「好きを貫く」ための「お金・リテラシー」

「好きを貫く」と心に秘めた日本の18歳にまず必要なのは「お金・リテラシー」ではないだろうか。「資本主義・リテラシー」と言ってもいいが、それほど堅苦しいものではない。半日あれば十分だ。梅田さんから連日発せられる一連の「好きを貫け」論に共感するからこそ、この点を強調しておきたい。

そんな「個と組織の関係や距離感」における「個の強さ」を追求するために、何に投資したらいいかを考えたい。「英語」というのは相変わらずあるんだろう。でももう少し未来志向に。

仮に、自分が18歳で「好き」なことがあって(それはITとかウェブとは全く関係ないと仮定する)、それを「核」に、組織に強く依存した生き方をしないで「好き」を貫きたいとする。インターネットはユーザとして好きだ。そんな自分をイメージする。

そのとき「ウェブ・リテラシー」を徹底的に身につけるっていうことは、自分が18歳だったら絶対にしておきたい、という気がするのだ。理系文系を問わず。

My Life Between Silicon Valley and Japan: 「「個」として強く生きること」と「ウェブ・リテラシーを持つこと」の関係

「ウェブ・リテラシー」などの「What」から入るにしても、この「How」だけは先に知っておいて損は無い。なぜなら日本を含め多くの社会はこのルールが基盤レイヤーとして採用されているからだ。資本主義のルールの基本は「資本をつかって財を生み、資本を拡大させることが義務づけられている」ことだ。言い換えれば「資本を提供したら増えて帰ってくる」わけで「資本を借りたら幾ばくかの金利を払わなければならない」わけである。では個人はそのルールの元でどう行動したらいいのだろうか。日本の義務教育はPracticalなことを皆目教えない。

その「お金・リテラシー」を身につけるにはまず木村剛著「投資戦略の発想法」を読めば必要十分だろう。

最新版 投資戦略の発想法

題名は「投資戦略」と仰々しいが、実際は基本的な「お金・リテラシー」について述べられている。

  • まず2年分の生活費を確保せよ
  • 節約は定期預金より効率が良い
  • リボルビング払いの仕組みをしっているか
  • 自分のお金のinとout(=家計簿)を管理できなくてどうして他人(会社、国家)の家計簿を評価できるのか

など、「心掛け次第で明日からでも実行が出来、実行した以上必ず実益がある」ことばかりである。本書を読んだ後、資本主義の「How」に興味がでたら旧版の巻末にあった参考文献(一覧)に進むもよし(「金持ち父さん」はその後でよい)、「What」に邁進するのもよしである。

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April 4, 2007

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