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東京では、燃えるゴミ、燃えないゴミ、新聞、段ボール、缶、ビン、ペットボトルなどの資源ゴミ、近所のスーパーで回収している牛乳パック、プラスチックトレーと分けて捨てていましたが、少なくともPalo Altoではそのようなきめの細かいゴミ回収はなされていません。我々の住むアパートのゴミのカテゴリーは3つです。
1. Recycle:紙類、缶、ビン、ペットボトル、プラスチックなどリサイクル出来るゴミを、いっしょくたに捨てます。このあと、一体誰がどうやってこれらを分けてリサイクルしているのでしょうか?ちゃんと分けて捨てるのに〜。
2. 段ボール:防水加工などのなされていないごく普通の段ボールと茶色い紙袋はたたんでここへ。
3. その他:1と2以外全て。
カリフォルニア州ではリサイクルステーションも設置しています。そこにペットボトルやガラス瓶などを持っていくと、キャッシュバックがあるようです。確かに、ペットボトルのラベルをよく見ると"CA CASH REFUND"という小さな記載があり、スーパーで水のペットボトルを購入する際には、代金の他に1ガロン(3.78L)ボトルだと8セント、500mlのボトルだと4セントの支払いが発生しています。これに気付いてから、まとまったらリサイクルステーションに持って行こうと思い、水のペットボトルは捨てずに溜めてあります。また、近くのSAFEWAYの入り口でもペットボトルの回収をしているのを見かけました。
先日訪れたトロントでは、紙類、ボトル類・缶、その他に分けて回収していました。それでもボトル類と缶は同じゴミ箱に入ってしまうわけですが、不思議なもので、紙とボトル類・缶を分けて捨てられるだけで、違う種類のゴミを一緒のゴミ箱に捨てることに対する私の罪悪感は軽減するのでした。
容赦なく降り注ぐ紫外線対策として、外出時には帽子をかぶります。以前から、もう少し違うものがないものかと探してはいるのですが、なかなか巡りあわず、唯一持っているこの帽子、おばちゃん帽をいつもかぶっています。何かのときに急いで新宿のおばちゃん系デパート、京王百貨店で買ったので、デザインがなんだかおばちゃんなんです。
今日もこれをかぶってアパート近くを歩いていたら、向かいから歩いて来た見知らぬおばちゃんに突然話し掛けられました。私のかぶっていた帽子がお気に召したらしいのです!"私なんか10個も帽子持ってるんだけど、どれもダメなのよー。良さそうな帽子ねー、どこで買ったの?"。なんと、京王デパートのセレクション、アメリカのおばちゃんの心も掴む!!"日本で買ったんです"。おばちゃん、ちょっとがっかりしてました。
今、食べているお米は「玉錦」。日系スーパーの特売に行き当たり、$10.99/6.8kgでした。「玉錦」はカリフォルニア産の"コシヒカリ"に"ゆめごこち"が混ぜてあるというブレンド米。"ゆめごこち"って知らなかったけれど、どうやらそういう品種のお米があるようです。
お味はと言いますと、炊きあがりのもちもち感が非常にいい具合です!が、水加減が多めだとなんというか、うまく表現できませんが、ちょっとお米がつぶれやすい感じになる気がします。私たちは+5%の水加減が一番美味しいと思いました。炊きあがったあと、布巾を蓋の間にはさんでおき、それから冷蔵庫で保存したものを電子レンジでチンして食べても、充分goodです。
販売元であるJFCでは玉錦のほかにも20種類近くのお米を販売しているんですね〜。
最終日は朝6時に起床し、小一時間ほど散歩しました。前日、雄鹿に出会った同じ湿原で、別の雄鹿3頭を発見。このうち1頭は、こちらをチロッと一瞥し、同行の友人のすぐそばを通り過ぎて行きました。ここは鹿の食堂なんでしょうか?それにしても、野生動物、もう少し警戒心を見せて欲しいです。
朝食後はヨセミテバレーの北東に位置するトゥオルミミドウへ。ここはバレーとはまた違った景観で、どこまでも平らな湿地が広がっています。
ソーダスプリングまでのトレイルを歩きました。ぽこぽこと炭酸水が湧き出ていました。
帰りにテナヤ湖のほとりで記念撮影。今回は3泊4日とゆっくり滞在し、ヨセミテ国立公園の様々な表情を見ることが出来ました。さらに、違う季節にはまた違った表情になるのでしょう。多くの人が魅了されるのも無理はないですね。
ESLのクラスの帰り道、スタンフォードメモリアルチャーチに立ち寄ってみたところ、学生とおぼしき演奏者がパイプオルガンのレッスンを受けていました。立派なパイプオルガンで、響きも重厚です。演奏会あったら聴きにいってみたいな〜。
パロアルトは連日30℃を越す暑さです。
霧のサンフランシスコを抜けると、何事も無かったかのように晴天が続きます。向かったのはナパバレー。前回訪れた時にはまだ小さかったぶどうの実がだいぶん大きくなってます。ナパバレーは南北50km、東西1.6~8kmほどの地域ですが、その北方に位置するセントヘレナの街のMartini Houseでお昼ご飯を食べました。
まず、私たちのゲストが召し上がったのはロブスターのリゾット。ロブスター、ぷりぷり。
夫はホタテ貝のグリル、キノコのソテー添え。
私はグリンピースともう一種類の野菜の入った平べったいパスタ。ソースはさらっとしているけれどパルメザンチーズのこくと香りがたっぷり。
これまでアメリカの食べ物は、量が多くて大味と認識していましたが、ところがどっこい、私たちが知らないだけでこんなに洗練されたお味のお店も存在するのでした!!!
こんな素敵なお店を家の近くで見付けたいなぁ。
今日は、ESLの夏学期最終日でした。今学期の担当だった先生は、学期初めにどんな授業をして欲しいか、私たち生徒全員にアンケートをとり、それに合わせて授業を組み立ててくれました。最初の1週間は、生徒お互いの名前と顔が一致するような工夫が多く取り入れられ、その後は多くの生徒が希望していたという会話と聞き取りの向上に焦点をあてた授業になりました。これは、質問カードを使っての練習風景です。
お互いに自分の持っているカードに書かれた質問を相手にし、受け答えが終わったらカードを交換して、また別の相手に質問します。そのほか、場面を設定して生徒同士での会話の練習、小グループに別れて決まったテーマについて話し合い、それを全体で発表する練習、時事問題についての意見交換、カセットテープを使っての聞き取り練習などがありました。そして学期の最後には、1人または2-3人のグループで自分たちの決めたテーマについて発表し、私は糖尿病についてお話ししました。それ以外にも、その時々の地域のイベントを教えてくれたり、生徒が個人的に興味をもっていることについては、メールで直接情報を知らせてくれたりして、大人数のクラスでありながら生徒一人一人に心を配り、誠意をもって接して下さる先生でした。授業の最後はGood byeではなく、See youでと、アラスカ出身の女性詩人の詩で締めくくられました。英語のレベルにも差があり、異なる国から集まった、多様な価値観をもつ生徒達を同時に指導するのは、私たちの気付かないような苦労があるのだろうと思いますが、熱意と工夫に満ち、充実した授業を6週間受けることが出来ました。
カリフォルニアには沢山ハイキングコースがあります。今日はその一つ、パロアルトの南、約20kmのところにあるキャッスルロック州立公園にハイキングに行きました。ESLのお友達が勧めてくれたコースです。森の中だったり、おっきな岩があったり、山の斜面を歩いたり、変化のある景色が楽しめます。起伏もあってへーへーしましたが、樹々の中を通る風の音、小鳥の鳴き声、足もとの落ち葉を踏みしめる音と普段気付かぬ音も一緒に楽しめました。
我が家はPalo Altoの西端に位置しています。アパートの敷地は小川に隣接していて、その小川の向こうはもうMenlo Parkです。Violetと連れ立って、人一人がすれ違えるぐらいの小さな橋を渡ってMenlo ParkのFarmer's Marketに行ってみました。住宅地を抜けて行くので、車の通りも少なくスイスイ〜。10分ほどで到着です。
日本風のなすは、スーパーでは見かけたり見かけなかったりですが、ここで発見。少々熟れ過ぎの感もありましたが、それはそれでよいのです。産直ですから。トマトは完熟、ジューシー。ズッキーニは5本で$2。不格好だけど、ただ焼いて食べたら、甘みのしっかりしていること!他にもインゲンやブラウンマッシュルームなどを買い込み、しめて$10ほど。リュックに背負ってえっちらおっちらと帰って来ました。