シリコンバレーを意識した人にお勧めの3冊+1

JTPA (Japanese Technology Professionals Association)が第5回シリコンバレーツアーの参加者を募集している。参加者の人生観をも変えてしまうという内容は、

シリコンバレーではたらく猛烈に濃い人たちに会って話を聞いたりディスカッションしたり

CNET Japan ブログ » 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance

今年は「ウルトラ・クイズ」もあるらしい。僕もバイオ系の参加者をサポートする予定。 バイオテクノロジーのセッションも予定されているので、バイオ分野の若者にも是非参加してほしい。

そもそもここには、コンピュータだエレクトロニクスだバイオだ、という境目があまりない。バイオ的に独創的なアイデアがあって、その実現にコンピュータによる解析が必要だったり、工学的なデバイスが必要だったりしたら、メールしてミーティングしてすぐさまコラボレーションが始まる。得意分野(=濃い人)を掛け合わせてゴールへ最短距離を目指すのが共通の価値観だ。これに企業精神が掛け合わさってinnovationが生み出されてゆくのがシリコンバレー。

ところが、僕も去年の今頃そうだったのだが、アメリカそしてシリコンバレーについて知りたいと思ったときに、なかなか良い日本語の書籍がない。何故なのだろうか?

その一因に、アメリカの持つ、外国を訪れたときに感じるヨソモノ感を急速に減少させてしまう特異な環境があると思う。アメリカは昔も今も移民の国。他国で教育を受けたエキスパートを取り込んで発展を続けている。特にシリコンバレーではその環境が抜群に整っている。ヨーロッパやインドを訪れたときに感じ続けるヨソモノ感が無くなってしまうため、客観的な観察が難しくなってしまうのであろう。

ブログが普及して一人称の情報が手に入りやすくなった分、三人称の客観的な視点の書籍の存在意義が増す。そんな3冊を紹介する。

池上 彰著「そうだったのか!アメリカ」

そうだったのか!アメリカ

日本からの視点。アメリカという国を概観するのにちょうどよい。

野口 悠紀雄著「ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル」

ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル

日本に帰る予定のある人の視点。以前のエントリーでも触れたが、「なぜシリコンバレーなのか」がわかる良書。

小林 由美著「超・格差社会アメリカの真実」

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アメリカに腰を据えた人の視点。「超・格差社会」を否定も肯定しない客観的な分析を日本語で読める。

+1はもちろん梅田さん「シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土」 。2年前はこれの旧版「シリコンバレーは私をどう変えたか―起業の聖地での知的格闘記 」しかなかった。

シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 シリコンバレーは私をどう変えたか―起業の聖地での知的格闘記

最後に、アメリカを知るには、ヨーロッパを訪れておくことをお勧めする。

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November 23, 2006

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