今日から地元、ヘンリーガン高校で行われている日本語授業のボランティアを始めました。ヘンリーガン高校では外国語の一つとして日本語の授業があります。私がお手伝いするのは、主にはアメリカでいうところの3年生と4年生、16歳前後の子供達25人ほどのクラスです。私以外にも3人のボランティアの方がいらしていました。最初にボランティアが自己紹介をし、その後、子供達が一人ずつ自己紹介をしてくれました。日系、中国系、韓国系の子、白人の子と様々です。白人でも驚くほど流暢に話す子もいますし、日本のアニメが好き、と話す子もいました。自己紹介の後、子供達はビーチボーイズを見るという。その間ボランティアには、宿題として提出された作文にコメントを付ける仕事が与えられました。作文の課題は「××年後の私」というもの。これが結構面白く、多少の差はあるものの、この辺に暮らす子供達の理想の将来像のようなものが見えてきます。一流大学を卒業した後は、コンピューター関係の仕事につき、高収入。サンフランシスコかサンディエゴあたりの大きな家に住んで、犬を飼う。結婚したら、子供は男の子と女の子一人ずつ。仕事では成功して、早めに引退し、その後は田舎に隠居してのんびり暮らしながら、世界旅行を楽しむ。こんな感じでしょうか。この先1年の間に、この子供達一人一人と話が出来るようになったらいいなと思います。