2008年大統領選挙と科学者:外からの視線
医学・生物系科学者はなぜ大統領選挙に大きな関心を寄せるのでしょうか。まずは外からの視線。国家を取り巻く問題点を浮き彫りにし、関心を喚起して議論を深める、そういう仕組みがビルトインされているのが4年に一度の大統領選挙です。当然、科学が関連する問題点にも外からの視線が集まり、科学者がどんな発信をするのかが問われます。
この時期、社会が大学に求める機能に応えるかのように、スタンフォード大学でも、よりgeneralなtopicのセミナーが増えています。
例えば地球温暖化の問題。
IPCC, Kyoto and Next Steps to Meet the Challenge of Climate Change
Wednesday, January 23, 2008. 7:30 PM. at Cubberley Auditorium
例えば進化論の問題。
God and the Genome: a talk and Q&A with geneticist Francis Collins
Tuesday, February 5th, 2008. 7:30 PM. at Stanford Memorial Auditorium
The Language of God: A Scientist Presents Evidence for Belief
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Francis S. Collins
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4年に一度、自分の知識をアップデートして考えを深める(=「視野を広げる」)、いい機会なのかもしれません。
次回は内からの視線について考えてみたいと思います。