Boeing 787 completes certification testing program
Boeing 787が型式認証に必要な飛行試験を完了しました。
今までの金属製に変わって、かなりの部分が東レのカーボンファイバー製の787、燃費が大幅に良くなって、中型機のサイズ(767)で大型機(747 or 777)でなければ到達できなかった距離まで(例えば東京〜アメリカ東海岸)到達できるようになります。
最初に運用を開始するANAは、座席配置を公表しています。仕様は2種類あって、
短距離国際線仕様:222席(ビジネスクラス42席、エコノミークラス180席)
ビジネスクラスは座席はANA BUSINESS CRADLE
長距離国際線仕様:158席(ビジネスクラス46席、エコノミークラス112席)
ビジネスクラスの座席はANA BUSINESS STAGGERED
長距離国際線仕様にはファーストクラスが用意されていないことから、ファーストが必要な路線はBoeing 777-300ER、不必要な路線は787との棲み分けになることが予想されます。
来月9月に最初に納品される機体は、当初国内線でスタッフの習熟に使用されるため、短距離国際線仕様からさらにビジネスクラスの座席を減らした、264席(プレミアムクラス12席、一般席252席)とのこと。最初の4機はエンジン出力の低めの短距離専用仕様、しかし本格的な国際線投入は2012年春にアメリカ東海岸と公表されていることから、しばらくは国内線で活躍するのでしょうか。
ちなみに我が家には、既に1機、納品されています。
8月22日追記
ANAのB787国際線への投入予定が発表になりましたね。
2011年10月26・27日 世界初の営業飛行 成田=香港
2011年10月28・29日 成田空港発着遊覧フライト
2011年11月1日 初の国内線定期便 羽田=岡山 (同日羽田=広島線にも就航)
2011年12月 初の国際線定期便 羽田=北京(週1回程度)
2012年1月 初の国際線長距離路線 羽田=フランクフルト(当初週3便、2月より毎日)
2011年度内 国内線定期便 羽田=伊丹・山口宇部・松山