神楽坂わらだな寄席 立川志ら乃 独演会
- 「たぬき」
- 「親子酒」
<お仲入り>
- 「火焔太鼓」
いずれも古典中の古典。笑いに笑って、あっという間の三席。その随所に想定外のくすぐりが練り込まれているが、話の流れを原典から崩すことは無く、まっつぐ進む。相当緻密な仕込みがなされているんだろうなと、想像しました。もしくは、反射神経になるまで稽古されているのか。
志ら乃さんは「火焔太鼓」でNHK新人演芸大賞本選に進出とのこと。おめでとうございます。このまま古典一直線で突き進んでください。
今日の発見は、前座話「たぬき」の奥が深いということ。この独演会、シリーズ化されるそうなので、次回は是非らく太さんの一席も聞いてみたいです。
今日の不思議は、どこで着替えていたのだろう、という点。会場は、道路に待機した噺家が、玄関から高座に上がる構造の小さな居酒屋なのに・・・。