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2007年12月 アーカイブ

2007年12月11日

A baby shower for the mother-to-be

IMG_6866.JPG IMG_6867.JPG年明け早々に出産予定のお友達の家で開かれたbaby shower、ベイビーシャワーにお呼ばれしました。Baby showerは、出産を控えた人が、家族や親しい友人を招いて開く、アメリカでは一般的なパーティーです。主催者は、あらかじめ自分達が決めたお店で欲しいものリストを作っておき、ゲストはそのリストの中から、プレゼントしたい物を買い求めてパーティーに臨みます。(かく言う私は、リスト外のプレゼントを用意しちゃったのですが。)パーティーでは、ゲストは生まれてくる赤ちゃんを待つ家族や他の友人と楽しいひとときを過ごし、パーティーを開いたお家には出産用品が揃うというわけです。伝統的には、女性だけで集まる会だとか。楽しそうでしょ。
 生まれてくるのは男の子の予定。室内は、やさしいブルーで素敵に飾り付けられていました。今回のパーティーのメインイベント(?)は、ゲストが生まれてくる赤ちゃんの名前の候補を考えるというもの。10人以上集まったゲストから、それぞれに想いのこもった名前が挙げられ、非常に盛り上がりました。予定日まではあと1ヶ月足らず。母子とも無事に、元気な赤ちゃんが生まれますように。

2007年12月13日

Seeds of Shiso

071213シクラメンに引き続き。お友達にいただいたたシソから、種が取れました。よく刺身のつまについてくる、つぼみなのか、花なのか、実なのか、とにかくその部分をそのままにして放ったらかしておいたところ、一部が種になったのです。たいしたお世話もせずに、夏から秋にかけて、そうめんやうどんの薬味にしたり、サラダやギョウザに入れて楽しんだうえ、種まで取れるとは!種の大きさは、1-1.5mmくらい。コロコロと真ん丸です。種の蒔き時は4、5月で、発芽がひどく難しいというわけではなさそう。そうですか、春になったら、試しに蒔いてみましょうかね。

2007年12月14日

IMG_7191.JPG夕日の当たった雲が、オレンジがかったピンクに輝いていました。見たままの色を写しとるのは難しく、何枚もシャッターを切りましたが、うまく撮れませんでした。冬至が近いので、5時と言えばもう真っ暗です。

2007年12月18日

Our Christmas Tree

先日、友人家族と一緒に、クリスマスツリーの切り出しに出掛けました。こちらでは、ホンモノのモミの木を室内に飾る家庭が多く、近くの山には、好きなクリスマスツリーを自DSCN5574.JPG分で切ることのできる農園があります。購入する家族には、1. 好きな大きさ、種類の木を選ぶ。2. 自分たちで木を切る。という楽しみがあり、クリスマスツリー農家(と呼ばれているのかどうかわかりませんが)にとっては、木を切り出す労力を必要としない、というメリットがあります。木を切る時に、下から30cmくらい幹を残すのですが、その幹から出た枝がまた伸びて、立派なクリスマスツリーに成長しているものもあります。たくさんの家族連れが、あれでもないこれでもないと、好みの木を探して楽しそうに歩き回っていました。我が家はクリスマスツリーは買わなかったのですが、友人家族と一緒に木を選んだり、切り株を少し切らせてもらったりして楽しみました。

2007年12月21日

Blue sky after the rain

DSCN5578.JPGこの辺り、気候のバリエーションは少なく、四季折々、季節の変化を楽しめる、というわけではない。春から秋までは基本は快晴。味付けとして、雲の有無。冬になると、時々雨。午前中どんよりと雲が広がり、ぱらぱらと雨が降ったかと思うと、次の瞬間には折り重なった雲の向こうに、青空が広がっていたりするし、雨がやんだ、と思ってうっかり傘を持たずに出掛けてしまうと、また降り出して、困ったことになる。朝から雨が降り続いたあとは、足下まで青空。

2007年12月25日

We've moved!

10月末に引っ越しをしました。理由はいろいろとありますが、ひっくるめてごく簡単に言えば、こちらでの生活にもだいぶ慣れてきたので、というところでしょうか。
 私たちが引っ越し先を探していた矢先、前住人であり、ヨーロッパへの転職を決めた夫の同僚が、自分の住んでいたアパートを紹介してくれました。場所は、夫の研究室から直線距離で2kmほどの静かな住宅街の中。日曜日にファーマーズマーケットの開かれる通りまで徒歩圏内で、毎週末、ファーマーズマーケットで買い物をする我が家にとっては格好の場所です。部屋は2階建ての2階で、1階部分が駐車場スペースになっているため、必要以上に自分たちの出す生活音を気にしながら暮らす必要もなさそうです。間取りは、リビング、ベッドルームにキッチン、バス・トイレという、日本風に言えば、1DK。こちらで言うところの1Br(ベッドルーム)。ベッドルームには2ヶ所、クローゼットがついていました。リビングは、アメリカでは狭いというべきですが、私たちにとっては身の丈にあった広さで、逆にしっくりくる感じです。2面が窓になっていてとても明るく、風通しの良さそうなところも気に入りました。大家さんは隣接する母屋に住んでいて、気さくで明るく、感じのいい女性です。夫の同僚からも「非常にいい方!」というお墨付き(?!)でした。また、私が密かに心配していたのが、洗濯機問題なのですが、(この辺りの多くのアパートは、各戸に洗濯機置き場はなく、共用の洗濯室が設置されていています。世帯数の多いところでは順番待ちになることがあると聞いたので、それだと面倒くさいなー、と思っていました。)夫の同僚によれば、世帯数が少ないので、順番待ちしたことなんて一度も無いとのこと。家賃は私たちが想定した範囲の最低ライン、「この値段で見つかったら、本当にラッキー。」と話していたまさにその値段だったので、一も二もなく入居の申し込みをしました。家賃と立地条件を考えると、他にも入居希望者が殺到するのではないかと心配したのですが、実際に入居出来るのが2ヶ月以上先になること(今回アパート探しをした限りでは、貸す方も借りる方もわりとギリギリに動いている印象でした)、前住人である夫の同僚が紹介してくれたこと、恐らく私たちが一番最初に部屋を見学に行ったことなどが幸いし、トントン拍子に入居が決まりました。住むところが決まるというのは、本当に安心するものです。決まった時には、大仕事を終えたような気持ちになりましたが、実際したことと言えば、契約書に名前を書いて、保証金を支払ったことくらいです。
 
 このアパートへの入居が決まる更に1ヶ月程前、以前住んでいたアパートの契約の更新時期まで、まだだいぶ間があったのですが、大学の学期の変わり目の人が移動する時期にアパートを探した方がいいかも知れない、と考えた私たちは、10日間で6ヶ所の部屋を見て回りました。悪くないな、と思う部屋もあれば、約束の時間に部屋を見に行ったのに、誰も部屋を空けに来てくれなかったり、やはり約束の時間に行ったら、もう決まった、とその場で断られたり、応募が殺到して強気になった大家さんに、突然、契約をDSCN5601.JPG一年ではなく、月ごとの更新にしたいと言い出されたり、小さなハプニングが続き、たった10日ですっかり疲れきって嫌になってしまいました。それ以降に約束していた部屋の見学は取りやめて、休戦していたところに今のアパートの話が舞い込んで来たのです。待てば海路の日和あり。どんなに必死になっても、うまくいかない時もあれば、すっと道の開けることもあるものです。焦ったあげく、妥協して部屋を決めてしまわずに良かったな、とつくづく思います。唯一心配なのは、西日が結構強く当たること。今の季節は暖房要らずで非常にいいのですが、夏になるとどうでしょうか?そのあたりの様子は、また来年の夏にご報告させていただこうと思います。

2007年12月26日

All about our moving

DSC_0013.JPG<←引っ越し先の近所にもトナカイが。昨年のトナカイの様子はこちら。>
さて、引っ越しについてですが。引っ越し先は、同じPalo Alto市内、5kmと離れません。荷物も多くないので、業者には頼まず、小型トラックを借りて自分達で引っ越しをすることにしました。
 昨年渡米して以来、極力モノを増やさないように気を付けて暮らしてはいますが、こちらで買った食卓や本棚などの少しの家具、台所用品や食料品のストックなどが増えています。また、船便で日本から運んだ食器棚など、夫と私で運ぶのは心配だったので、引っ越し当日は、友人(男性)一人に荷物運びの手伝いを頼みました。荷物を詰める段ボール箱は、夫に研究室から貰って来てもらい、食器類だけは少し気を遣いましたが、それ以外はすぐに開けて使うものばかりなので、大雑把にボンボンと詰め込みました。
 当日の朝は9時にレンタカーを借りるところからスタートです。レンタカー屋さんまでは夫と二人で車で行き、夫は借りた小型トラックを運転してアパートに戻り、私は新しいアパートに向かいました。部屋に掃除機をかけ、トイレとキッチンの床をさっと拭いてから前のアパートに戻ると、友人と夫がすでに半分以上の荷物をトラックに積み込んで、ひと休みしているところでした。残りもあっという間に積み終わり、三人で新しいアパートに向かいました。荷物の積み降ろしも、力持ちの友人のお陰であれよあれよと言う間に終わり、お昼前にはトラックを返しに行くことが出来ました。以前に住んでいた部屋は3階、新しく移った部屋は2階なので、荷物の移動は相当大変だったと思うのですが、友人には嫌な顔もせずに手伝いを引き受けてもらえ、本当に助かりました。
 お昼はJeffrey's Hamburgersでハンバーガーを頬張りながら、しばし休息。その後、細々したものやゴミを残したままになっている前のアパートに戻りました。ゴミ捨て場と部屋を行ったり来たりしていると、玄関チャイムが鳴り、別のお友達家族が激励に尋ねてくれ、ご自宅での夕食に誘ってくれました。朝のうちに電話を外してしまっていたために電話が繋がらず、直接尋ねてくれたのです。なんと有り難いことでしょうか!ほとんどの荷物の移動は友人と夫まかせで、私自身は大したこともしていないにもかかわらず、すでにへとへとで、頭の片隅には「今日の夕飯はどうなるんだ?」とささやく自分がいたので、このお誘いには非常に救われました。しかも、お友達のお宅は新しいアパートのすぐ近く。歩いても行けるくらいのところです。ご厚意に甘え、伺わせていただくことにしました。そそくさと片付けを済ませて再び新しいアパートに向かい、最低限のものを段ボールから出しただけで作業を終了。その後には、お友達のところで心尽くしのおもてなしを受けました。

 アパートが見つかり、無事に引っ越しを終え、どんなにほっとしたことでしょう。人のご縁に支えられて、乗り切ることが出来ました。助けて下さった皆さん、心配して下さった皆さん、どうもありがとうございました。

2007年12月27日

So cute!

IMG_7343.JPGとっても可愛らしいお客様がやって来ました。夫の研究室の研究助手さんが飼い始めた子犬です。ただいま生後3ヶ月、一日だけウチで預からせてもらいました。まだ予防注射が終わっていないので、他の犬がいるかもしれない場所に連れて出ることは出来ません。アパートの周りを少し歩かせた以外は、一緒に部屋で過ごしていました。最初、クンクンと部屋中のにおい嗅ぎながら歩き回っていましたが、どうやら安全な場所と認定したらしく、気に入った場所でおとなしく持参の犬用ガムをかじり始めました。名前を呼ぶと振り返るのですが、そのあと日本語で話し掛けても、どうして名前を呼ばれたのか分からない様子でこちらを見つめ続けます。考えてみれば当然なのですが、彼には英語しか通じないのです。仕方がないので、話し掛けるのは止めました。ひとしきりガムをかじった後は、私が貸したタオルをお気に入りの場所に引きずって行き、他人の家にも関わらずかなりくつろいだ様子です。話し掛けずに静かにしていたら、グーグー眠ってしまいました。途中で郵便屋さんが荷物を届けに来てくれた時には、しっぽを振って出て行こうとしたものの、吠えることはありませんでした。お父さんは黒のラブラドール・レトリバー、お母さんはゴールデン・レトリバーとのこと。なでられても嫌がらず、人懐っこくておおらかな性格でした。夕方、飼い主の待つ研究室へ車で送り届け、お礼を言って子犬との一日はおしまい。トイレをしたそうな様子でウロウロしていることに気付いてあわてて外に連れ出すという、危機一髪な場面もありましたが、子犬のお陰でほんわかとした一日でした。

2007年12月29日

Secret flowerbed

DSCN5607.JPG

家の近くで信号待ちをしていた時、何気なくそこにあるシクラメンの花壇に目をやると、ん?花でもつぼみでもない茎が、どの株からも弧を描いています。んん?ひょっとしてこれは?!近付いてよく見てみると、花壇にぎっしり植えられたシクラメンのほとんどに、数えきれないほどの種が実っているではありませんか。実の大きさは先日我が家で収穫したものより少し大きくて、12-13mmくらいはありそうです。大通りに面したビルの花壇で、失礼ながら、誰かが特別な手入れをしているとは思い難い場所です。うーん、なんだかすごい。そして、ここの種の存在に気付いている人が、一体どれほどいるでしょう。気付いた自分に対しても嬉しくなってしまいました。一方、これほど大量に実っているところをみると、これまでは実がなると思って見ていなかった為に、目にしていても気付かなかっただけなのかな、という気もします。
DSCN5608.JPG秘密の花壇はココ。
FIRST REPUBLIC BANK, Palo Alto
2275 El Camino Real
Palo Alto, CA 94306

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