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2008年07月 アーカイブ

2008年07月08日

Sweet Corn

Corn少し前から、ファーマーズマーケットに出回り始めたとうもろこし。皮付きのまま売られていて、2本$1。お呼ばれしたBBQに持って行ってそのまま焼いたら、蒸し焼きになっていい具合。残りは家で茹でました。甘すぎず、けど甘くってオイシイ。
とうもろこしって、私の中では、夏休みのおやつ、です。

2008年07月12日

タイヤ交換講習会

R1005828.JPG私の自転車の師匠ご夫婦が、自転車のタイヤを交換するので見に来ませんか、と誘って下さり、タイヤの外し方と戻し方を教えていただいてきました。タイヤが外せないとパンクの修理が出来ません。私自身はこれまでの3ヶ月、走っている間にタイヤがパンクしたことはありませんが、ピンやガラスの破片がささったり、段差に当ったりして走っている最中にパンクする可能性はあり、実際道ばたで修理している人達の姿を時々見かけます。家から離れたところでパンクしてしまって、自分で修理が出来ず、自転車をひきながらとぼとぼとかえってくるのは寂しいうえに大変そうですので、タイヤの外し方と戻し方を教えていただけるのは有り難いお話。しかも、夫は講習会前夜という絶妙のタイミングでパンク!パンク修理の実習も出来ました。
 パンクなどのトラブルとは無縁でいたいものですが、備えあれば憂いなし、です。

2008年07月14日

4th of July

4th of July Special7月4日はアメリカの独立記念日でした。独立記念日と言えば打ち上げ花火、ですが、今年、スタンフォード恒例の花火大会は、火災防止のため中止。今年、我が家で一番独立記念日らしかったものは、英語の先生お手製の、大胆な色使いのゼリーです。口に入れるのにちょっと勇気が要りましたが、食べてみるとほのかに甘い、ごくごく普通のゼリーです。猛暑の中、ひんやりと美味しくいただきました。

2008年07月21日

Estate Sale

7月初めの週末、隣街Menlo Parkのestate saleに出掛けました。
 Estate Saleは、家を売っているのではなく、家の持ち主が亡くなったあと、その家で調度品から生活用品、物置の中身まで、すべてを売り出すセールのこと。こちらでは時々張り紙を見かけたり、話に聞いたりしていたのですが、実際に行ったことはありませんでした。しかも、こちらで長く暮らす方のお宅にお邪魔する機会ってあまり無いので、興味津々です。
Estate Sale at Menlo Park目当ての家にはご覧のように"ESATE SALE"の張り紙があり、すぐにわかりました。玄関を入ると、セールの仲介業者の人がレジスターの前に座っています。レジスターの隣には、ショーケースに入れられたアクセサリー。わー、売ってる売ってる。「Estate Saleに来たのは初めてなんですけど…。」とおそるおそる尋ねると、「家中全部、好きにみていいから。値段がついてないものは聞いてね」とのこと。確かに、先客が家の中をうろうろしています。1階にあるリビング、ダイニング、キッチンには、戸棚や収納家具にしまわれていたであろうあらゆるものが広げられていて、引越し最中の人の家にお邪魔してしまったような感じ。2階のベッドルームは、今も誰かが住んでいるかのようにベッドメイクもきちんとされていて、本棚には本が並び、窓際に小さな机が置いてあったりします。何十年もこの家で暮らしていた家族がいたんだなぁ、と思うと、ちょっとしんみりした気持ちになりました。そのうちの1部屋では、天蓋付きのベッドを購入した家族が、そのベッドをばらばらに外して、部屋から外に運び出そうとしているところでした。家の中身を全部売るという売り方も豪快だと思うのですが、実際に買って行く人がいるんですねぇ。
R1006015.JPG家の中をじっくり二周くらいしたのですが、こちらのお家にお住まいだった方は、私とはちょっと違う趣味で暮らしていたご様子。けれど、せっかく来たのに何にも持ち帰らないというのも寂しい。部屋の隅に置いてあったこの小さいスツール、しっかりした作りで色合いも落ち着いているので、植木を置くのにいいんじゃないかと思い、連れて帰ってきました。$3なり。

2008年07月22日

Cycling from San Francisco to Tiburon

Cycling to Tiburon師匠ご夫婦に誘っていただいて、初めて自転車で遠出をしました。カルトレインに自転車を乗せて、夫も含めて4人で目指すはサンフランシスコ。そこからゴールデンゲートブリッジを通って対岸へ渡り、さらにいくらか走ろう、という計画です。
←カルトレインの自転車専用車両。自分で乗せて、窓際に繋がっているゴムひもみたいなので固定します。自転車の持ち込みに料金はかかりません。日曜の朝9時半だっていうのに自転車だらけで驚きました。一体みんなどこに行くんだろうか?
↓念願のゴールデンゲートブリッジ。車道の東側は歩行者専用道、西側は自転車専用道です。霧に覆われていて寒かったら嫌だなぁ、と心配していたのですが、幸い好天に恵まれました。とは言え、太平洋側から吹
Golden Gate Bridgeき付ける風は強く、特に帰路では強風に押し返されそうになり、一部自転車から降りて押したほどでした。
 車でゴールデンゲートブリッジを渡るたびに、自転車で渡る人々を羨ましく眺めていたので、私としては橋を渡った時点で夢が叶って万々歳!本日の目標ほとんど達成!だったのですが、この日の目的は橋を渡ることではなく、橋の向こう側の湾岸沿いをサイクリングすること。私は4人の中で(意図的にではなく)ダントツのんびりペースで、みんなをお待たせしながら、どうにか全長80km近いこの日のサイクリングを終えました。ひゃー、疲れたーー。途中、お昼やおやつを食べたり、休憩したりしたので、実際に自転車を漕いでいたのは4時間半くらいだったようです。自転車って、こんなに長距離走れる乗り物なんですねぇ。一人ではもちろん、夫と二人でもこんな冒険は思いもつかなかったでしょう。未体験ゾーンに誘って下さった師匠夫妻に感謝です。

2008年07月31日

Cycling to the Pacific

 先日に引き続き、今度は太平洋までサイクリングに行ってきました。
師匠ご夫妻の、太平洋側のPescaderoという街においしいパン屋さんがあるという話につられ、またまた夫と二人、師匠ご夫妻にお伴させていただくことにしたのです。
Route to the Pacific.png
 太平洋までは東に40kmほどですが、この間に標高500mくらいの山が横たわっています。以前に挑戦したOld La Honda Rdを登らなくてはなりません。しかも登るだけではなく、下らないことには海にたどり着かない。さらに家に戻ってくる為には、もう一回登って下らないとならないのですが、そのことを考えると行く気が失せてしまうので、あまり考えないようにして出発しました。こういうのを向こう見ず、と呼ぶんでしょうかね。
 第一の関門はOld La Honda。漕ぎ出そうとしたとたんにチェーンが外れ、幸先が悪いなぁと思ったもののその後は順調で、山上まで40分弱。前回より少し早く登り終えるられました。ふうっ。せっかく苦労して登ったけれど、一気に下りです。下りはスピードが出るので、登りよりも緊張します。次第にブレーキをかける手が痛くなってくるのですが、そこは我慢。下りが緩やかになってからはひどい風。自転車はめっぽう風に弱いんです。潮の香りが漂ってきたなと思ったら、どんよーーーり雲った太平洋にたどり着きました。来たぞーーー!
 冷たい風が吹き付けていて、日本の海辺で想像するような海水浴客やビーチパラソルは皆無でしたが、ピクニックエリアでは、BBQを楽しむ家族連れでにぎわっていました。(自分だったら寒くって楽しめない自信100%!)
At the Pacific 海岸沿いを少し南下して、目的地Pescaderoのパン屋さんへ突撃。ちょうど焼きたてのパンが出てきたところだったので、いそいそと買い込み、むしゃむしゃと平らげました。さて、これから家に向かって帰らねばなりません。帰り道の選択肢が3つあったのですが、一番楽そうに思えた、先にプチ峠(師匠夫の命名)を一つ登り(これで標高の1/3を登ることができる)、残り2/3をもうひと登りする、という道で帰ることにしました。このプチ峠が本当にキツかった。師匠夫妻の背中はもう見えず、夫は「先行ってーーー」と言ってます。もちろん、夫を待つ余裕なんてどこにもありません。どこまで続くんだ、この坂は、足がまわらなくって、もう自転車止まっちゃうよー、でも一度止まっちゃったら、二度と漕ぎ出せない。止まっちゃダメーーー。よろよろと漕ぎ続けてどうにかこうにかプチ峠のピークにたどり着きました。聞けば、途中10%くらいの斜度のところもあったらしい。さらに師匠夫の衝撃的な発言。「実は今、2/3くらい登ってきてるんですけど、これから1/3下ります。」
 今、何ておっしゃいました?せっかく登ったのに下りるんですか?プチ峠で稼げる1/3は2/3ー1/3ですか??いや計算はあってます。確かに下りが無かったら峠じゃない。でも、でも、でも・・・。
 何を言っても始まらない。1/3下った後は、最後の力を振り絞って2つめの峠をゆるゆると登り続け、またまたブレーキを握りしめながら山道を下り、出発してから8時間半後、アパートに戻ってきました。自転車を担いで2階に上がる階段のキツいことといったら。部屋に入った途端ばたりと倒れ、完全にノックアウトでした。

 こんなに登り続けたのも、こんなに長距離を走ったのも初めてです。本当にいっぱいいいっぱいで、達成感を感じる余裕すら無く、この日の記憶が急速に遠くなっていきます。
けど、一度出来たことはまた出来るに違いない。またいつか、太平洋まで行けるに違いない。そのころには、プチ峠も楽々、になってるのかな。

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