先週のお茶の稽古には、浴衣+半幅帯という気軽な格好で出掛けた。
湿度が低く、夏でもさわやかなベイエリアではあるが、暑い日は暑い。加えて、炭で火をおこして釜で湯を沸かすお茶室は室温が上がるし、その釜のそばに座って点前をするとなれば、物理的な暑さに加えて、緊張に伴って自ら発してしまう熱で暑いったらない。
この浴衣は、この春初めて自分で縫ってみたもの。縫ったり解いたり、少々試行錯誤を繰り返したし、ちょっとなぁ、という部分もあるのだが、細かいところに目をつぶれば、袖を通せる形になった。浴衣が地味なので、帯でアクセントをと、半幅帯も自作した。地元の手芸屋さんで、こっちかな、いやいやこれも捨て難い、と迷いながら生地を選ぶのは、とても楽しい時間だった。リバーシブルにしたので、次の機会には、反対側の黄色を試してみよう。