German pride in technology
先日のLufthansaのRecaro seatもその一端ですが、ドイツを訪れて痛感したのは人々の技術への誇りと責任感。
BMW本社のショールームで展示してある車を見ていると、係の人がやってきて、「カリフォルニアからですか。カリフォルニアには制限速度はありますか?ご存知かもしれませんがドイツのアウトバーンには制限速度がありません。我々にはそこで安全に走る車を造る責任があります。」と。
「この建物の前にアウトバーンがありますので、どれでもお好きな車を今すぐお試しいただけますよ?」
なんと、全車種20EURで即試乗可能。時差ボケなので丁重にお断りしましたが、このショールーム、BMW Welt(英語だとWorld)、と併設のBMW Museum、その技術への自負がひしひしと伝わるすばらしい施設でした。
そして学会の帰路、ミュンヘン空港まで約150kmをハイヤーで移動することに。
静かな車内で後部座席の他の参加者と話をしていて、ふと運転席のメーターを見ると、針は220km/h近辺を差している!
運転手は左手をハンドルに添えているだけで、車は圧倒的な安定感で車線をトレースして行きます。
そして寡黙な運転手が嬉しそうに、「これは最新型のAudi A8、ディーゼル・エンジンだよ。」と一言。衝撃的でした。