7月27日(日)、サンフランシスコで開催されたサンフランシスコマラソンは、フルマラソンの他に前半、もしくは後半半分を走るハーフマラソンも同時に開催されます。2014年のチャレンジとして、ハーフマラソンを走ってきました。
サンフランシスコマラソンは、街中を大きく横断するコースが魅力ですが、ハイライトは、なんといってもサンフランシスコ湾の入り口に堂々とかかるゴールデンゲードブリッジを駆け抜けるところでしょう。これは前半部分に入り、前半を走るか、後半を走るかを決める上で大きなポイントです。しかし、前半のスタート時間は朝5時半、さらに海面から橋の高さまで一気にあがらねばならなりません。早起きは何より苦手、少しでも楽な道を選びたい、というわけで、後半に申し込みました。
後半のハーフマラソンのスタートは、8時〜8時半くらいです。目標完走時間の短い人達から順番に走り始めます。私は、2時間30分が目標の第4集団。足切りは3時間30分ですが、第5集団までしかありませんでした。最初の10kmは霧のかかったゴールデンゲードパーク内を走りました。緩やかな登りが続きますが、薄曇りで涼しく、まずまずの走り出し。公園を出たあとは、まっすぐ東に向かったのですが、この道の暑いことと言ったらありませんでした。公園内を満たしていた冷気はどこへやら、ピッカリ輝く太陽のもと、だらだらごく緩やかな登りと急な下り坂が続きます。この2.5kmが一番辛かったなぁ。北に1kmくらい下った後、再び東に向かいましたが、この辺りは風が少し涼しくなって、ちょっとましでした。最後の2kmはとにかく長い、長い、長い。前には進んでいるなずなのにゴールには近づかない感じです。かくして、2時間31分56秒、無事完走しました。2時間30分を目標にしていたものの、実際には2時間45分くらいかかるのでは、と思っていましたが、ほぼ、目標通りの時間で走ることが出来ました。
途中6-7カ所あった水の補給所では、沢山のボランティアがどんどん水を渡してくれるし、ハーレ乗りのいかついおじさん達は、お揃いのオレンジ色のキャップをかぶって、随所で交通整理をしてくれていました。(愛車が通行止めになった道路の端に並んでいました。)沿道にいる沢山の応援の人達からは、随分と力を貰いました。本当に多くの人達に支えられて成り立っているイベントです。
こんなに走ってもまだ、走るのが好きだ!とはどうも思えないのですが、どういうわけだか、またやってもいいいかな…、という気がうっすらしています。ちょっと気味が悪いです。