Trackback is dead (HTTP error: 403 Throttled)
「ブログでバイオ リレーエッセイ」に参加したのはいいが、パス(=Trackback)を受け取れていないことが判明。自分のサーバーの中の別のブログからTrackbackを打ってみると、
HTTP error: 403 Throttled
調べてみると、2006年の9月頃に話題になっていた。
Movable Type 3.1 以降では Throttling 機能が実装されていますが、トラックバックに関しては同一 IP のチェックを行わず、また初期値も厳しめの値になっているので、 SPAM が飛び交う昨今では正規のトラックバックも Throttling されてしまうケースが多くなっています。
最近トラックバックがこないなぁ、と思っていたらMovableTypeの設定が間違えていました(というか、デフォルトでそうなっちゃっているみたい)。
hxxk.jpの方に教えていただいてなんとか修正。
ideaxidea:トラックバックが送れない、を修正(MT)
MovableTypeは、ある一定数以上のTrackbackが殺到すると、Trackbackの受付け自体を門前払いする機能がついているらしい。問題はこの「殺到」のレベルの設定。標準では「1日50件以上」というのが一つのラインとのこと。このところ1日50件以上の迷惑Trackbackが殺到しているので(迷惑Trackbackか判断するのはMovableTypeが「受付けて」からPlug-inが作業する)、本当に必要なTrackbackは、ほとんどの場合門前払いとないたことになる。
今までTrackbackを送っていただいた方々、受取れていなくて申し訳ございませんでした。
ちなみに「殺到」を定義する変数は2つあるらしい
- OneHourMaxPings:1時間当たりのTrackback数(初期値=10)
- OneDayMaxPings:1日(正確にはThrottleSecondsという変数で定義される)当りのTrackback数(初期値=50)
これらの変数の値は「mt-config.cgi」ファイルに新たに書き込むことで変更可能。
さらに、「MT::App::Trackback.pm」のソースを改変することでより厳密に「殺到」をモニターできるようになるらしい。
TrackBackを受け付けてくれない問題、どうも「403 Throttled」が出る確率が圧倒的に高いようなのでちょっとMT::Trackback.pm、MT::App::Trackback.pmあたりを確認。 どうも、MT::App::Trackback.pm内の、同一IPからの頻繁なTrackBackをはじくはずのルーチンで、検索条件にIPアドレスが入っていないバグのために、SPAMを含めた全てのTrackBackの頻度で弾かれてしまっているっぽい。
どこのBlogでも同じだと思うけど今TrackBackスパムの来襲は雨霰のごとく、なので、TrackBackスパムの投稿が頻度フィルタを通り抜けると、その後しばらく一切のTBが受け付けられなくなってしまい、時間が過ぎたと思えば最初にフィルタを通過するのはスパムなので、結局一切まともなTBが受け付けられない、という状況になっていたわけです。
とりあえず上記を参照して設定を修正してTrackbackの受付は再開された。しかし、世にこれだけ広まったMovableTypeのユーザーで、これらの修正を加えられる人の割合はどれくらいなのだろうか?ほとんどのMovableTypeを利用したブログでは、四六時中降り注ぐ迷惑Trackbackによってこの門前払い機能がOnになっていて、Trackbackによる通知は、かなりの確立で成立していないのではないだろうか?少なくとも、届くか届かないかわからないと不安になった時点で、コミュニケーションの手段としては終わっている。
ウェブ上で意見を交換してゆくという作業はこれからも益々盛んになるだろう。何かよりよい「パスを廻す方法」は無いのだろうか?
Web 2.0的な発想からより自然だと思えるのは、URL間のlinkageを提供する外部サービスを実現して、ブログからは適当なAPIを用いてそのlinkage情報を利用するようにする、というモデルである。
Ogawa::Memoranda:「TrackBackはもうなかったことにしてはどうか?」とは?