Top 5 books of the year 2008

1. Weinberg on Writing: The Fieldstone Method

Weinberg on Writing: The Fieldstone Method

今年一番効き目があった本。締め切りの度に執筆の神が降臨するのを待つ状態から脱するために必要なことが書いてある。が、それを著者のように軽やかに行うには、相応の準備・鍛錬が必要。今後のキャリアにきわめて重要と思うので、詳細は後日稿を改めて。


2. 日本の「安心」はなぜ、消えたのか―社会心理学から見た現代日本の問題点

日本の「安心」はなぜ、消えたのか―社会心理学から見た現代日本の問題点

「臨界質量」という概念の導入でいろいろなことが理解できるようになった。アメリカに生活する日本人として、きわめてしっくりくる論旨。そして北海道大学の著者が拠点リーダーとしてグローバルCOEのファンディングを受けていることに、ちょっと安心した。


3. 銃を持つ民主主義―「アメリカという国」のなりたち (小学館文庫)

銃を持つ民主主義―「アメリカという国」のなりたち (小学館文庫)

これを読んでいなければ、アメリカ大統領選挙をリアルタイムで理解することはできなかったであろう。


4. 赤めだか

赤めだか

改めて認識する立川談志という人間の凄さ。


5. ツール・ド・フランス 勝利の礎

ツール・ド・フランス 勝利の礎

自転車レースの底知れない奥深さを知る。


December 31, 2008