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バンクーバーは2010年冬季オリンピックおよびパラリンピックの開催予定地だそうです。ダウンタウンでカウントダウンを始めた時計を見かけました。
バンクーバーのアメリカ領事館でビザの申請をすると、翌日の午後3時にはビザを受け取ることが出来ます。月曜日の午前中にビザの申請をした我々、その日は寒さに耐えられず、早々にホテルに退散。さて火曜日は3時までまるまる時間がありました。幸い前日ほど寒くなかったので、泊まっていた領事館近くのホテルから歩いて20〜30分の距離にあるバンクーバー水族館に行きました。
あまり期待もせずにいったのですが、どうしてどうして。入ってすぐに、水深が4mくらいの大きな水槽があり、中にはウエットスーツに身を包んだスタッフの姿。足を伸ばせば2m近い?という巨大タコにまとわりつかれながら、80cm以上あるんじゃないかというような巨大ヒラメ(かカレイ)にえさをやっています。子供も大人も、もちろん私も釘付けです。
まずはベルーガ。当たり前なのかもしれませんが、身体のわりには小さいであろう水槽の中を、ぶつかることも無く泳ぎ回る姿は見飽きることがありません。
それからこの愛らしい姿を見て下さい!この2匹のラッコ、寝ているんですが、手をつないでいるので寝ていても離れないのです。他には、温室があってフラミンゴやオウム、ナマケモノがいたり。小型のワニがいたり。熱帯魚も展示されていれば、カナダの海に生息する海藻やイソギンチャク、ヒトデの仲間も展示されていました。薄暗い展示室でボワーッと光るクラゲコーナーも結構気に入りました。
さて肝心のビザですが、夫が2人分のビザの引換券を持って大使館内に入り、受け取りもさほど時間はかかりませんでした。2泊3日ビザ取得の旅、無事終了です。
4月8日の日曜日は、イースターでした。私には全くなじみのない祭日の一つです。Wikipediaによりますと、『基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われる』、『キリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日で、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する。』日だそうです。イースター・サンデーはほとんどのお店が早じまいするか休業するようで、うっかりショッピングセンターに出向いたら、開いている店は1軒もありませんでした。また、イースターをはさんだ金曜日から月曜日まで、4連休になる会社もあるようですよ。
先月末にはイースターにちなんだアパート主催のイベントがありました。こちら会場の準備風景です。入り口にはイースターのシンボル、うさぎと卵。メインイベントは卵探しなので、卵を隠すための大量のわらを芝生の上に敷き詰めていました。子供達には楽しそうな日ですね。
日本ではテレビ無しの生活をしていたのに、アメリカでまず購入した家電製品はテレビ。
唯一の日本語チャンネルで放送されるNHK朝の連続ドラマ、日曜日の大河ドラマなどを楽しみにしていたのに、2月、突然その日本語チャンネルがケーブルTVから消えてしまいました。がーーーん。協議の結果、ケーブルテレビは解約して、郵便配達してもらえるレンタルDVD、Netflixの会員になりました。
今日は夫が夜に出掛けるというので、お友達とDVD上映会♪おしゃべりしながら夕飯を食べ、いただいたプリンに舌鼓をうちながらでろーんと映画を観る。なんと素晴らしい企画でしょうか。こういう遊びに付き合ってくれる友達がいるというのも、本当に有り難いことです!
1ヶ月後に迫った次のマラソン大会。コースの下見をしにサンフランシスコまで行きました。5kmを走り切っただけで十分達成感を味わっているのに、今度は12km。車に乗っていても、え、まだ走るの?と思う距離です。しかも、この坂。いやいや、これは手強そう。パルアルトの真っ平らな道ばかり走っていては太刀打ち出来そうにありません。まだ1ヶ月あるので、完走を目指して走ります。
先月、労働許可証(Employment Authorization Document)を取得しました。J-1ビザでアメリカに滞在している者の配偶者、J-2ビザの所持者は、この労働許可証を取得すると、アメリカ国内で働くことが出来ます。具体的に仕事のあてがあったわけではないのですが、とりあえず取ってみるか、というわけで、U.S. Citizenship and Immigration Servicesのウェブサイトと大学のI-centerのウェブサイトを見て、更にすでに労働許可証を取得したお友達に教えてもらいながら、申請書とともに顔写真、ビザやパスポート、戸籍のコピーなどなどの書類を3月1日に管轄の事務所に送りました。
面白いなーと思ったのは、J-2ビザ所持者の労働は、生活費を補うためであってはならないという点です。つまり、「J-1ビザ所持者の給料が少ないから、J-2ビザ所持者も働く」という状況は、アメリカとしては認められないわけですね。なので、「夫は生活に十分な給与を得ているが、私が(←ココ重要)国立公園(でもどこでも構わない)観光に行きたいので、その費用のために働きたい、云々」という自己申告の手紙を同封します。趣味のことにかかる費用のため、とか子供の教育費のため、というような理由でもいいようです。
1週間くらいで書類を受け取ったとの通知があり、同時に申請料の$180が銀行から引き落とされ、3月31日には労働許可証のカードが届きました。労働許可証が届くまで2-3ヶ月かかるかな?と思っていたので、予想以上にスムーズで驚きました。
さてさて、申請料の$180、果たして取り戻せるか?!
アメリカに来て今日で一年が経ちました。不安と期待と、家財道具の詰まった9つの段ボール箱を抱えてサンフランシスコ空港に降り立ってから、一年が経ったのです。この辺りはアメリカの中でも格別に安全で住みやすいところだとは思いますが、それにしても、異国の地で一年間よくやった。(何を?と言われると、ちと困りますが・・・)日本にいる家族や友人、アメリカで知り合った友人知人に助けられ、励まされ、支えられ、夫と二人やってこられたのだと思います。感謝、感謝、感謝。
日本はゴールデンウィークですね。9連休になる会社もありそうですね。
今日は今年初めてのハイキングに出掛けました。向った先はパロアルトから40kmくらい南下したところにあるBig Basin Redwoods State Park。くねくねとした細い峠道を車で行くので、家から1時間以上かかります。Redwoodはアメリカスギ、またはセコイアと呼ばれる巨木です。その森の中を、土や緑の香りを吸い込みながら3時間ほど歩きました。去年だったら途中から何となく腰や股関節が痛くなったものですが、今日は全く平気。とはいえ、やっぱり狩猟民族にはどんどん抜かれます。小柄なおばさまでも、一歩が大きい!みるみる背中が見えなくなりました。