもの。
友人に誘われ、再びestate saleに行って来ました。
今回も場所はPalo Altoの隣町、Menlo Park。前回訪れた地域よりも裕福そうな地域でした。日本贔屓の方がお住まいだったようで、壁に小さめの屏風がはめ込んであったり、柱と柱の間に欄間が飾ってあったり、日本の古いものを上手に取り込んで暮らしていらしたご様子です。
< ← リビングとはまた別のお部屋です。>
リビングに並んだソファーや椅子の数々は、茶やベージュの落ち着いた色合いの、作りのしっかりしたものばかりで、好みのものを選び、大事に使っていたことが伺えます。それらの家具や生活用品につけられた値段は非常に良心的なもので、置く場所があれば連れて帰りたいと思うようなものもありましたが、我が家にはすでに一通りの家具が揃っているうえ、しまっておけるような場所もありません。残念無念。大モノは無理なので、くずかごになりそうなかごを一つ抱えて帰ってきました。$2なり。
今住んでいるアパートに引っ越してきたのは去年の今頃で、アパートのそばのこの通りの街路樹は同じように黄色く、通りの端には同じように落ち葉が沢山たまっていました。この通り、今の時期もいいし、小さな緑が芽吹き始める時期もいい。緑の濃くなってきた時期もいいのです。近くにお気に入りの通りがあるって、いいものです。
去年蒔いた10粒のシクラメンの種は、4月までに8つが発芽したのですが、夏を越すのが難しくて、結局秋までに全滅してしまいました。本当にがっかり〜。
リベンジのため、もちろん今年もやりますよ。我が家で育った薄いピンク色とピンクの2種類に加え、秘密の花壇から頂戴した濃いめのピンクのものと、近所のステーキハウスから頂戴した赤のもの、全4種類、70粒ほどを10月中旬に蒔きました。昨年より1ヶ月以上早い時期です。種まき後、25日くらいで4種類とも芽が出始めました。シクラメンの発芽適温は15〜20℃らしいので、振り返ってみると去年は種まきの時期が遅くて気温が低く、発芽に時間がかかったのかなと思います。8割が発芽するとして、56コ。それが全部うまく育っちゃったら大変だなぁ。貰われ先、見つかるかなぁ。
お友達がラナンキュラスの球根を分けてくれました。ラナンキュラスというのはこんなお花。花びらが幾重にも重なっていて豪華です。この花が球根から咲くということを知らなかったし、お友達のところで出て来た球根の姿がこれだったので、ちょっと驚きました。水を含む前は、もっとクシュッと縮こまっていたらしいです。急に水分を含むと球根が割れてしまうこともあるそうですが、お友達が濡らしたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫に入れ、ゆっくりふやかしておいてくれました。譲り受けてからもしばらく冷蔵庫に入れていたのですが、根っこが出て新芽の盛り上がり始めた3つを土に植えました。残り3つはもう少し部屋に置いたまま様子をみて、動きがあるのを待とうと思います。
これらの球根からは白かピンク系の花が咲く予定です。実際の色やら花びらの重なり具合やらは、花が開いてからのお楽しみ。無事そこまで辿り着きたいものです。
今日、11月の第4木曜日はターキー+クランベリーソースとパンプキンパイの日、サンクスギビングです。今年もまた、英語の先生と一緒にパンプキンパイを焼きました。月曜日のレッスン時に突然、「大変よ!パイを焼く日を決めてなかったわ!もう、今日か明日の夜しか空いてる時間がないわ!」と言い出し、急遽、先生ともう一人の生徒さんが火曜日の夜に我が家に集結しました。先生、外国人である私達と一緒にパンプキンパイを焼くことに使命を感じているようです。
パンプキンペーストの缶、濃縮ミルク、砂糖、各種スパイスなどは先生が持って来て下さり、私は卵とパイシートを供出。例年通り、ボールの中に全ての材料を次々入れて混ぜるだけ。混ぜて混ぜて混ぜて、その混ぜたものを解凍したパイシートに流し込んだら、オーブンに放り込んで、あとは待つこと約1時間。帰宅した夫も交えておしゃべりしながら待っていると1時間はあっという間です。先生は、東海岸の大学に進学している二人の子ども達が帰ってくると言って嬉しそう。何度か焼け具合をチェックして、先生のOKが出たところでみんなで熱々のパイを試食。「ウチにはもう沢山焼いてあるから、二人で分けてちょうだい。」との先生の仰せに従い、残りのパイを2つに分けて、パンプキンパイの会、無事終了です。
私達にとって三度目のサンクスギビング、先生のお陰でサンクスギビング=パンプキンパイ、がしっかりと刷り込まれています。
お気に入りワンダーランド、Al's Nurseryに再び行って来ました。自転車でお店の前を通った時、赤や黄色の紅葉が目に入ったので。もちろん売り物の樹々ですが。
庭木コーナーでは銀杏やら知らない樹やら、真っ黄っき。もみじが黄色、オレンジ、赤とグラデーションになっていてきれいです。それから椿とさざんかが花盛り。近所の庭先でも大きな椿やさざんかはよく見かけるので、人気なのでしょう。小さいものコーナーには、色とりどりのパンジーやビオラ、金魚草などのほか、グラウンドカバーになる匍匐性の小さな葉っぱなどがいっぱいです。これらは最小単位が6株で、おそらく広いお庭をお持ちの方々が、何十個もまとめて買って行くものと思われます。私の好きなシクラメン
も赤、白、紫、ピンクも濃いもの薄いもの、大小様々並んでいました。こちらは1鉢づつ、ばら売り。良かった♪
レモンやライム、オレンジなどの柑橘類の棚は、周囲と上部を半透明のビニールシートで覆われ、温室に早変わり。花の開いた大きなメキシカンブッシュセージの鉢には、はちどりが寄ってきています。
うーん、やっぱりここ楽しいわ。