心臓との対話、脚との対話

Mt Eden Rd & Stevens Canyon Rd

自転車の走行距離が2000kmを越えました。

この1000kmは心臓と対話した1000kmでした。

8月のMarin Centuryでトレーニングの必要性を痛感したため、心拍計を導入し心拍数をモニターしながらのライドとなりました。心拍数を適正域にコントロールするため、コースは平坦なFoothill expyを中心にその先のCupertino、またはMt. Eden方面へ向かうことが多くなりました。

そしてこれがおもしろい。

Garmin 305には傾斜度計もついているのですが、上り勾配が始まると、少しのlatencyをもって心拍数が上がってくる。この変化があまり急にならないように、また心拍数が上がりすぎないように、ギヤを選んでみたり、呼吸を変えてみたり、登り始めの勢いを調整してみたり、試行錯誤を繰り返しました。

すると次第に心拍数を一定のゾーンに保つ走り方が判ってくるし、そのゾーンから外れたことがすぐ判るようになる。

負荷と心拍数の関係が直感的につかめるようになってきました。

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そうすると今度は、脚の各部位から発信される情報に注意を向ける余裕が出てきました。拇指球がペダルを押す感じ、膝の位置、大腿四頭筋の収縮。

次の1000kmは脚との対話になりそうです。

October 2, 2008