カリフォルニアの運転免許は渡米後10日以内に 取得 申し込む
渡米前に情報収集していて一番心配になるのが、カリフォルニア州では渡米後10日以内に運転免許を取得しなければならない、という一文。個人のホームページのみならず、外務省のサイトにもそう記載されている。
カリフォルニア州運転免許証取得の必要性
カリフォルニア州法は、「州内に住居を定めた日から10日以内に州政府の発給した運転免許証を取得しなければならない」旨規定しています。この規定は、外国からの転入者に限らず、米国内の他州から転入してきた場合にも適用されるため、カリフォルニア州内に住居を定めることとなった者は、国際運転免許証や他州の運転免許証を所持している場合でも、同州の運転免許証を取り直す必要があります。
しかし体験談を読んでいると10日以内に実技試験を予約できた事例は見つからない(このへんの経過は野口悠紀雄氏の「「超」アメリカ整理日誌」に詳しい)。
というわけで到着早々にDMV(Department of Motor Vehicles)行って運転免許をとりたいと言うと、まず手渡されるのが「California Driver Handbook」。これを読んでみると、
Who Must Have A License: New Residents
When you make your home here or take a job and you want to drive in California, you must apply for a California driver license within 10 days.
「apply for」=「申し込む」と書いてある。10日以内に申請手続きを開始すれば良い訳だ。
このハンドブックは平易な英語で簡潔に書かれていて読みやすい。日本語の過去問で予習して筆記試験をパスしてしまうより、「アナロジーで考えるな」の格言を胸にこのハンドブックを通読した方が、実際に路上で戸惑うことが少ないのでは、と思う。Web/PDFで読めるので、これからカリフォルニアに来られる方は是非。
2006年4月25日にJ1ビザで入国した僕の場合
到着日:空港に迎えにきていただいた方に、日本語の過去問が載っている「SFテレフォンガイド2005」をいただく。
2日目:日本食スーパーNijiyaで「SFテレフォンガイド2006」を入手。2005年版と2006年版を比較すると、誤訳のみならず誤答も散見。
4日目:DMVで免許取得の申し込み。パスポートと日本の運転免許を提示。$26-を支払い視力検査をした後、指紋・サイン・顔写真を登録。その後筆記試験(日本語)。合格しTemporary Licenseを渡される。入り口の受け付けからもう一巡して路上試験を一番早い日で予約。
17日目:路上試験。合格し前回とは違う書式のtemporary Licenseを受け取る。これは運転免許証が郵送されるまでのもの。
SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)の提示を求められることはありませんでした。