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元旦の朝、11月下旬に蒔いたシクラメンの種が発芽していることに気付きました。種を蒔いてから約40日、蒔いた直後は気になって、何も生えていない植木鉢を年中ながめていたのですが、あまりの変化の無さに、最近忘れ気味になっていたところでした。発芽していたのは2つ。種は10粒蒔いたので、現時点での発芽率は20%です。発芽したこの2つの芽がちゃんと成長するのかどうか、まだまだ油断は出来ませんが、新年早々私にとっては嬉しい発見です。
昨年のクリスマスイブ。ついに購入した一眼レフデジタルカメラが届くのを、今か今かと待っていました。お昼をだいぶん過ぎてから、誰かが階段を上る足音が聞こえ、「ついに来た!」と呼び鈴が鳴るのを待ち構えたのに、扉の外は静まり返ったままです。まさかなぁ、と思いながら玄関脇の窓から外を見ると、なんと!そこにはそれらしき箱が置き去りにされているではありませんか。カメラ本体+レンズと言えば、そんなに安いものではありません。どうして直接手渡してくれないんですか、UPS。じゃなかった、どうして受け取りサインが必要な便で送ってくれないんですか、販売店。そんなこと言ってる間に、写真なんか撮ってないでさっさと家の中に取り込むべきですね、私。
クリスマスの日の朝。いつものようにコンピューターのスイッチを入れ、メールをチェックすると、前日午後10時過ぎの時間に友人Y家の末っ子からメールが届いていました。
げんかんにSantaきてるよ!
ん?サンタは24日の夜中に来るんだから、25日の朝にならないと子ども達の手にプレゼントは届かないんじゃない?それとも、夕べのうちにもう何かを貰って、喜んでメールしてきたのかな?けど、何を貰ったとも書いてない。どういうこと?よくわからぬまま、朝食を食べ始めたその時。えっ?ひょっとして、げんかんってウチの玄関のことですか?!
玄関脇の窓から恐る恐る表をのぞくと、果たして、扉の外には紙袋!前日の午後10時と言えば、私たちは二人ともまだ起きていたのに、全く気付かなかった!
中には美しく包まれた手作りケーキとクリスマスカード。なんということでしょう!寒い中、車を飛ばし、「いひひ〜」と言っていたかどうかはわかりませんが、忍び足でここまでプレゼントを届けに来てくれたのです。Y一家の遊び心と実行力には、本当に参りました。Y家のみんな、ありがとう〜!!!
また別な、シクラメンの種スポットを見つけました。(1つ目の場所はこちら)近所のステーキハウスに設置されている花壇です。ここには赤と白のシクラメンが並んでいて、どれにも種がついていました。ここの花壇も、そう手入れがなされているとは到底思えない風情で、どちらかというと放ったらかし‥‥。
そう、やっと気付きました。種の出来る秘訣は、放ったらかしだったんです!ちゃんと手入れをされている家庭では、シクラメンの花の終わった茎は根元から抜き取ってしまうことがほとんどだと思います。美的観点から抜くのかな、と思っていましたが、どちらかというと種が実って、そちらに栄養分を取られるのを防ぐためなんでしょうね。抜いてしまうのですから、種は永遠に実りません。一方、我が家では、花が落ちても茎はそのまま放ったらかし、水だけを与えるといういい加減さで育てていたので、これが幸いし、シクラメンの種というものにお目にかかることが出来たわけです。いい加減、いいこともあるもんです。
昨日見かけたのは、このアオサギ(Grey Heron)。キャンパス内を車で走っていて、一時停止で止まった時に目の端に入り、ひょっと見ると、そこに立っていました。体長が1mくらいあるのですが、杭のようにただじっとしています。案外間近にいて驚きました。駐車してからゆっくりと近付いてみたのですが、5mくらいの距離まで近付くと、アオサギもゆっくりと歩きだし、私が止まるとアオサギも止まる。それ以上近寄ることは出来ませんでした。身体の色調は青みがかった灰色で、頭部と両側の濃い灰色がアクセントになっています。私が近寄ったのが不愉快だったらしく(そりゃそうか)、首をS字に縮めて小さくなり、落ち着かない様子になったので、何枚か写真を取って、早々に失礼しました。
今年の元旦は、初詣ならぬDish詣に出掛けました。スタンフォードの裏山、Dishはいつも歩く人、走る人達でいっぱいです。アパートから往復約10km、年明け早々かなり歩きました。
昨年の年頭に、「サンフランシスコマラソンに参加する」ことを2007年の目標に掲げました。元旦に歩くことから始め、3月に初めての5kmレースに出場し、5月にはサンフランシスコを横断する12kmのレース、Bay to Brealersを完走したまでは良かったのですが、その後、膝の調子が思わしくなくなってしまいました。3月にスキーに行った時に痛めたところに、レースで負担がかかったようで、歩くには支障がないのですが、走り出すとじきに痛くなってしまいます。無理をしても仕方ないので、7月に開催されたサンフランシスコマラソンには出場せずじまい、その後も走らぬまま過ごしてしまいました。
年末近くになって、待ち合わせ時間に遅れそうになったことがあり、まぁ走れば間に合うかな、と走り出したのですが、足は進まないわ、息は上がるわ、膝が痛くなるまで走り続けることなんて、到底出来ません。あんなに長く走れたのに‥‥、と心底がっかりです。そこからなんとなく、サンフランシスコマラソンに出られなかったということもちらちら気になり始めました。ジョギングを2008年の継続課題とするか否か。
とりあえず、今年もまた歩くところから始めました。消えた筋肉を取り戻し、5kmくらい走れるようになったら、万々歳。無理のない範囲で、出来るところまでやってみようと思っています。