お金と株式会社

資本主義というシステムを採用している日本では、お金と株式会社という存在は表裏一体の関係にある。

当たり前のことのように思えるが、小・中・高校で、その仕組みについて具体的に教育を受けただろうか?

私が学生だった頃は、定義上の株式会社と実在の株式会社との隔たりがあまりに大きく、先生も机上の空論に終始しなければならなかったのかもしれない。学生もその辺を敏感に感じ取った結果、お金や株式会社の話に胡散臭いイメージを持った、というのは考え過ぎだろうか。

しかし、実際の世界は「お金と株式会社」が廻り廻ることによって動いている。私は「資本市場の本来のあり方を日本にも広めていきたい。」と言うこの会社を知ってから、お金と株式会社の仕組みを客観的に捉えよう、と考えるようになった。

そこで最近は、理にかなっていると思える勉強会に参加するようにしている。昨日はバリュー投資という手法を実践されているこの方の勉強会に参加した。会社の価値を客観的に把握していく手法はとても納得のいくものであった。

そこで生じた最大の疑問は、上場企業の代表取締役の何%が、会社の価値がこのように冷静に評価されていることを念頭に経営を行っているのだろうか?というものである。経営のプロという概念が正しく確立されたとき、社会科の先生も「お金と株式会社」の仕組みについて、 実在感をもって教えることができるようになるのかもしれない。

March 22, 2005