Marin Century (100 mile) 2009
去年、自転車に真面目に取り組むきっかけになったMarin Century。
自転車部の皆さんと今年は100 mileに挑戦してきました。丁度コースは去年の100 kmに60 kmのループを付け足した形状の100 mile。去年打ちのめされたほとんどの坂にリベンジ可能です。
この地域、まさにRolling Hillsという言葉がピッタリの丘陵地帯。標高差がそれほどでない分、傾斜がキツい。まるで斜度10%以上なければ坂ではない、と言わんばかりです。
スタートして最初の上りが、去年、いきなり現実を見せつけられたBig Rock Summit。傾斜がグッとキツくなったところで、フロントを30Tに入れてさあ登るぞ、と思ったらフロント・ディレイラーがインナーに落ちません・・・痛恨の調整ミス・・・しかしこれも自分で組み付けた部品。39Tガシガシ踏みながら構造を考え、ダウンチューブのケーブル・アジャスト・ボルトを緩めてギヤ・チェンジに成功。無事登頂してリベンジその1達成です。
taken by Saganoさん
最初の休憩所を出ると、去年のコースと別れて初めて走る道に。目の前にはMarshall Wallが立ちはだかっているはずですが、濃霧に包まれていて視界悪し。黙々と登るのみ。
taken by Saganoさん
そこから一気に下って海岸線に出たからといって安心したのが間違えで、Hwy 1は急勾配のアップ・ダウンがうねうねと連続。これが冷えた身体にこたえます。Tomalesの集落から再び丘陵地帯に入って、この日一番キツかった斜度14.8%あるのに名も無い峠をクリアして、中間地点の第2休憩所に辿り着きました。
休憩していると一気に晴れてきて、なんだか疲れもとれてきます。丁度吹いてきた追い風に乗って一路東へ。
Chileno Valleyを気持ちよく抜けて100 kmのコースに再合流。Petalumaで休憩した後は一路、第2の要リベンジ地点、Red Hillへ。と意気込んでいたら、蜂に左手人差し指を刺されました。これが痛いし、だんだんと痺れてくる。でも登るしかありません。去年は暑さに苦しめられたRed Hill、今年は強烈な向かい風でしたが淡々とペダルを回して頂上へ。あとはゴールしたら何を食べようか考えながら進むだけ。今年もみんなで無事完走できました。
この1年の変化をまとめると、
- 走行距離5500 km
- 心拍計・GPSを導入してトレーニング
- クランクセットを50/36 -> 50/39/30に換装
- maillot blanc à pois rouges以外のジャージを導入
いずれも有意義だったことが確認できたCentury rideでした。
感覚的には、1年かけて、やっと必要な筋力が付いたという印象。100 mileという距離や10%未満の坂には対応できるようになったし、後日脚や腕が筋肉痛に苛まれることもなくなりました。
一方、Century Rideを走っていると、平地でも上りでも、体感2倍くらいのスピードでガシガシと追い抜いていく人たちがいっぱいいるわけで、そこに到達するにはこの1年と同じことをやっていてもダメそうな気がします。
次の1年はそのあたりを意識して、来年はMount Tam Centuryに挑戦か?!