GR Digitalの画像設定パラメータによる変化
GD Digitalでは「画像設定」メニューから「コントラスト」「シャープネス」「色の濃さ」の3つのパラメータを調整することが可能です。各5段階なので全部で125通り。しかし各パラメータの変更がもたらす効果については説明書にも明記されておらず、ましてや組み合わせた場合の結果を事前に想像するのは容易ではありません。そこで実験をしてみました。
まずは単独のパラメータを変更して、輝度の分布の変化を見てみます。
コントラスト
シャープネス
色の濃さ
+1, -1については省略しました。絞り・シャッタースピードは固定、手持ちなのでフレーミングが微妙にずれているのはご容赦ください。
各ピークの動き具合を追うと、各パラメータとも1次関数的な変換ではなく、そうとう複雑な変換を行っていることが想像されます。その複雑な変換式こそが各メーカーの腕の見せ所ではありますが、こうなると2つ以上のパラメータを同時に変更した結果を予想するのは困難です。
こうなると順列組み合わせで見てみるしかありません。
遠景についても見てみましょう
どうやら、2つ以上のパラメータを+2または-2まで変更すると、(抽象的な表現ですが)無理がでてくるようです。
すべて標準の設定だと、時々うっすらと白っぽい出来上がりになってしまうことがあるので、今後はしばらくコントラスト 0、シャープネス+1、色の濃さ+1を試した見たいとおもいます。