These is no business to be done on a dead planet.

パタゴニアという会社のズボンを、10年前から毎週2回以上穿きつづけているが、全くへたったところがない。

シンプルなものを作るためには、実はより複雑な技術や工程を要します。しかし、その結果として生まれた製品はより丈夫で、軽く、多用途に使え、そして環境への影響も少ないのです。

機能性重視のデザインへの忠誠 - パタゴニア ホームページ

まさに、パタゴニアの目指す所を体現するズボンなのである。だから、先日の週刊東洋経済に掲載された、パタゴニア創業者ヴォン・シュイナードへのインタビューを読んでスッキリした。このところ、パタゴニアがLOHASを代表する企業としてマスコミからリストアップされることになんとなく違和感を覚えていたからだ。

パタゴニアはLOHASと関係ない。多くの人たちがLOHASに乗ろうとしているが、その一部は必ずしも真剣ではないと思う。LOHASは単なるマーケティング用語だ。

— パタゴニア創業者ヴォン・シュイナード
- 「新しい消費者はここにいる/勃興!LOHASビジネス 」
- 週刊東洋経済05年10月1日号

その製品や、1% for the planetなど、ただ行動のみをつづけて欲しい。そして僕はこの先も同じズボンを穿きつづけるのみである。

参考:正しいLOHAS 怪しいLOHAS - 逆説的経済ウォッチ

October 6, 2005