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3月最初のお茶のお稽古に持参したのは、道明寺。道明寺粉というものを手に入れて、張り切って作ってみた。作り始めてから、はて、道明寺ってどんな食感のものに仕上がればいいのか知らないぞ、ということに気付いた。東京出身の私にとって、道明寺はなじみが薄い。桜餅といえば、ピンクの薄皮にこしあんが包まれた桜餅だ。とはいえ、あんこを15個も丸めて、道明寺粉に水と砂糖を混ぜてしまったあとだし、手順を信じて続けるしかない。
葉っぱが大きかったのと、さっと食べられるよう少し小さめに作ったのとで、葉と中身のバランスが今ひとつだが、見た目は一応道明寺。桜の葉の香りが道明寺らしさを引き立ててくれている。加えて十分美味しかった。