<←引っ越し先の近所にもトナカイが。昨年のトナカイの様子はこちら。>
さて、引っ越しについてですが。引っ越し先は、同じPalo Alto市内、5kmと離れません。荷物も多くないので、業者には頼まず、小型トラックを借りて自分達で引っ越しをすることにしました。
昨年渡米して以来、極力モノを増やさないように気を付けて暮らしてはいますが、こちらで買った食卓や本棚などの少しの家具、台所用品や食料品のストックなどが増えています。また、船便で日本から運んだ食器棚など、夫と私で運ぶのは心配だったので、引っ越し当日は、友人(男性)一人に荷物運びの手伝いを頼みました。荷物を詰める段ボール箱は、夫に研究室から貰って来てもらい、食器類だけは少し気を遣いましたが、それ以外はすぐに開けて使うものばかりなので、大雑把にボンボンと詰め込みました。
当日の朝は9時にレンタカーを借りるところからスタートです。レンタカー屋さんまでは夫と二人で車で行き、夫は借りた小型トラックを運転してアパートに戻り、私は新しいアパートに向かいました。部屋に掃除機をかけ、トイレとキッチンの床をさっと拭いてから前のアパートに戻ると、友人と夫がすでに半分以上の荷物をトラックに積み込んで、ひと休みしているところでした。残りもあっという間に積み終わり、三人で新しいアパートに向かいました。荷物の積み降ろしも、力持ちの友人のお陰であれよあれよと言う間に終わり、お昼前にはトラックを返しに行くことが出来ました。以前に住んでいた部屋は3階、新しく移った部屋は2階なので、荷物の移動は相当大変だったと思うのですが、友人には嫌な顔もせずに手伝いを引き受けてもらえ、本当に助かりました。
お昼はJeffrey's Hamburgersでハンバーガーを頬張りながら、しばし休息。その後、細々したものやゴミを残したままになっている前のアパートに戻りました。ゴミ捨て場と部屋を行ったり来たりしていると、玄関チャイムが鳴り、別のお友達家族が激励に尋ねてくれ、ご自宅での夕食に誘ってくれました。朝のうちに電話を外してしまっていたために電話が繋がらず、直接尋ねてくれたのです。なんと有り難いことでしょうか!ほとんどの荷物の移動は友人と夫まかせで、私自身は大したこともしていないにもかかわらず、すでにへとへとで、頭の片隅には「今日の夕飯はどうなるんだ?」とささやく自分がいたので、このお誘いには非常に救われました。しかも、お友達のお宅は新しいアパートのすぐ近く。歩いても行けるくらいのところです。ご厚意に甘え、伺わせていただくことにしました。そそくさと片付けを済ませて再び新しいアパートに向かい、最低限のものを段ボールから出しただけで作業を終了。その後には、お友達のところで心尽くしのおもてなしを受けました。
アパートが見つかり、無事に引っ越しを終え、どんなにほっとしたことでしょう。人のご縁に支えられて、乗り切ることが出来ました。助けて下さった皆さん、心配して下さった皆さん、どうもありがとうございました。