今日は、ESLの夏学期最終日でした。今学期の担当だった先生は、学期初めにどんな授業をして欲しいか、私たち生徒全員にアンケートをとり、それに合わせて授業を組み立ててくれました。最初の1週間は、生徒お互いの名前と顔が一致するような工夫が多く取り入れられ、その後は多くの生徒が希望していたという会話と聞き取りの向上に焦点をあてた授業になりました。これは、質問カードを使っての練習風景です。
お互いに自分の持っているカードに書かれた質問を相手にし、受け答えが終わったらカードを交換して、また別の相手に質問します。そのほか、場面を設定して生徒同士での会話の練習、小グループに別れて決まったテーマについて話し合い、それを全体で発表する練習、時事問題についての意見交換、カセットテープを使っての聞き取り練習などがありました。そして学期の最後には、1人または2-3人のグループで自分たちの決めたテーマについて発表し、私は糖尿病についてお話ししました。それ以外にも、その時々の地域のイベントを教えてくれたり、生徒が個人的に興味をもっていることについては、メールで直接情報を知らせてくれたりして、大人数のクラスでありながら生徒一人一人に心を配り、誠意をもって接して下さる先生でした。授業の最後はGood byeではなく、See youでと、アラスカ出身の女性詩人の詩で締めくくられました。英語のレベルにも差があり、異なる国から集まった、多様な価値観をもつ生徒達を同時に指導するのは、私たちの気付かないような苦労があるのだろうと思いますが、熱意と工夫に満ち、充実した授業を6週間受けることが出来ました。
コメント (2)
おっちゃん。英語がさぞ上達したことでしょう!お疲れ様でした!
投稿者: eriko | 2006年07月28日 09:44
日時: 2006年07月28日 09:44
う〜ん、確かに上達したか、してないかと言われたら、してるんでしょうね(と信じたい!)。特に聞き取るのはこちらに来た当初に比べたら、ずっとましになってると思います。(何しろスタート地点がねぇ〜)その結果わかることは、「単語知らなすぎっ!」ってことでしょうか。英語より想像力(妄想?)のほうが鍛えられてるかもしれません。微妙です・・・。
投稿者: おっちゃん | 2006年07月28日 11:02
日時: 2006年07月28日 11:02