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2009年05月 アーカイブ

2009年05月04日

Artist's Salon at Clayman Institute, Stanford University

Celtic Harpers キャンパス内で催されたケルティック・ハープの小さな演奏会に行って来ました。ケルティック・パープって知らなかったのですが、クラシックの演奏会で使われるはハープより一回り小さく、半音調節するための足下のペダルがないのが特徴だそう。代わりに各弦には半音調節用の小さなレバーがついていて、必要に応じてそのレバーを上げ下げしながら演奏します。演奏してくれたのは、普段スタンフォードの大学病院や近くの病院で演奏活動をしているグループのうちのお二人。集中治療室で、患者さんのベッドの脇で、待合室で、このハープを奏でているとのこと。新生児集中治療室でも演奏し、保育器の中の赤ちゃん達の呼吸や血圧が安定して看護婦さんに感謝されることもしばしばとか。病院で演奏するのは主にはケルト音楽、ついでクラシック、ポップスなど。患者さんからリクエストがあれば、可能な範囲でそれに答えるそう。柔らかいハープの音色は、患者さんや家族の気持ちのそっと寄り添い、不安や痛みを和らげるのでしょう。そばで聞いていると、その音色もさることながら、身体の芯に伝わってくる振動が、何かを語りかけます。どこからともなく降り注ぐハープが、病院で働くスタッフをも癒しているそうです。

2009年05月06日

Baking a Cheesecake

New York Cheesecake友人の焼いたチーズケーキの写真があまりに美味しそうだったので、ねだって焼き方を習いに押し掛けました。クリームチーズ、サワークリーム、玉子、砂糖、レモン汁とひたすら混ぜていくんだけれど、何というか、とにかく丁寧なんです。私だったら、多少のダマダマなんて気にせず進んじゃうんだろうなと思うんだけど、しっかり滑らかになるまで混ぜる混ぜる混ぜる。型に流した後、表面に浮いてしまった小さな泡は楊枝で潰す。こうして一つ一つの過程をしっかりやると、最後に美しい仕上がりになるのね。まだ冷め切っていないうちはふわふわ、しゅわっとした舌触り、しっかり冷やしてから食べるとしっとりした食べ心地でした。もちろんいずれも美味、です。
 ところで。この日、渡米3年目にして初めて、サンフランシスコ湾側のフリーウェイ、101号線に一人で乗りました。以前に一度、間違って乗ってしまったことがあるんだけれど、その時には夫が助手席にいたし。そういえば、初めてフリーウェイを運転したものサンフランシスコまでチーズケーキを買いに行きたい一心だったな。もしかして私って、ものすごくチーズケーキ好きなのか?

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